ウエスタンデジタルとAMD、インメモリーコンピューティングの急速なワークロード増加に伴うメモリー需要に対応

ウエスタンデジタル

From: PR TIMES

2019-04-08 10:40

Western Digital(R) Ultrastar(R) DC ME200メモリードライブとAMD EPYC(TM)プロセッサーの構成により
リアルタイム解析、インメモリーデータベース、時間制約のあるワークロードなどに対応

カリフォルニア州サンノゼ 2019年4月1日 ウエスタンデジタルコーポレーション(NASDAQ:WDC、以下ウエスタンデジタル)は本日、AMDとの提携によって、リアルタイム解析などに必要なインメモリーワークロードにおいて、既存のサーバーでアドレス指定が可能なメモリーの容量を拡張したい顧客ニーズの増加に対応する最新のメモリー拡張ソリューションを発表しました。AMD EPYC™プロセッサーとUltrastar DC ME200メモリードライブを組み合わせたこのソリューションは、スケーラブルでコスト効果の高い方法でコア当たりのメモリー割合を向上させ、メモリーフットプリントを拡張します。

ウエスタンデジタルコーポレーション : (リンク »)
Ultrastar DC ME200メモリードライブ: (リンク »)

ウエスタンデジタルは、2019年4月2~3日にサンフランシスコで開催されたRedisConf19のブース#19、Pier 27に出展し、クラウドアーキテクトやDevOps担当者がUltrastarメモリードライブを活用することで、様々なサーバーや業界主力のプロセッサーでメモリードライブ技術を駆使してRedis™インメモリーデータセットをより大きなメモリープール向けに拡張しつつTCOを抑制できることを紹介しました。また、Redisデータの管理や運用のコンテナ化されたマイクロサービスへの最適化、Redisバックアップの実施、マルチクラウドアーキテクチャーの展開、ウェブスケールパフォーマンス向けの革新的なアプリケーションの構築が実現できることもRedisコミュニティーに向けて紹介しました。

AMDのデータセンターエコシステムおよびアプリケーションエンジニアリング担当CVP兼CTOのラグー・ナンブラー氏は、次のように述べています。「顧客からはメモリーフットプリントの拡大とコア当たりメモリーの割合の向上が求められており、AMD EPYCプロセッサーとUltrastarメモリードライブを搭載するサーバーにより、インメモリーアプリケーションやデータベース向けの既存、新規のサーバーのアドレス指定可能なメモリー容量を大幅に拡大することができます。これにより、アドレス指定可能なメモリーの高密度化、データセンター運用やリソース消費の削減により、顧客は追加コストを抑えながら生産性の向上を実現することが可能となります。」

2018年10月に発表されたUltrastar DC ME200メモリードライブは、挿入するだけで使用でき、PCI-eデバイスと互換性のあるスケーラブルなインメモリーコンピューティング向け製品で、より高いアプリケーションパフォーマンスのニーズやよりダイナミックなワークロードおよびアーキテクチャーに対応します。Ultrastarメモリードライブの最新版がAMD EPYCプロセッサーに対応したことで、クラウドアーキテクト、DevOps責任者、デジタルプラットフォームマネージャーは、既存のLinux(R) OSやアプリケーションスタックに変更を加えることなくDRAMを拡張し、拡大を続けるデータセットをより大きなメモリープールに格納することができます。

Ultrastar DC ME200メモリードライブは、DIMMのみを使う従来のスケールアウト型DRAMコンピュートクラスターと比較して、AMD EPYCプロセッサーに基づくサーバーのコア当たりメモリーの割合を拡大します。またUltrastarメモリードライブのメモリー拡張性により、統合によるインメモリーインフラストラクチャーのTCOを削減します。例えば、30TiBのデータをメモリーに有するクラスターが各1TiBの30ノードで構成されている場合、各ノードが4TiBのシステムメモリーを持つ8ノード構成に縮小しつつ、ノード当たりのCPU使用を拡大することが可能です(注1)。Ultrastarメモリードライブは、SAP(R) HANA(R)、Oracle(R)、IBM(R)、Microsoft(R)などのインメモリーデータベースエンジンやRedis、Memcached、Apache Spark™、大規模データベースなどのスケールアウト型メモリーセントリックアーキテクチャーに理想的なソリューションです。

ウエスタンデジタルのデータセンターおよびクライアントコンピューティングデバイス担当バイスプレジデント、エヤル・ベックは次のように述べています。「AMD EPYCプロセッサーに基づくサーバーをUltrastarメモリードライブと組み合わせることでサーバーごとの全般的なメモリー量を大幅に拡大し、インメモリーアプリケーション向けのよりコスト効果の高いデータセンター基盤を提供します。当社はAMDなどのパートナーと協業し、顧客がデータセンター基盤コストの負担なくデータセットを拡張できるよう支援していきます。」

「Western Digital Ultrastar DC ME200メモリードライブ」
Ultrastarメモリードライブは、ほとんどのサーバーで挿入するだけで使用可能なPCIeデバイスとの互換性のある製品で、すでに提供を開始しています。1TiB、2TiB、4TiBで提供されるこのソリューションではオペレーティングシステム、システムハードウェア、ファームウェア、アプリケーションスタックに変更を加える必要がありません。拡張性については、Ultrastarメモリードライブをインメモリーコンピュートクラスターで使用する場合、1Uサーバーで通常最大24TiBのシステムメモリーをサポートします。サーバーインターフェースはU.2またはAIC(アドインカード)HH-HLフォームファクターのNVMe™およびPCIeをサポートしています。製品について詳しくはこちらをご覧ください。

Western Digital Ultrastar DC ME200メモリードライブ: (リンク »)

■ウエスタンデジタルの関連情報 (英語)
ソリューション概要:Redisメモリー構成をより大規模なデータストアとキャッシングに拡大する
( (リンク ») )
ブログ:ステップバイステップ Ultrastarメモリードライブのブートプロセス
( (リンク ») )
ブログ:Redis™メモリー、データ管理・運用を拡張する
( (リンク ») )
動画:メモリー拡張―Ultrastar DC ME200メモリードライブ
( (リンク ») )
データシート:Ultrastar(R) DC ME200メモリー拡張ドライブ
( (リンク ») )


ウエスタンデジタルのデータセンターポートフォリオには、ハイブリッド、オールフラッシュ、NVMeオールフラッシュストレージシステムの IntelliFlash™、ペタバイト規模のハイブリッドクラウドオブジェクトストレージシステムのActiveScale™、NVMe-over-Fabrics(NVM-oF)オープンコンポーザブルインフラストラクチャーのOpenFlex、Ultrastarサーバーおよびストレージプラットフォーム、Ultrastarメモリードライブ、UltrastarファミリーのデータセンタークラスHDDおよびSSDが含まれます。

OpenFlex、Ultrastarサーバーおよびストレージプラットフォーム: (リンク »)
Ultrastarメモリードライブ: (リンク »)
HDD: (リンク »)
SSD: (リンク »)


■ウエスタンデジタルの各種アカウント:
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■ウエスタンデジタルについて
ウエスタンデジタルは、データ社会が発展する環境を創造し、かつてなく多様化するデータの保存、保護、アクセス、変換に必要なイノベーションを推進していきます。先進的なデータセンターからモバイルセンサー、パーソナルデバイスまで、データが存在するあらゆる場所において、業界をリードするウエスタンデジタルのソリューションはデータの可能性を広げます。ウエスタンデジタルは、Western Digital(R)、G-Technology™、SanDisk(R)、Upthere™およびWD(R)のブランドでデータ・セントリック・ソリューションを展開しています。


(注1)メモリー容量はGiB、TiBの二進単位で表されます。1ギビバイト(GiB)は230バイト、1テビバイト(TiB)は1024 GiB(240バイト)です。実際にアクセスできる容量はソフトウェア、フォーマット形式、その他の要因により記載の容量と異なる場合があります。


■Forward-Looking Statements
This news release contains certain forward-looking statements, including statements regarding the applications, benefits, capabilities, features and performance of Western Digital’s memory extension products. There are a number of risks and uncertainties that may cause these forward-looking statements to be inaccurate including, among others: volatility in global economic conditions; business conditions and growth in the storage ecosystem; impact of competitive products and pricing; market acceptance and cost of commodity materials and specialized product components; actions by competitors; unexpected advances in competing technologies; our development and introduction of products based on new technologies and expansion into new data storage markets; risks associated with acquisitions, mergers and joint ventures; difficulties or delays in manufacturing; and other risks and uncertainties listed in the company’s filings with the Securities and Exchange Commission, including our most recently filed periodic report to which your attention is directed. The company undertakes no obligation to update the information in this release in the event facts or circumstances change after the date of this release.


(C) 2019 Western Digital Corporation or its affiliates. All rights reserved. Western Digital、Western Digitalロゴ、G-Technology, SanDisk, Upthere, WD, Ultrastarは、米国およびその他の国におけるWestern Digital Corporation、またはその関連会社の登録商標または商標です。AMD, the AMD logo, EPYC,combinations thereofは、米国およびその他の管轄におけるAdvanced Micro Devices, Inc.の商標です。
NVMe™マークは、NVM Express, Inc.の登録商標です。他のすべての商標類は、各所有者の財産です。

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