キャップジェミニ、Esaote社のデジタルトランスフォーメーションをサポート ― SAP(R)ソリューションを活用してプロセスをスマートファクトリーモデルにトランスフォーム

キャップジェミ二

From: PR TIMES

2018-04-11 10:01

「インダストリー4.0(*1)」のフレームワークに従ってEsaote社の技術インフラストラクチャを再定義して、統合的かつ拡張可能な方法で生産の最適化と管理を実現



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【2018年3月12日:ミラノ、パリ発】 キャップジェミニ・イタリアは、SAP(R)ソリューションに基いて、世界有数の医療診断システムメーカーであるEsaote社の生産プロセスの効率化とTime-to-Marketの短縮、コスト削減を目的としたラピッドなデジタルトランスフォーメーションをサポートしてきました。Esaote社のさまざまな部署がこの新しい「Smart Factory」モデルの恩恵を受けました。

Esaote社は、総従業員数1,200名以上、イタリアとオランダに生産部門と研究部門を展開し、世界の画像診断企業トップ10のひとつとして認められています。同社は、研究・開発に意欲的に取り組み、30年以上にわたってバイオメディカルシステムのイノベーションの最前線で活躍してきました。同社は、コストを削減するために、サイクルのスリム化を通じて工場の生産プロセスをハーモナイズさせて、生産効率の向上と最適化を実現する必要がありました。また、生産での欠陥を減らしてスクラップやリワークにかかるコストを削減し、プラント保守戦略を修正してコンポーネント全体のトレーサビリティの向上を目指していました。

技術アーキテクチャのトランスフォーメーションの実現
これらの課題に対処するために、キャップジェミニはセクターのベストプラクティスに従って設計された「LifeSciencesPath(*2)」垂直アプローチをベースとしたSAPソリューションを通じて、Esaote社の技術アーキテクチャのハーモナイゼーションとシンプル化を目指したトランスフォーメーションを考案、10カ月以内に完全実装を達成しました。

Esaote社CIO、Mauro Roncari氏のコメント:我々は、ビジネスプロセスをデジタル化し、それを管理するユニークで包括的な方法を導入して効率化を図りたいと考えていました。キャップジェミニはSAPソリューションを通して、当社の技術インフラ、生産インフラのSmart Factoryモデルへの迅速なトランスフォーメーションを支援してくれました。すべてのユーザーにサービスの継続性を保証する、常に制御されたパフォーマンスの高い豊かなITアーキテクチャーを使用することで、仕掛け品やスクラップのコストを削減しながら、プローブの生産をタイムリーな方法でより適切に計画し監視することができるようになりました。ITアーキテクチャの近代化は当社を支える柱のひとつです。そのプロセスにおけるこの重要なステップは、当社のビジネスをグローバルに管理するための信頼できる確固たる基盤を与えてくれました。
LifeScienecePathについては、 (リンク ») をご参照ください。

リアルタイム接続による生産性の向上
マシンとのリアルタイム統合、高速なデータ処理そして品質管理フレームワークによって、診断画像をキャプチャして対象スキャンデータと比較して、プローブの正しいセットアップを検証できるようになりました。オペレータと機械との間の物理的な相互作用の必要性を排除したリアルタイム接続により、オペレータはデータの収集と分析、測定の記録に集中することができます。これらはすべてノンコンプライアンス問題の自動管理によりサポートされています。
パフォーマンスは現在KPIとアナリティクスを以ってリアルタイムに監視されています。このソリューションは、生産管理による機械、ワークステーション、スキル、オペレーションのラインと実施する必要のあるシーケンスをマッピングするプロセスを定義付けするため、非常に拡張性があります。

キャップジェミニ・イタリアのHead of Manufacturing & Life Science、Gerardo Cicconeのコメント:私たちはデジタルマニュファクチャリングの専門知識とSAPソリューションをひとつにまとめて、Esaote社が目指すグローバルな「インダストリー4.0」プラットフォームを使用した技術インフラのトランスフォーメーションの実現を支援しました。このデジタルトランスフォーメーションは、サプライヤー、顧客、アフターサービスの包括的なネットワーク内で完全に統合されたスケーラブルな生産プロセスを最適化・管理します。私たちはEsaoteチームと非常に協力的かつ緊密に連動して、システムによってベストなプロセスソリューションを特定しました。

キャップジェミニは、Fast Digital 4 Discrete Industries(FD4DI)のオファリングを活用して、Esaote社のインフラとSAPソリューションを統合しました。FD4DIは、キャップジェミニとSAPによる共同イニシアチブで、インダストリー4.0、インダストリアルIoT、クラウド、ビックデータ、スマートオートメーション主導のイノベーティブなコンセプトを導入したいディスクリート型製造業のお客様が、自社のデジタルトランスフォーメーションを管理できるよう支援いたします。FD4DIは、卓越したアジャイルなプロセスを実現するためのデジタルエクスペリエンスを中心に据え、セールスから運用までエンド・ツー・エンドのプロセスをカバーするデジタルトランスフォーメーションフレームワークを提供します。
Fast Digital 4 Discrete Industries については、 (リンク ») をご参照ください。

その他のリソース:
•ケ-ススタディとビデオ( (リンク ») )をクリックして、ストーリーの詳細を是非ご覧ください。
•高画質の図解をご希望の場合は、ご連絡ください。



インダストリー4.0は、製造技術におけるオートメーションとデータエクスチェンジの現在のトレンドの名前で、サイバーフィジカルシステム、モノのインターネット、クラウドコンピューティング、コグニティブコンピューティングを含みます。インダストリー4.0は、「スマートファクトリー」と呼ばれるものを作り出します。
キャップジェミニのLife Sciences Pathソリューションは、業界をリードするプラクティスに関するキャップジェミニの知識や加速された実行メソドロジーとプラクティスを含む、キャップジェミニの成功実績をベースにした、事前定義済みのSAP認定のコンフィギュレーションです。


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キャップジェミニについて
キャップジェミニは、コンサルティング、テクノロジーサービス、デジタルトランスフォーメーションのグローバルリーダーとして、イノベーションの最前線に立ち、進化を続けるクラウド、デジタル及び各種プラットフォーム分野で、顧客のあらゆるビジネス機会に対応致します。キャップジェミニは、50年にわたり蓄積してきた優れた実績と業界固有の専門知識を基に、戦略から運用まで、弊社の一連のサービスを通じて、顧客企業が目指すビジネスビジョンの実現をご支援致します。キャップジェミニの信念は、「テクノロジーに関わるビジネス価値は人を通じて具現化される」ことであり、この信念こそが弊社の原動力となっています。キャップジェミニは、世界40ケ国以上、20万人のチームメンバーで構成される多文化企業です。キャップジェミニ・グループ全体の2017年度売上は、128億ユーロです。

キャップジェミニ株式会社については、以下をご覧ください。
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