ネットアップ合同会社(本社:東京都中央区、代表執行役員社長:岩上 純一、以下「ネットアップ」)と株式会社スタイルズ(本社:東京都千代田区、代表取締役:梶原稔尚、以下「スタイルズ」)は、開発高速化やAIを実行するシステム環境で活用されるIT技術「コンテナ」において、複雑な運用を解決すべく両社にて環境を共同で構築し、ホワイトペーパーを本日公開しました。
従来は、複雑かつ熟練した技術が必要だったコンテナ操作を、本検証環境においてはWEB画面からの操作も可能にし、そこから生成されるデータを永続化するための環境を構築し検証しました。その結果、コンテナ運営に伴う大きな課題であった「難解な運用」および「コンテナ環境のデータの永続化」*を解決するための手法を提示しています。
▼ホワイトペーパー『RancherとTridentによる本番運用を実現する Kubernetes環境の実証』ダウンロードURL
・「ストレージチャンネル」 (リンク »)
・「スタイルズ公式サイト」 (リンク »)
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* CNCFが調査した結果上位に位置づけられる「難解な運用」「コンテナ環境のデータ永続化の課題」
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◆ホワイトペーパーの公開の意義
ネットアップはコンテナのデプロイ、スケール、管理を自動化する「Kubernetes」に、複数のストレージバックエンドを抽象化し、コンテナへストレージリソースをオンデマンドに提供する機構として「Trident」を提供しています。開発元であるネットアップが、プラグインの使い勝手と利用方法を詳細に解説することにより、Kubernetesでのストレージの利用を促進し、コンテナ運用の課題「コンテナ環境のデータの永続化」を解決するシステム環境の構築検証を実現しました。
また、スタイルズは「Rancher」の日本パートナー第一号です。スタイルズが、コンテナ運用を容易にするRancherのインストールを行い、ネットアップが構築した柔軟なストレージ活用環境を利用するための設定・動作テストシナリオを作成することで、コンテナ運用の課題「難解な運用」を解決するための環境を構築することを可能としました。
◆コンテナ技術がもたらす利点
コンテナ技術とは、OS(Operating System)上の他のプログラムの動作からは隔離された環境内にアプリケーション実行環境を構築し、より少ないコンピュータの計算リソースで動作環境を実現する技術です。現在までアプリケーション構築をするうえで採用されることが多かった仮想マシンの技術と比べると、コンテナ技術は、初期設定をしておくことで専門知識がなくともアプリケーションの構築を可能にします。コンテナ技術を使うことは、一度構築したアプリケーションを他の環境で再現することが容易になり、開発スピードを劇的に加速させることに貢献します。
◆ネットアップ合同会社について
世界中の組織が、データを管理、保存するソリューションとして、ネットアップのソフトウェア、システム、サービスに信頼を寄せています。顧客は自社の現在、そして将来の成功のために、ネットアップのチームワーク、専門性、情熱を評価しています。ネットアップ合同会社は、米NetApp, Inc.の日本法人です。製品、ソリューション、サービスの詳細に関しては、www.netapp.com/jp をご覧ください。
◆株式会社スタイルズについて
スタイルズは、企業が円滑な事業を行うのに必要なITソリューションを提供しているシステムインテグレーターです。クラウドベンダーをはじめ各種パートナーとして総合的なITサービスを展開しています。近年、サポート終了ソフトウェアや費用対効果が悪いWEBシステムを、最適な環境下へ移植を行う「移行サービス」に注力し、企業のシステムの導入~維持にかかる総費用の削減やデジタル化推進に力をいれています。詳細は (リンク ») をご覧ください。
*本リリースはネットアップ合同会社および株式会社スタイルズの共同リリースです。両社から重複して配信される場合がありますが、あらかじめご了承ください。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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