次世代ファッションデザイナーのクリエイティビティを拡張!ソニーのロボット・プログラミング学習キット「KOOV(R)」を使い、新たな表現の可能性が生まれた“ファッション×プログラミング”コンテスト

ソニー株式会社

From: PR TIMES

2019-07-07 10:40

審査員のアンリアレイジ 森永邦彦さんがテクノロジーが広げるファッション表現の可能性を語る

ソニー株式会社(以下、ソニー)は、渋谷モディ1階にあるソニーの情報発信拠点、ソニースクエア渋谷プロジェクト(Sony Square Shibuya Project)において、ファッション業界を志す未来のクリエイターが、ソニーのロボット・プログラミング学習キット「KOOV(R)(クーブ)」を使って表現の場を広げ、テクノロジーを融合させたファッションアイテムを制作するコンテストを2019年7月6日(土)に開催しました。



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 ソニースクエア渋谷プロジェクトでは、クリエイターや渋谷の街の人々と共創することで、クリエイティビティを広げ、次世代のクリエイターを生み出すワークショップ『Square Program(スクエア プログラム)』を継続的に開催しています。今回は、未来のファッションデザイナーがプログラミングという新たな表現方法を学習し、ファッションの新しい手法として取り入れ、世界で活躍するデザイナーに自身の作品を評価してもらうことで、若手デザイナーが自己成長するきっかけを創ることを目的としています。 コンテストに参加したバンタンデザイン研究所の学生たちは「KOOV(R)」の使い方を学び、約2か月間の制作期間を経て、当日完成したアイテムを持ち込みました。そして、5チームがそれぞれのアイテムをゲスト審査員にむけて発表。ゲスト審査員には、ファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」のデザイナーである森永 邦彦さんが参加しました。また、KOOV(R)の開発・発売元であるソニー・グローバルエデュケーションで開発に携わった代表取締役社長 礒津 政明、KOOV(R)のクリエイティブディレクターとしてプロダクトデザインに携わったソニー クリエイティブセンター シニアアートディレクター 奥村 光男の三人でファッションとテクノロジー両観点から審査を行いました。
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ファッション性と機能性を兼ね備えたオリジナリティあふれる作品が登場
 学生たちはチームごとにプレゼンテーションを行いました。温暖化が進んだ近未来の子供のために、仮想汚染物を検知し、発光して警告するシューズや、子供の交通安全を守るために交通標識をイメージし、上に向けると青に光るステッキを搭載した衣装など、様々な作品を発表しました。個性あふれる作品たちは、インタラクティブなデザインに加え、それぞれが掲げた課題を解決する機能を搭載しています。そして、各チームが定めた子供や若者といった、ターゲットが楽しめるファッション性に実用性をかけあわせ、新たなファッションの可能性を生み出した作品が揃いました。


優勝作品は雨に反応して光り音が鳴る「憂鬱な雨の気分を盛り上げる傘」
 優勝作品は傘にKOOV(R)を取り付けている作品で、コンセプトは雨の日の憂鬱な気分を晴らすことのできる空間づくりです。搭載されたLEDパーツが一定のリズムで発光し、雨が傘に当たって振動を検知すると、ブザーパーツが音を奏でることもできます。これにより、傘の中を自分だけのための特別な空間にすることが可能です。
 奥村は、「傘の中というパーソナルな空間に、ライブハウスのような空間を設けられるというアイディアがすごい。」と話し、森永さんは「傘本来の機能に加えて、新しい別の機能を付与できたことがすばらしい。傘の中で自分だけの空間を楽しめるというのが面白い。」と評価しました。また学生たちは、「今後は、ファッションに自分自身の感情を遷移させて、外に表現できるようなこともできると面白い。」と語り、未来を見据えたアイディアに審査員たちは魅せられました。そして、学生は「どうやって作るか悩んだが、とても嬉しいです。普段は一人で作ることが多いので、共同制作できたことも楽しかったです。」と喜びを表現しました。

 最後に、礒津は「どのチームも甲乙つけがたかったですね。プログラミングとは世の中のものを創り出し、言語化できるものですが、今回はファッションと掛け合わせたことで言語化できない部分の表現をすることができました。今後の商品開発への学びがありました。」、奥村は「どのチームもインパクトがあって、すばらしかったです。KOOV(R)は、主に子供向けのロボット・プログラミング学習キットですが、今回ファッションの専門学生がこんなにもKOOV(R)を使って遊んでくれたことで、KOOV(R)のこれからの可能性をますます感じました。」とファッションを掛け合わせたことで感じた可能性を語りました。

 森永さんは「ファッションとテクノロジーを掛け合わせることで、新しい機能が生まれ、デザインが生まれ、ライフスタイルが生まれます。そして、今の日本でしか創れないものがきっとあるはずです。未来のクリエイターたちには、ファッションだけではできない、何かを融合させることで可能にする新しいファッション領域を目指してほしいです。」と締めくくりました。


【ファッションデザイナー森永さんが語る次世代のクリエイターへの期待】
 「今回は、普通のファッションショーとは違って、KOOV(R)と掛け合わせたことで機能性を持たせたファッションを実現できたので、ファッションだけでは成しえない社会課題への解決手法を盛り込んだアイテムが揃ったショーとなり、興味深かったです。私自身は、ファッションにテクノロジーを掛け合わせることで、体験や感情をより拡張させることができると考えています。しかし、なかなかテクノロジーを身近に取り入れることが難しいところ、KOOV(R)は非常に簡単にわかりやすく取りこめる商品でした。それに、ソニースクエア渋谷プロジェクトでは、KOOV(R)やテクノロジーにも触れる場を提供していて、そのように身近に体験できる場所があるということが、次世代のクリエイター支援につながっていると感じました。次世代のクリエイターたちには、どんどん新しい可能性にチャレンジして、表現を広げ、自分ならではのファッションを創っていってほしいです。」

優勝作品は7月中旬から8月末までソニースクエア渋谷プロジェクト内で展示いたします。

【開催概要】
■日時:2019年7月6日(土)13:00~15:00
■場所:渋谷モディ1階 ソニースクエア渋谷プロジェクト(東京都渋谷区神南1-21-3)
■ゲスト審査員:ANREALAGE(アンリアレイジ)森永 邦彦氏
        株式会社ソニー・グローバルエデュケーション 代表取締役社長 礒津 政明
        ソニー株式会社 クリエイティブセンター シニアアートディレクター 奥村 光男
■内容:学生によるプレゼンテーション、審査員による講評、表彰

《コンテスト内容》
■作品テーマ:ファッションとソニーのロボット・プログラミング学習キット「KOOV(R)」を掛け合わせた、
       ファッションアイテム
■制作期間:2019年4月25日(木)~7月5日(金)
■対象者:ファッション業界を目指す専門学生(バンタンデザイン研究所)
■優勝作品の展示期間:7月中旬~8月末


<KOOV(R)について>
KOOV(R)とは、ブロックで自由な「かたち」をつくり、「プログラミング」によってさまざまな「動き」を与えて遊ぶ、ソニーのロボット・プログラミング学習キット。少ない種類で多くのアイディアをかたちにできる美しいブロックを立体的に組み合わせることで多彩な表現を実現。
また動きを加えるモーターや光を発するLED、音を鳴らすブザーに加えて光やモノを検知するセンサーなど、各種電子パーツを組み合わせることで自分だけのプログラムを構築することが可能。
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<ソニースクエア渋谷プロジェクト 概要>
【場  所】渋谷モディ1階(東京都渋谷区神南1-21-3)
【営業時間】11:00~21:00
※年中無休 但し1月1日、及びイベント準備期間は除く
※情報は下記サイトで更新いたします。
 ソニースクエア渋谷プロジェクトサイト: (リンク »)

※記載されている商品名などはソニーおよび各社の登録商標あるいは商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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