株式会社BiPSEE(東京都渋谷区、代表取締役 松村雅代)は、2018年7月19日より「BiPSEE歯科VRシリーズ」の提供を開始します。提供中の「BiPSEE歯科VR」に新たなVRサービスを加え、こどもの歯科受診の「4つのハードル」をトータルに支えるサービスです。
BiPSEE URL: (リンク ») ]
■ こどもの歯科受診「4つのハードル」
こどもの歯科受診には、(1)来院すること、(2)待合室で待つこと、(3)治療室に入ること、(4)処置・治療を受けること、という「4つのハードル」があります。それぞれのハードルをこどもが無理なく乗り越えることができるよう、3種類のVRサービスを新たに開発しました。
[画像2: (リンク ») ]
■ BiPSEE歯医者さん体験VR(新サービス)
[動画1: (リンク ») ]
協力: KENオーラルケアクリニック 院長 齋藤 健介 先生
VRの「他者視点を体験する」という特性を利用したサービスです。こどもが歯医者さんになり、歯みがきの難しさと大切さを大人の患者に伝える、という内容です。歯医者さんという役割を担うことで、こどもが自分自身の歯みがきや歯のケアの重要性に気づくきっかけを作ります。歯科医院はもちろん、保育園や幼稚園など、歯科医院以外でも活用できます。
■ BiPSEEこんにちは!歯医者さんVR(新サービス)
[動画2: (リンク ») ]
協力: 医療法人社団栄昂会 細田歯科医院 院長 中原 維浩 先生
VRの持つ「未知を既知に変える」力を活用したサービスです。来院前に歯医者さんや歯科医院の様子をVRで体験することで、”優しそうな先生” ”楽しそうな場所だな”と親しみを感じることで、こどもの来院を後押しします。歯科医院はもちろん、保育園や幼稚園など、歯科医院以外でも活用できます。
■ BiPSEEミニVRゲーム(新サービス)
[動画3: (リンク ») ]
VRの「没入感」を活かした、待合室で利用するサービスです。待合室は治療の音などが聞こえるため、不安や恐怖感が大きくなりやすい場所でもあります。周囲の状況から離れ、こどもはVRの面白さに夢中。”次のお部屋で、別のVRもしようね!”との呼びかけで、「治療室へ入る」というハードルもぐっと下げることができます。
■ BiPSEE歯科VR
[画像3: (リンク ») ]
処置・治療中に利用するサービスです。VRの「Distraction」効果で、不安と痛みを和らげます。また「姿勢誘導技術(特許出願中)」により、治療に最適な姿勢を保つことができます。既に70人以上のこどもが体験しています。
■ 開発の背景
2018年5月に募集した「BiPSEE歯科VR」の「BiPSEEパートナー歯科医院」との連携から、新サービスの開発は始まりました。”最初の歯医者さんとの出会いが治療になってしまうと、歯医者さんは怖くて痛い場所になってしまう” ”初めての歯医者さん体験は、歯科健診など予防が理想”といった声を受け、改めて「こどものPain」「保護者のPain」を見つめ直しました。
「こどものPain」
何をされるの?
治療やクリーニングは、なぜ必要なの?
周りは機械がいっぱいでマスクしている人ばかり!怖い!
どうしたら上手に治療を済ませることができるの?
「保護者のPain」
こどもが泣いてしまうのは辛い。怖くて痛い思いはさせたくない。
むし歯にならない、有効な方法を実践したい
時間を工面して来院したのだから、こどもの治療・処置は予定どおり行ってほしい(別日に改めて来院、というのは困る)。
全てのPainを解決するためには、来院前から処置・治療後までの流れをトータルにサポートする必要があると強く感じ、「BiPSEE歯科VRシリーズ」の開発を開始いたしました。
■ 今後の方向性
「BiPSEE歯科VRシリーズ」は、「BiPSEE歯科VR」ご利用歯科医院への導入を中心に進めていきます。同時に、不安や怖れの軽減が求められる全ての領域への応用も進めていきます。
■ BiPSEEとは?
BiPSEEは、「VRでひと本来が持っている『力』を引き出し、高める」ことを実現する医療VR企業です。心身医学を基盤に、まず歯科分野から「こころの領域」へのアプローチを始めています。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。