コージェントラボ、国内外企業からの戦略的投資を中心とするシリーズBラウンドを実施

株式会社 Cogent Labs

From: PR TIMES

2019-01-30 11:40

著名海外個人投資家を含む日本有数の大手企業から、コージェントラボの既存事業の開拓と既存コアエンジンを用いた新規サービスの開発に向けて戦略的資金調達を実施

株式会社Cogent Labs(所在地:東京都渋谷区/代表取締役:飯沼 純、エリック ホワイトウェイ 以下、コージェントラボ)は、シリーズAの投資家でもあるSBIインベストメント社による追加投資も含めた国内外の引受先より資金調達を実施いたしました。



今回の資金調達によりコージェントラボは、自社サービスである「Tegaki」、「Kaidoku」、「TSF」のサービス拡充および、先端的AIを活用したサービスの実用化を進めます。本ラウンドにおける第三者割当増資の主な引受先は次の通りです。

引受先
● SBIインベストメント株式会社 (本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:川島 克哉)
● 京都電子計算株式会社 (本社:京都市中京区、代表取締役社長:山本忠道)
● TIS株式会社 (本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野徹)
● 野村ホールディングス株式会社※1 (本社:東京都中央区、代表取締役社長グループCEO:永井浩二)
● 株式会社みずほ銀行 (本社:東京都千代田区、取締役頭取:藤原弘治)
● 三井住友信託銀行株式会社 (本社:東京都千代田区、取締役社長:橋本勝)
● 著名個人投資家
など
*五十音順
※1 野村ホールディングス株式会社のコーポレート・ベンチャーキャピタルファンド 経由


資金調達の目的
コージェントラボは、AIを活用したデジタルトランスフォーメーションを目指すAIベンチャーとして、2015年より、AIに関する独自の研究開発を進めました。最先端でありながら、実用的なサービスを提供することに重点をおき、サービスを通じて事業の効率化や、売上の向上を国内有数の大手企業を含むお客様に実現してきました。

今回調達する新たな資金は、「Tegaki」の機能や提供方法の拡充や、「Kaidoku」サービスの強化、「TSF」の新規応用事例の創出といった、既存サービスの拡充と、コージェントラボが重視する先端的分野の研究に基づく実用的な新規サービスの開発に活用していきます。


1.既存サービスの拡充


Tegaki -手書き文字をデータ化するAI-OCR

金融機関や自治体における様々な帳票のデータ入力にかかる工数を削減するため、機能を強化していきます。また、大規模案件におけるシステムインテグレーションパッケージを充実させるなど、サービスラインナップを拡充いたします。


Kaidoku -自然言語文章理解・分析

複数の使途に応じたサービス開発を進めていきます。特に、昨年来より進めているニュース分析サービスの商業化を推し進めるほか、コンプライアンスのためのサービスパッケージを開発します。


TSF -時系列データ予測

金融市場における様々な指数への応用のほか、金融にとどまらない領域における応用事例の開発を進めます。


2.新規サービスの提供

これまでの研究開発におけるノウハウを活用しながら最先端技術に関する研究継続します。先端的技術の研究開発を通じて、既存サービスにとどまることなく、次なる成長の源泉となる新規サービスの開発をいたします。


エンドースメント

京都電子計算株式会社 代表取締役社長 山本 忠道
京都電子計算株式会社は、この度のコージェントラボの第三者割当増資に出資する運びとなりました。 今回の第三者割当増資に伴い経営基盤をより安定させると共に、現在取り組まれている事業が一層加速されることを歓迎します。 またコージェントラボとは、今回、業務提携契約を新に締結しました。 今後、両社のさらなる緊密な協業により、コージェントラボが持つ最新のAIテクノロジーが 京都電子計算株式会社の取り組む「Cloud PARK」事業により新たなソリューションとして創造され、 企業・社会におけるイノベーションが進展する事を期待します。

TIS株式会社 常務執行役員 AIサービス事業部長 小竹 裕之
TISでは、AIを社会に役立て、ビジネスを活性化、推進することを目的として「AI特化コーポレートベンチャーキャピタル」を設置しています。コージェントラボのグローバルな視点を持った人材やAIーOCR分野などで先行するサービスを活用した、新たなビジネスエコシステムを築き共に事業発展することを期待しています。

株式会社みずほ銀行 専務執行役員 山田  大介
コージェントラボと協働することで、金融機関が抱える大量の手書き帳票の認識を実現させることができ、業務効率化の推進に大きく寄与しています。同社の有するAIに関する高い研究開発力により、今後も協働で難易度の高い課題の解決が期待できることは勿論、今後のさらなる成長性にも大きく期待し、出資させていただくこととしました。金融を大きく変えるイノベーションの核となるべく<みずほ>もコージェントラボと共に挑戦していきたいと思います。

三井住友信託銀行(株) 取締役常務執行役員 田中茂樹
「Tegaki」、「Kaidoku」、「TSF」に加えて、先端的分野の研究に基づく実用的な新規サービスの開発など、コージェントラボの将来性に大いに期待しています。今回の出資を機に、コージェントラボの高い技術力とAIサービスによって、弊社の銀行・信託・不動産機能を活用した商品・サービスに一層磨きを掛けることができると考えており、コージェントラボと共にお客さまの課題解決に向けたトータルソリューション提供を進化させていきたいと思います。


コージェントラボのサービス概要

(1)Tegaki -手書き文字をデータ化するAI-OCR  (リンク »)
Tegakiとは手書き書類をスキャンして取り込むだけで簡単にデータ化して保存ができる手書きOCR*サービスです。これまで自動認識が難しかった手書き文字を高速・高精度に読み取ることができます。各種申込書類やアンケートをはじめ医療機関での問診票など様々な手書き書類の読み取りに対応しています。最近では、株式会社セールスフォース・ドットコムのAppExchangeで同社のCRMサービスとシームレスに連携してご利用いただけるサービスをリリースしました。また、スキャナーやPC、携帯やタブレットなどのエッジデバイスでのOEM向けオンプレミスサービス提供も始め、さらに広いユーザー層にご利用いただけます。

(2)Kaidoku -自然言語文章理解・分析  (リンク »)
Kaidokuは、文章を文脈に応じて理解し、言語情報を意味に基づいて正確に構造化、分析するサービスです。Kaidokuの自然言語理解は、文書の理解に留まらず、傾向や因果関係の理解に必要不可欠な時系列情報も取り入れています。また、特定の言語に依存しません。
単語ではなく、文章の意味に基づき、迅速、かつ的確に必要な情報を探し当てることができるため、今まで情報検索や情報分析にかかっていた時間を大幅に削減します。
実際、Kaidokuにより、市場動向の把握に要する時間を短縮でき、ある業務では調査の時間を1時間から5分程度に短縮できる可能性を野村ホールディングス社とのPoCで発見しました。本格的な実装に向けた取り組みを始めています。

(3)TSF -時系列データ予測  (リンク »)
コージェントラボの予測エンジンTSF(Time Series Forecasting)は、様々な市場の時系列データを同時に処理・分析し、正確な予測を行います。今までの統計的手法では得ることができなかった新たな知見や、短期的・長期的なパターンを検出することが可能です。すでに株式の取引高予測サービスを大和証券株式会社にてご利用いただいています。


株式会社コージェントラボについて

「AIで人々の生活の質を上げる未来をつくる」をビジョンとし、東京を本社とするAIベンチャー。クラウドからエッジまで活用することのできる、最先端でありながら、実用的なAIのサービス開発を行う。世界20か国超から人材を採用し、従業員数は66名(2018年12月末時点、契約社員および派遣社員含む)。手書き文字の読取りに高い識字率を誇るAI-OCRの「Tegaki」、自然言語を理解し非構造的な言語情報を言語依存せず構造化し解析できる「Kaidoku」や、時系列データをもとに将来を予測する「TSF」を実サービスとして提供する。
本社:〒150-0034 東京都渋谷区代官山町20-23 TENOHA LAB
設立:2014年4月
代表者:代表取締役 飯沼 純、エリック ホワイトウェイ
事業内容:最先端の人工知能の研究・開発と関連ソリューションサービスの提供
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