医師が処方する「治療アプリ(R)」の研究開発を行うキュア・アップ 第一生命保険・森トラストなどから総額22億円の資金調達を実施

株式会社キュア・アップ

From: PR TIMES

2019-07-05 11:30

疾患治療用プログラム医療機器「治療アプリ(R)」の研究開発から製造販売を事業とする株式会社キュア・アップ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、第一生命保険株式会社、森トラスト株式会社、株式会社コシダカホールディングス、株式会社インテージホールディングス等を引受先とする、総額22億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせ致します。なお、今回の資金調達を含めたこれまでの累計資金調達額は、約41.7億円となります。




報道関係者各位
令和元年7月5日
[画像: (リンク ») ]

       
 疾患治療用プログラム医療機器「治療アプリ(R)」の研究開発から製造販売を事業とする株式会社キュア・アップ(本社:東京都中央区 代表取締役社長:佐竹 晃太)は、第一生命保険株式会社、森トラスト株式会社、株式会社コシダカホールディングス、株式会社インテージホールディングス等を引受先とする、総額22億円の第三者割当増資を実施したことをお知らせ致します。なお、今回の資金調達を含めたこれまでの累計資金調達額は、約41.7億円となります。


【キュア・アップについて】
 株式会社キュア・アップは、高度なソフトウェア技術と医学的エビデンスに基づいた「病気を治療するアプリ」=「治療アプリ(R)」の開発に取り組んでおります。「治療アプリ(R)」はこれまで医療者が関わることの難しかった診察以外の時間帯(院外、在宅・外出時など)に患者への治療介入を実現。個別化された医学的なフォローを行い意識・習慣に対して行動変容を促すことで、治療効果をあげる仕組みを構築しています。

 現在、弊社は「アプリで治療する未来を創造する」をビジョンに掲げ、大学医学部・大学病院と共同で3疾患の「治療アプリ(R)」開発に取り組む他、「日本発のデジタルヘルスソリューション」として、グローバル展開も進めています。
 また、「治療アプリ(R)」開発で蓄積した知見を活かし民間企業の健康増進にも活用できるよう、法人向け「モバイルヘルスプログラム」も開発。健康保険組合加入者などへの健康増進や健康経営の取り組みへ貢献することを目指し、現在、禁煙支援の「ascure(アスキュア)卒煙プログラム」と、特定保健指導対応の「ascure STEPS(生活習慣改善プログラム)」を提供しています。


【資金調達の目的と使途】
 今回の増資は、弊社の手がける「治療アプリ(R)」が医療財政の逼迫、医師の不足など日本の医療システムの大きな課題解決に資することに加え、弊社デジタルヘルスケア事業と幅広い産業との連携の可能性が評価され、実施に至りました。
 本資金により、現在薬事申請中で保険適用を目指すニコチン依存症治療用アプリに続き、高血圧治療用アプリとNASH(非アルコール性脂肪肝炎)治療用アプリの開発や臨床試験をさらに加速させる他、新たな疾患向けの「治療アプリ(R)」に関しても研究・開発を進めて参ります。

 加えて2019年3月に米国法人( CureApp North America, Inc.)を設立し、今後日本と並行して事業展開を進めます。  また、ご出資いただいた事業会社様との各種取り組みを通じ、デジタルヘルスケア事業に関しても、拡大を加速してまいります。

【「治療アプリ(R)」の開発状況】


ニコチン依存症治療用アプリ

慶應義塾大学医学部呼吸器内科と共同研究、2018年末に国内初の治療用アプリの治験を完了、現在薬事申請中。


高血圧治療用アプリ

自治医科大学との共同研究。2018年6月から臨床研究を開始、現在治験に向けた準備中。


非アルコール性脂肪肝炎(NASH)治療用アプリ

東京大学医学部附属病院との共同研究。2016年10月から臨床研究を進行中。


【「民間法人向けモバイルヘルスプログラム」の開発状況】


ascure(アスキュア)卒煙プログラム

医師開発アプリと医療資格を有する禁煙指導員のオンラインカウンセリングを組み合わせ、 6ヶ月の長期に渡って手厚い禁煙支援を提供。2017年4月の提供開始より、既に50を超える多くの法人で導入が進む。

(リンク »)


ascure STEPS(生活習慣改善プログラム)


「医師開発アプリ×オンライン指導×IoTワイヤレス体重計」を一体化。特定保健指導実施率の向上と、大きな体重減少の実現が期待できる。2019年4月よりサービスを提供開始。
(リンク »)


【引き受け先からのコメント】
■第一生命保険株式会社  
執行役員投資本部長 重本 和之 氏弊社は、運用収益獲得と社会的インパクト創出の両立を目指す”インパクト投資”として、キュア・アップに出資を行いました。キュア・アップのアプリを用いた治療が普及することで、患者の減少、健康寿命の延伸、医療費の削減といった社会課題の解決に大きく寄与することを期待しております。

■森トラスト株式会社
森トラストグループは、中長期ビジョン「Advance2027」を策定し、イノベーション創出を積極的に推進するべく、総額200億円の投資枠を設けスタートアップ企業への出資等を行う「新イノベーション投資戦略」を始動しております。キュア・アップ社は、従来の薬学・解剖学的観点からの治療とは異なり、「行動変容」を視点とした新たな治療方法の確立を目指しており、昨今の健康意識の高まりや、医療費抑制等の観点からも社会的意義が高い研究開発を行っていることや、医学的エビデンスに基づいたデジタルヘルスケアの技術力の高さに将来性を感じ、今回の出資に至りました。
今後も弊社グループは、コーポレートスローガン「Create the Future」のもと、ビジネス環境の整備やスタートアップ企業との協業による事業創出などを通じて、より豊かな都市の実現を目指してまいります。

■株式会社コシダカホールディングス
当社は、総合余暇サービス提供企業として既存業種新業態の開発を戦略の中心に据えておりますが、キュア・アップ社が開発している「治療アプリ(R)︎」と「アプリで治療する未来を創造する」というビジョンはまさに医療における新しい仕組み、サービスの創造であると高く評価しています。
健康経営を標榜してカラオケまねきねこの全店全室禁煙化を進める中、今回の引き受けを契機として、同社との協業関係を深めることで健康で快適な社会環境の整備に貢献していきたいと考えております。

■株式会社インテージホールディングス
経営陣の医療に関する深い知見をベースに、わが国における「モバイルヘルス」のリーダーとして着実に事業を展開している点を評価し、出資させていただきました。
弊社グループは生活者理解やデータ活用をコアバリューとした多様な人材やアセットを有しており、株式会社インテージヘルスケアが担う、「ヘルスケア領域におけるマーケティングリサーチ、医薬品・医療機器の開発支援」の経験や実績が、株式会社キュア・アップの目指す「アプリで治療する未来を創造する」一助となれば幸いです。


【株式会社キュア・アップ代表 佐竹晃太のコメント】
この度の資金調達を通して、現在開発中の製品パイプラインに加え、さらなる疾患に対する「治療アプリ(R)」の開発を進め、より多くの患者様へこの新しい治療法をお届けするための準備ができました。また、ご出資いただいた企業様と幅広い事業シナジーを生み出すことで、国内はもとよりグローバル市場でのサービス展開と事業成長も加速していきます。
今後も「アプリで治療する未来を創造する」というビジョンのもと、社会的医療問題の解決に貢献し、多くの方により充実した人生を過ごして頂けるよう邁進してまいります。

【今回の引受先一覧】


第一生命保険株式会社
森トラスト株式会社
株式会社コシダカホールディングス
INTAGE Open Innovation投資事業有限責任組合( 株式会社インテージホールディングス)
伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社
株式会社慶應イノベーション・イニシアティブ
いわぎん事業創造キャピタル株式会社
みずほキャピタル株式会社



【株式会社キュア・アップ 会社概要】
社名:株式会社キュア・アップ(CureApp,Inc.)
代表取締役社長:佐竹 晃太
本社所在地:東京都中央区日本橋小伝馬町12-5 小伝馬町YSビル4階
設立:2014年7月31日
事業内容:プログラム医療機器開発、モバイルヘルス関連サービス事業
商標登録:「治療アプリ(R)」「CureApp(R)」「ascure(R)」「処方アプリ(R)」
URL: (リンク »)

※「治療アプリ(R)︎」は株式会社キュア・アップの登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]