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凸版印刷、「大坂冬の陣図屛風」を色鮮やかに復元

凸版印刷株式会社

From: PR TIMES

2019-06-20 17:40

学術的調査と監修に基づくデジタル彩色と専門家による金箔や金銀泥を手加工で施し、誰も見たことがない色鮮やかな「大坂冬の陣図屛風」のデジタル想定復元が完成

 凸版印刷株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:金子眞吾、以下 凸版印刷)は、東京国立博物館が所蔵し、模本(模写)と考えられている「大坂冬の陣図屛風」(※1)を復元するプロジェクトを2017年11月より推進しています。原本の所在が不明で、いまだ誰もその姿を見たことがないこの屛風を、書き込まれた色指示をもとに彩色をデジタル技術によって再現。さらに金箔や金銀泥を手作業によって施すことで、色鮮やかで豪華絢爛な六曲一双の「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元が完成しました。



 本屛風は、2019年7月27日(土)から9月8日(日)まで徳川美術館・名古屋市蓬左文庫で開催される特別展「合戦図―もののふたちの勇姿を描く―」にて初公開します。また、7月28日(日)に同美術館で開催するシンポジウム「大坂冬の陣図屛風、これまでとこれから」では、本プロジェクトの取り組みを紹介します。

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■ 「大坂冬の陣図屛風」復元プロジェクトについて
凸版印刷は、これまでに培った文化財のデジタル復元の知見を活かし、六曲一双屛風のデジタル彩色プロセスを構築。専門家による学術的調査と監修を得ながら模本を読み解くことで、浮かび上がる姿を想定し、デジタルによる彩色と手作業による仕上げによって復元図が完成しました。

・学術的調査
「大坂冬の陣図屛風」は、原本の所在が不明で、作者や描かれた時代、描かれた理由が分かっていません。そのため、復元にあたっては書き込まれている模本の指示が重要な手掛かりとなりました。専門家による調査と監修を得て時代性や作者を考証し、模本の解釈を深めました。

・デジタルによる彩色
学術調査を踏まえ記載された色指示にあわせデジタル上で彩色を実施。彩色を行うことで見えてくる屛風の全体像から、その都度学術的考証に照らし合わせ完成形を考察。デジタル彩色を採用することで、考証に合わせて修正を繰り返し行うことができました。また、絵具ごとの質感の差などを考慮することで、デジタルでの彩色でありながら肉筆画のような質感を表現しました。

・専門家による仕上げ
本屛風には、金箔や金銀泥の指示が多く書き込まれています。模本の再現度を高めるため、手作業によって金箔、金銀泥を施し、屛風として仕上げました。

■ 「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元について

凸版印刷は、今後、本屛風を用いた展示やイベントの企画、貸出への活用を推進していきます。

「大坂冬の陣図屛風」デジタル想定復元
・図像部: インクジェットプリント 金箔金銀泥
・サイズ: 図像部 各約2986mm×1656mm
・制作: 凸版印刷株式会社
・監修: 千田嘉博(奈良大学文学部教授)、東京藝術大学、徳川美術館、
佐多芳彦(立正大学文学部教授)
・協力: 大阪城天守閣、京都市立芸術大学芸術資料館、東京国立博物館
※JSPS科研費JP17102001(立正大学)の助成を受けた研究成果を活用しています。

■ 凸版印刷のデジタル復元について
凸版印刷は、国内外の貴重な文化財を後世に継承するために実物のデジタルアーカイブや消失文化財のデジタル再現に取り組んでいます。これまで、帝国ホテル旧本館ライト館や江戸城天守のVR再現、画布の半分が欠損したクロード・モネ作「睡蓮・柳の反映」(国立西洋美術館所蔵)のデジタル復元を行っています。

■ 徳川美術館 夏季特別展「合戦図―もののふたちの勇姿を描く―」について


[表1: (リンク ») ]



■ 「大坂冬の陣図屛風」 デジタル想定復元 展示案内


[表2: (リンク ») ]



■ 記念シンポジウム「大坂冬の陣図屛風、これまでとこれから」について


[表3: (リンク ») ]



※1 「大坂冬の陣図屛風」
「大坂冬の陣図屛風」は、慶長19年(1614年)の徳川幕府と豊臣家との間で行われた合戦、大坂冬の陣を描いたものです。原本の所在は不明で、東京国立博物館が所蔵する本屛風が唯一その戦いの様子を詳細に現在に伝えています。屛風には、大坂冬の陣の陣立てや豊臣期の大阪城および戦場の様子が詳細に描かれており、歴史資料としてもとても貴重なものです。

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以 上

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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