これまでの溶剤系高屈折率ナノインプリント樹脂は、溶剤を揮発させる加熱工程が必要でしたが、本製品は無溶剤であることから、加熱工程なしにナノサイズのパターンを形成することができます。
本製品は、2月5日(火)から7日(木)までの間、サンフランシスコで開催される「Photonics West 2019」にて招待講演を行うとともに、出展いたします。
■開発に至った経緯
光学接着剤製造において屈折率調整技術は必要不可欠であり、さらなる高屈折率化と低屈折率化の技術開発を進めてきました。本製品は、無機ナノフィラー*1を添加することで透明性を維持しつつ、さらなる高屈折率化を実現することが可能になりました。加えて、無溶剤化により、従来の溶剤系ナノインプリント樹脂では不可能であった厚膜化を実現でき、幅広いニーズに応えることができます。
[画像1: (リンク ») ]
【ナノインプリントパターン作製例】
■特徴
従来の溶剤系ナノインプリント樹脂#18210は、成膜後に加熱工程が必要でしたが、本製品は成膜後の加熱工程が不要になりました。厚膜においても可視光領域で高い透明性を有しています。
■適用例
ナノインプリント用樹脂*2として溶剤系に加え、無溶剤系も選択頂けることになりました。
■特性
[画像2: (リンク ») ]
■展示会について
2019年2月5日(火)~7日(木)、The Moscone Center(米国 サンフランシスコ)にて開催される「Photonics West 2019 (Exhibition)」に本製品を含め、関連製品を出展いたします。
展示内容詳細: (リンク »)
*1:無機ナノフィラー
⇒ 高屈折率材料として用いられる無機酸化物のナノメートルサイズ粒子
*2:ナノインプリント用樹脂
⇒ 基板(基材)にパターンの型を押し当てることで微細加工する技術
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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