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■「バリアフリーガイド」制作の背景
障がいのある方が外出する際は「情報のバリア」が生じます。肢体不自由の方の場合は施設のバリアフリーの状態や多目的トイレの有無について、発達障がいのある方や精神障がいのある方の場合は施設の環境(音の大小、明るさ、人の多さなど)の情報を必要としています。そこでアドベンチャーワールドでは、「バリアフリーガイド」を制作し、WEBサイトやマップに掲載することで、ゲストが安心して来園を決めることができ、当日も必要なバリアフリー設備をスムーズに見つけられるようにしました。
■「バリアフリーガイド」の特徴
1.制作にあたり、車いすユーザーが調査を行いました。
ミライロに所属する、車いすユーザーが施設内の調査を行い、当事者の目線で課題を抽出しました。その後、アドベンチャーワールドのスタッフとともに、情報の反映手段を検討しました。
2.安心して園内を楽しむための詳細情報を記載しました
・移動時間を記載し、園内の回遊をスムーズに!
車いすやベビーカーユーザーが園内を移動する際にかかるであろう予測時間を掲載しています。園内を回る順番を検討しやすくなりました。
・利用できる設備/お店を事前にチェック!
レストラン情報として、テーブル・椅子の高さ・ベビーチェアの有無を記載しました。また、多目的トイレ情報として、レイアウトや寸法を掲載しました。
・どんな演出があるのかをわかりやすく解説!
アトラクションやライブの情報として、会場の明るさや音響などの演出に関する情報を記載しています。発達障がいのある方や精神障がいのある方など、演出に不安がある方が事前に判断しやすくなりました。
■制作者:ミライロ デザイナー 藤田隆永氏のコメント
「私は車いすユーザーですが、車いすといっても種類はたくさんありますし、障がいの程度や求めているサービスは人によって異なります。制作したバリアフリーガイドには「車いす対応の観覧席があります」と記載するだけでなく、席の広さや、周辺の写真、席からの眺望の写真など、詳細を記載しています。レストランやお手洗いについても、必要な情報を網羅的に掲載することで、来場者が自分にあった設備の有無を判断しやすくなることを目指しました。バリアフリーガイドによって、アドベンチャーワールドの来園に不安がある方やためらっていた方が、安心して訪れることができるようになってほしいと願います。」
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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