『3D雨雲ウォッチ』に「空ウォッチ」機能を追加しシチズンサイエンスの研究に貢献!

株式会社エムティーアイ

From: PR TIMES

2019-02-14 14:40

~全国のユーザーが投稿した気象状況から、より正確な予測の研究へ~

 (株)エムティーアイが運営するゲリラ豪雨検知アプリ『3D雨雲ウォッチ』は、リアルタイムの気象状況を撮影した写真とともに投稿できる「空ウォッチ」機能を、2月14日(木)より追加します。
 「空ウォッチ」は、ユーザーが投稿した現在地の天気(晴れ、雨、雪など)と写真の観測データが地図上に表示され、全国のリアルタイムの気象状況がいつでも確認できます。投稿された情報は、研究利用しやすいようにデータベース化できる機能も備えています。
 また今回、降雪現象については、首都圏の降雪現象の実態解明と予測精度の改善を目的としたシチズンサイエンスによる雪結晶の観測研究を行っている気象研究所からの委託開発を受け、より詳細な情報の投稿が可能となっており、シチズンサイエンスによる気象研究にアプリ内で貢献します。



◆「空ウォッチ」に気象状況を投稿し、予測精度向上の研究に役立てよう!

[画像1: (リンク ») ]

 首都圏では少しの雪でも交通機関などに大きな影響が出ますが、降雪の正確な予報は難しいのが現状です。気象研究所では、首都圏の降雪現象の実態把握をするために、平成28年より関東甲信地方の降雪時に雪の結晶画像をSNSで募集するシチズンサイエンスによる観測研究を開始しました。雪の結晶はその形から雲の中の変化を調べることができ、降雪現象の実態解明や予測精度の向上に役立ちますが、送られてくる膨大な観測データの収集・解析の効率化が課題となっていました。
 今回、ゲリラ豪雨検知アプリ『3D雨雲ウォッチ』内に追加された「空ウォッチ」によって、アプリ内で降雪の状況と雪の結晶の写真を投稿できるようになり、ユーザーによる観測データの収集・解析が容易となります。全国からより多くの観測データの収集が可能となることで、気象研究所での降雪現象の実態解明や予測精度向上の研究に役立ちます。

◆ゲリラ豪雨に加え、降雪の予測もお知らせ!全国の気象状況もリアルタイムに確認
 『3D雨雲ウォッチ』は、局地的豪雨など突発的な気象災害による被害を減らすことを目指し、最先端の気象レーダ「フェーズドアレイレーダ」のデータを用いて、今まで察知が難しかったゲリラ豪雨発生の可能性を予測し、スマートフォンのプッシュ通知でお知らせするサービスです。
 今回、「空ウォッチ」機能の追加により、ユーザーが投稿した晴れ・曇り・雨・雪・竜巻などの全国の気象状況がリアルタイムに確認できるようになります。またゲリラ豪雨の予測に加え、首都圏など雪に慣れていない地域での強い雪や、雪国での豪雪の可能性がある場合にもプッシュ通知にてお知らせし、大雪などの可能性を事前に把握することで、危険を回避する行動を促します。
 今後は、ユーザーによって投稿された様々な気象状況と、ゲリラ豪雨の予測を照らし合わせ、予測精度の向上を目指します。

<『3D雨雲ウォッチ』の主な機能>
【1】 豪雨・強い雪・豪雪の危険性を、いち早くスマホのプッシュ通知でお知らせ

[画像2: (リンク ») ]

1. 場所 : 現在地
2. 通知内容 : 30mm/hを超える豪雨、強い雪や豪雪(地域により基準値設定)の可能性を通知
3. 通知時間 : 約15分~20分前に雨雲や雪雲の接近を通知
PAWR※1観測範囲の地域である吹田PAWR観測範囲※2・関東南部※3では、予測が難しいとされるゲリラ豪雨についても、3分半以上前に通知し、理研の「3Dナウキャスト」を活用する神戸PAWR範囲※4では、10分以上前に通知。
※豪雨や強い雪・豪雪の発生の可能性のある時間や場所などの通知は、いであ(株)、神戸PAWR観測地域の豪雨予報のみエムティーアイが予報を行います。

【2】 雨雲と降雨の様子を3D描画で表示
1.「現在地」上空の危険度の詳細を表示(どこの地域にどの程度発達した雲があるかなど)
2. 上空の雨粒が地上に落ちてくるまでの様子を30秒毎に3D描画で高速表示
3. 現在地にどのくらいの雨が降ってくるか、地図やスライダーバーに降水強度を描画

【3】 「空ウォッチ」から気象状況を写真で投稿
1. 晴れ、くもり、雨、みぞれ、雪、雹(ひょう)、雷、竜巻、霧、霜、焼け空、虹、彩雲、ハロ・アーク(ハロ現象、アーク現象)の天気マーク15種類と実際の気象状況の写真を投稿※5
※雪を選んだときのみ、結晶の種別が選択可能
2. 地点検索で他ユーザーが投稿した気象状況を地図上で確認可能
3. ユーザーが投稿した写真を閲覧(撮影日、天気マーク、結晶タイプなどで絞込可能)
4. 過去の地図と投稿も閲覧可能

※1 PAWRとは、フェーズドアレイ気象レーダの略称です。関西はNICT、関東は日本無線(株)のPAWRより観測データを提供
※2 吹田PAWR観測範囲:大阪府吹田市を中心とした80km×80km領域(大阪府、京都府、奈良県の一部で利用可)
※3 関東南部PAWR観測範囲:千葉県千葉市を中心とした120km×120km領域(東京都23区、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県の一部で利用可)
※4 神戸PAWR観測範囲:兵庫県明石市を中心とした80km×80km(兵庫県北部を除く地域で利用可)
※5 空ウォッチから投稿するには、Facebookまたはtwitterアカウントが必要です。

 『3D雨雲ウォッチ』は、社会問題化している突発的な局地的大雨(ゲリラ豪雨)の認知拡大の活動を通し、気象災害による被害軽減と対策に役立つサービスへと発展しつづけます。

[画像3: (リンク ») ]

サービス名:3D雨雲ウォッチ
月額料金(税込):無料
アクセス方法:pp Store、Google Playで『3D雨雲ウォッチ』で検索(対応OS: Android 5.0以上※、iOS 10以上)、または (リンク ») 、 (リンク »)  にアクセス
※一部、WebGL非対応端末あり

※Google Play、Androidは、Google Inc.の商標または登録商標です。
※AppStoreは、Apple Inc.のサービスマークです。
※iOS は、米国およびその他の国におけるCisco社の商標または登録商標です。
※FacebookはFacebook,inc.の登録商標です。
※Twitterは、Twitter,Inc.の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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