造血幹細胞移植(骨髄移植)総合支援プロジェクト 「START TO BE」ウェブサイト公開

認定NPO法人 キャンサーネットジャパン 2018年07月02日

From PR TIMES

神奈川県×NPO法人キャンサーネットジャパン協働事業

造血幹細胞移植医療は、社会の理解や協力、健康なドナーからの造血幹細胞の提供があって初めて成立するとても特殊な医療です。血液がんの中にはお薬だけで治るものや、さい帯血(お母さんと赤ちゃんをつなぐへその緒や胎盤に含まれる血液)で治療できるものもあります。しかし、健康な骨髄バンクドナーさんからの提供でしか、命をつなぐことのできない患者さんはまだ沢山いらっしゃいます。造血幹細胞移植に対する社会の理解を深め、総合的にサポートするために、新しくウェブサイトを立ち上げました。



認定NPO法人キャンサーネットジャパン(理事長:岩瀬 哲 埼玉医科大学病院 緩和医療科 教授)は、造血幹細胞移植について社会の理解が深まること、それにより患者や家族が安心して治療を受けられること、また、ドナーが十分に理解したうえで周囲の理解を得て速やかに骨髄提供にいたることができるように、かながわボランタリー活動推進基金21[i]の支援を受け、神奈川県(担当部署:がん・疾病対策課)との協働事業として、「造血幹細胞移植の総合支援プロジェクトStart to Be(スタート トゥ ビー)」を2018年4月より開始しております。

Start to Beウェブサイト  (リンク »)
[画像: (リンク ») ]


白血病に代表される血液がん患者の根治的治療法として、同種造血幹細胞移植(骨髄移植・末梢血幹細胞移植・さい帯血移植)は確立され、実際に血液がんが治癒して社会復帰する患者も増えてきています。最近では年間に3,500人を超える患者が同種造血幹細胞移植を受けており、そのうちの約3割は骨髄バンクドナーから提供された造血幹細胞による移植です。

神奈川県の骨髄バンクドナー登録者は徐々に増えてきているものの、現状、人口千人当たりの登録者数は、全国平均より大幅に下回っており、特に若年層の登録者を増やすことが課題となっています。しかし、ドナー登録者が増えても実際の提供に至るには社会的支援が必要不可欠で、移植を待つ患者と条件がマッチしてコーディネートを開始しても実際に提供に至る率は約5%と非常に低いデータが出ています。その理由は健康以外の問題が65%にのぼり、その主な理由は職場の理解が得られず仕事を休めないなどの「都合がつかない」というものです。

このような状況を改善していくために、特に若年層をターゲットにスマートフォンを中心とした参加型プラットホームを構築し広げていくことが有効ではないかとの考えから、ウェブサイト「START TO BE」を展開することにいたしました。

ウェブサイトで発信するコンテンツは、造血幹細胞移植が治療選択肢にあがる患者・家族、ドナー(登録に興味を持っている一般者・登録者)、サポーター(広く移植治療を支援するボランティア等)を対象に、造血幹細胞移植コーディネーター(HCTC)・骨髄バンクのコーディネーター・患者・ドナー・医療従事者などさまざまな視点から記事やインタビュー動画などで構成されています。また、ウェブサイトの記事を含む全ての内容は神奈川県立がんセンター血液内科部長の金森平和先生によって総監修されています。

是非、多くの皆様へ活用いただけるサイトとして周知へのご協力と、サイト登録の呼びかけへのご協力とご支援を賜れますよう、よろしくお願い申し上げます。

[i] かながわボランタリー活動推進基金21は、ボランタリー団体等と神奈川県とが協力し、協働して事業を進めていくことや、その活動を促進するための支援を目的としています

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)

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