ケイスリー、英国アリス社と業務提携、スマート・インパクト・ボンド開発等を推進

ケイスリー株式会社

From: PR TIMES

2018-10-22 16:40

ブロックチェーン技術の活用で社会的インパクトの可視化とソーシャル・ファイナンスの高度化を目指す

 ケイスリー株式会社(本社:東京都渋谷区/代表取締役:幸地 正樹/以下、ケイスリー)は、ブロックチェーン技術を用いたソーシャル・ファイナンス (※1)・プラットフォームを運営しているAlice SI Ltd.(本社:英国ロンドン/代表者:Raphael Mazet/以下、アリス)と本日、業務提携契約を締結しました。
 本提携により、ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)(※2) にスマート・コントラクトやIoTなど先端技術を組み合わせた「スマート・インパクト・ボンド」等の開発を推進し、案件組成・運営やデータ収集・活用に係る「取引コストの高さ」というソーシャル・ファイナンスにおけるグローバル共通の重要課題に取り組みます。従来のSIBに比べスマート・インパクト・ボンドではデータ収集・活用が容易で安価になるため、取引コストの圧縮に加え、事業のサービス設計や運営における自由度の向上、サービス利用者の声を事業へ反映などの改善が期待できます。



[画像: (リンク ») ]


●ケイスリーとアリスの提携について
 ケイスリーは、「社会的価値を可視化し、先駆者を加速させる」を掲げ、社会的インパクト評価の実践や先進的な官民連携手法であるSIBの日本初導入を推進するなど、新たな価値の創出に取り組んでおります。これまで蓄積された豊富な知見を基盤とし、ブロックチェーン、AI、IoT及びAR等先端技術のグローバルでの連携・展開を進めています。

 アリスは、現状のソーシャル・ファイナンスが抱える「高い探索コストと取引コスト」という課題の解決を目指して、事業関係者に積極的な情報開示を促す仕組みや、第三者によるデータや事業評価を制度化したプラットフォームを構築しております。同社は寄付者が寄付先の資金使途や成果を追跡できるプラットフォームを英国で既に公開しており、その革新性と社会性が評価され、Google社のアクセラレータ事業「Campus London」に選出されています。

 2018年度は、ケイスリーが推進する防災、フードトレーサビリティ、森林保全等複数案件でスマート・インパクト・ボンド等を試験的に導入し、2019年度よりプラットフォーム(β版)の公開を目指します。

 社会的価値の可視化や官民連携に強みを持つケイスリーが、ブロックチェーンの知見を有するアリスと協働することで、スマート・インパクト・ボンドや成果連動型寄付・融資・投資等のプラットフォームを構築し、より一層、ソーシャル・ファイナンスの高度化と社会的価値の創出・拡大を目指します。


※1 ソーシャル・ファイナンスとは、社会的事業による社会的インパクト(事業の結果として生じた社会的・環境的なアウトカム)の創出・拡大を目指す助成、融資、投資等を含む資金調達手法です。
※2 ソーシャル・インパクト・ボンド(SIB)とは、2010年にイギリスで始まった官民連携手法の一つで、行政と事業者の成果連動型支払契約と民間からの資金調達を組み合わせた社会問題の解決を目指す成果志向の取組です。(参考:ソーシャル・インパクト・ボンド総合サイト: (リンク ») )

●会社紹介
ケイスリー株式会社
[会社名] ケイスリー株式会社
[代表者] 代表取締役 幸地 正樹
[所在地] 東京都渋谷区渋谷3丁目26番16号 第五叶ビル 5F
[設立] 2016年3月
[URL] (リンク »)
[事業概要] 先端技術を取り入れた社会的インパクト評価や成果連動型官民連携など、政策ツールの研究開発・導入支援

Alice SI Ltd.
[会社名] Alice SI Ltd.
[代表者] Raphaël Mazet
[所在地] 4-5 Bonhill St, Shoreditch, London EC2A 4BX, United Kingdom
[設立] 2016年4月
[URL] (リンク »)
[事業概要] ブロックチェーンを用いた分散型ネットワークによる環境及び社会的事業支援

●本件に関するお問い合わせ先
ケイスリー株式会社
担当:幸地
メールアドレス:contact@k-three.org

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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