参照系のAPI(注3)を活用した法人向けインターネットバンキングとのAPI連携となり、利用明細の取り込みは2月4日から順次開始します。業界団体である全国信用金庫協会の取り次ぎ方式による信用金庫とフィンテック企業とのAPI連携は、今回が初の取り組みです。
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API連携以前は、各信用金庫のインターネットバンキングのユーザーIDとパスワードを「クラウド会計ソフト freee(以下、会計freee)」上に保存していただくことで、その情報を用いてシステムが機械的にオンライン・サービスへログインし、利用明細を「会計freee」に取り込んでいました(注4)。今回の連携により、ユーザーは「会計freee」にユーザーIDとパスワードを保存することなく、各信用金庫のインターネットバンキングの利用明細を自動連携できるようになり、より安全かつ安定的に「会計freee」での自動仕訳など明細連携のメリットを享受いただけるようになります。
freeeでは、2016年8月から各金融機関とのAPI連携を進め、これまで14行とのAPI連携を実現してまいりました。今回の信用金庫との連携により、あわせて267社の金融機関とのAPI連携が可能となり、連携先が一気に拡大します。
世界的にフィンテックの動きが加速するなか、金融機関とフィンテック企業との連携や協業による革新(オープン・イノベーション)を実現するための整備が進められています。2018年6月に施行された「銀行法等の一部を改正する法律(以下、改正銀行法、注5)」では、金融機関とのAPI連携を行う事業者に対し、電子決済等代行業としての登録制が導入されました。freeeは2018年9月に、電子決済等代行業の第一号として登録を完了し、あわせて信用金庫電子決済等代行業の登録も完了しています。金融機関に対しては、2020年度中にオープンAPI導入における体制整備を行うよう、改正銀行法により努力目標として定められています。
freeeは今後も各金融機関との連携を進め、オープン・イノベーションを加速させてまいります。
(注1)全国信用金庫協会は、信用金庫とfreeeとのAPI連携を円滑に進めるため、両者で必要な事務の取り次ぎ・取りまとめを行い、API連携に同意した信用金庫の代理人としてfreeeと契約を締結しています。
(注2)今回連携する信用金庫の一覧はこちらをご覧ください
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(注3)金融機関の口座情報を外部連携するAPI には、参照系APIと更新系APIの2種類あります。参照系APIは金融機関の入出金明細や残高情報等を外部サービスに情報連携するAPIで、更新系APIは外部サービス内から振込に係る情報連携を実現するAPIです。
(注4)スクレイピングと呼ばれる手法
(注5)改正銀行法についての参考資料
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<freee 株式会社について>
「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、人工知能(AI)技術を使った最先端の機能開発や金融機関との連携により、バックオフィス業務効率化のソリューションを提供している。
<会社概要>
会社名 freee 株式会社(登記名:フリー株式会社)
代表者 代表取締役 佐々木大輔
設立 2012 年 7 月 9 日
資本金 161億603万円(資本準備金等含む)
所在地 東京都品川区西五反田2-8-1 ファーストビル9F
<提供サービス>
「クラウド会計ソフト freee」 (リンク »)
「人事労務 freee」 (リンク »)
「マイナンバー管理 freee」 (リンク »)
「会社設立 freee」 (リンク »)
「開業 freee」 (リンク »)
「クラウド申告 freee」 (リンク »)
「freee カード」 (リンク »)
「freee Developers Community」 (リンク »)
「経営ハッカー」 (リンク »)
「パラキャリ」 (リンク »)
以上
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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