【速報レポート】ナナナナ祭4日目!よしもと芸人と考え・悩み・楽しんだ「みえない」「きこえない」「はなせない」状況でアソブ『未来言語でNEWゲーム』を開催

100BANCH 2019年07月11日

From PR TIMES

『100BANCHナナナナ祭2019』によしもと芸人をお招きし、芸人、ろう者、難聴者、視覚障がい者、在日外国人、そして障害のない人がチームになってゲームに取り組み、楽しみ、考えた、密度の濃い渋谷の夜。

パナソニック、ロフトワーク、カフェ・カンパニーが運営する100年先を豊かにするための実験区「100BANCH」は、7月6日(土)から14日(日)まで、9日間にわたる『100BANCHナナナナ祭2019』を開催しています。
本記事では、4日目の様子を速報でお伝えします。
100BANCHナナナナ祭2019 >> (リンク »)

ナナナナ祭4日目となる7月8日(火)は、日中に100BANCHから初めて製品化される「RGB_Light」製品発表会とナナナナ祭プレスツアーが行われました。そして、19時スタートのワークショップ「よしもと芸人とアソブ 未来言語でNEWゲーム」には、ろう者、難聴者、視覚障がい者、在日外国人、知的障がい者を含めた大勢の参加者が詰めかけ、大盛況のイベントとなりました。



■皆で一緒に考えた「よしもと芸人とアソブ 未来言語でNEWゲーム」
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応募時の申込枠が「ろう者・難聴者」「視覚障がい者」 「在日外国人」「一般人」に分かれていた本イベントは事前の申し込みでほぼ定員に達し、受付が開始されると、おのおの指定された席の周囲の人と、どこでこのイベントを知ったのかといったおしゃべりをしたり、また会場のあちこちで手話での会話にも花が咲いたりしていました。そして、スタッフや介助者、盲導犬のサポートを受け、視覚障がい者の方も指定の席につきました。

会場には、通訳・手話の方がふたりいるだけでなく、マイクを通して話された言葉が、音声入力アプリUDトークを通して大型ディスプレイ上で文字化されていました。また、スライドで使われている文章に、漢字を極力使わないような工夫がなされており、障がい者だけでなく、日本語がまだ得意でない外国人の参加者に対しても配慮がなされていました。

まずは、本イベントを企画したプロジェクト「MIRAI GENGO」メンバーの紹介、続いてよしもと芸人のみなさんの紹介。
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MIRAI GENGOメンバーは、今回のプロジェクト・リーダーを務めた菊永ふみさん(ろう者、IGENGO Lab. リーダー)、永野将司さん(NIHONGO 代表)、松田崇弥さん(MUKU 代表)、高橋鴻介さん(Braille Neue 創始者/ デザイナー)、そして司会進行と全体のファシリテーションを務めた河カタソウさん(未来言語 共同創案者)の5名。

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よしもと芸人の方々は、河本準一さん(次長課長) 、大西ライオンさん、キャプテン★ザコさん・しまぞうZさん(キャベツ確認中) 、村上純さん・池田一真さん(しずる)、 光永[ひなた]さん、ジャンボたかおさん・池田直人さん(レインボー) 、宮崎駿介さん・明賀愛貴さん(マイマイジャンキー)、ソイくんさん(カエルサークル)という、豪華な面々。ソイくんさんは手話ができるため、ファシリテーターとして参加者のサポートをしてくださることに。

■芸人、ろう者・難聴者、視覚障がい者、在日外国人、そして障がいのない人がチームになってゲームに挑む
第一部は、未来言語ワークショップです。
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まずは、同じテーブルに座っている人たち、チーム内での自己紹介を行います。課題は「ニックネームを全員で共有する」こと。筆記用具などを使って、自由に使って伝え合います。

話しながら手話をする人、書いたものを見せながら話す人、発音の難しい外国人のニックネームをゆっくり伝え合うグループもありました。また「英語ができるので、私が英語で伝えます!」と自ら通訳を申し出る人も。

誰が、誰をどうサポートするのか、チームのなかで徐々に役割が出来上がっていきました。全員がチームのニックネームを認識した後は、「みえない」「きこえない」「はなせない」「日本語がわからない」人がいる状態で、どのようなところでつまづいたか、それをどうやって解決したか、他にどういう方法をとればよかったかという、気づきをまとめるワークショップが行われました。


各チームのテーブルを回りながら、河本さんが「日本語ができない人が置いて行かれないように、どうしたらいいのか」「きこえない人、みえない人は、いま誰が喋っているかも、わからないかもしれない」という指摘をした上で、「それぞれの持ち場で、みんなが主役になればいい」と会場に語りかけます。

それが終わると、「未来言語カード」を使ったゲームがはじまります。カードには「みえない」「きこえない」「はなせない」と書いてあり、引いたカードに応じてマスクやアイマスクをしたり、イヤホンを使って音を聞いて周囲の話が聞こえない状態をつくります。
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これまでに何度も行われてきた「未来言語」ワークショップ。今回の新たなチャレンジはそれぞれの「当事者」枠を設けたこと。なかでも「在日外国人」枠の参加者は、筆談や日本語での会話、知らない単語もあるかもしれません。難易度がさらに上がりました。

最初のゲームは、山手線ゲーム。お題がスポーツであれば、ひとりひとり順番に、サッカー、卓球、バスケットボールといった具合でスポーツの種目を伝えていきます。MIRAI GENGOプロジェクト・メンバーによるデモンストレーションを見た後、「たべもの」をお題として山手線ゲームに挑戦。

そして、ここからは筆談禁止になります。背中や手、空中に書いたりするのも禁止です。

各チームで工夫しながら、時間内にみんなに伝えようとしています。ろう者で「みえない」カードをひいた人には、チームメイトが次々と手をとって、ジェスチャーで伝えようとする姿も見られました。

ワーク後の振り返りでは、「みえない」役の人が「他の人がわかったかどうかが、わからないから、合図を決めたい」と話したり、河本さんから「目隠しをすると、話してもいいのに喋らなくなる現象が起こる。わからなくて怖いから。そういったことを共有することで、改善することができる」と会場を周りながらアドバイスをしたりしていました。
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次は「ワード・ボム」というゲーム。チーム全員が爆弾のある部屋に閉じ込められているという設定です。「未来言語カード」ゲームの難易度がまた上がります。爆弾を解除するためには、全員が解除するためのパスワードを一斉に叫ばなければなりません。

全員の答えが揃わなかったり、たとえばそのパスワードが正解であっても、途中でそのパスワードを言ってしまった場合も、爆弾は爆発してしまいます。

ヒントはひとつだけ全員に教えられ、パスワードはひとりだけが知っている状態で開始。その人に「それは動物ですか?」「それは乗り物ですか?」と質問をしながら、それぞれ頭のなかで正解を思い描いていきます。

最初のパスワードは「ゾウ」。わかったことが嬉しくて、パスワードを先に言ってしまった人がいるチームもありましたが、ほとんどのチームが無事に成功しました。そして、次は制限時間をぐっと短くして「お風呂」。これは、なかなか伝わらず、身体を洗う動作を汗を拭く動作を勘違いし、「夏」と答えてしまう人も。

それぞれ「みえない」「きこえない」「はなせない」状態でのコミュニケーションを体験し、「伝わると嬉しいなあ」というキャプテン★ザコさんの感想が聞こえてきました。

■障がい者のアート作品に、芸人がタイトルをつけてオークション開始! 「よしもとアートオーク笑」開催
第二部は「よしもとアートオーク笑」が行われました。吉本興業には芸人だけでなく、アーティストも所属しています。

ここで、よしもと所属のアーティストsatolyさんが登場。絵を描く活動をしており、養護学校等を回ってアートを教える活動もしています。

続けて、池袋の福祉施設メジロック施設長、上原直哉さんが登壇しました。メジロックは、知的障がいのある方が通い、絵を描いたり、詩を作ったり、編み物をしたりといった、アート活動をする場です。この日はメジロックから3名のアーティストと共に会場に来てくださいました。それぞれの絵はできあがっていますが、まだ作品名がない状態です。そこで、芸人のみなさんにタイトルをつけてもらい、会場でオークションを行います。

障がいのあるアーティストの方々とコミュニケーションをしながら、描いた絵について河本さんが質問し、それを聞いて芸人の方々がタイトルを考えていきます。よしもと芸人に関する時事ネタが、アーティスト側から容赦なく出てきたり、登壇している芸人に対し「最近見ない人」と呼んだりと、会場で笑いが沸き起こりました。アート作品に値段をつけて買うということ自体、あまり日本では馴染みがありませんが、最初のオークションがはじまると、すぐに外国人の女性が落札。それをきっかけに、次のオークションからはつぎつぎ声があがり、初値からどんどん価格が上昇。


河本さんが「芸人が作品名をつけてオークションをするのは画期的。続けていきませんか?」と提案し、大きな拍手とともに第二部が終了しました。

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■未来言語をアップデート、「みえない」「きこえない」「はなせない」状態で遊ぶNEWゲーム・アイデアソン
第三部は、未来言語アソビアイデアソン。「みえない」「きこえない」「はなせない」人たち全員が楽しめる新しいアソビを作っていきます。ゴムボールやほうき、ビーチボールや粘土、ラケットなどの道具も用意されており、道具を使ったアソビでも良いということに。

まずは、こどもの頃の遊びや、どんな遊びがすきだったかなどを共有したり、適当に道具を持ってきて、遊び方を考えます。これも、筆談や手話、英語などを駆使し、チームみんなで考えていました。

やはり、日々ネタを作っているだけあり、芸人のみなさんが率先してアイデアを出そうとする様子が印象的でした。しかし他のメンバーも負けていません。アイデアをブラッシュアップしたり、他の方法を試したりと、20分という限られた時間のなかで、各チーム様々なアソビを作り出しました。

目隠しをして積み木を載せたラケット持っている人を、後ろから肩をたたいたりして誘導し、積み木を指定の場所に置くアソビや、同じような要領でほうきとビーチボールを使って何度も挑戦できるスイカ割りを考案したチームもありました。

あるいは、手を使ったアソビ、鬼が一番下に手を置き、他の人がその上に手を重ねていきます。そして鬼が自分の好きなタイミングで手抜き出して上から叩き、他の人はそれを察知して手を引きます。鬼に手を叩かれた人が負け、もしくは鬼が手を引き抜く前に、手を引いてしまった人が負けというルール。また2チームに分かれて審判を挟んで並び、隣の人と手をつなぎます。審判の合図で、審判の横の人から手をぎゅっと握っていき、一番端の人まで届いたらそこから折り返し。握る動作が最初の人に戻ってきたら、審判の持つピコピコハンマーを取り、審判の頭をたたくというゲーム。

頭脳戦のアソビも誕生しました。綿棒を50本ほど用意し、全員目隠しをします。綿棒の束を持っている人に5本以内の数で自分が欲しい本数を伝えて、綿棒を受け取ります。欲しい数は、束を持つ人の肩に、指を立てて伝えます。自分の分を受け取った人は、残りの綿棒の束を受け取り、次のひとが欲しいと伝えてきた数を渡す、ということを繰り返します。最後に一番多く綿棒を持っていた人が勝ち、というゲームですが、自分の番で綿棒が足りなくなったらアウト、というもの。

そして、最もユニークだったのが、しまぞうZさんのチーム。しまぞうさんが扮している錦織圭選手のテニスラケットの上に食べ物を置き、目隠しをしたひとがラケット下から、ガット越しに触ってそれが何かを答えます。今回はバナナです。触ってもわからない場合は、皮を剥いたバナナをガットで押しつぶし、香りを嗅いでもらってヒントを増やします。錦織圭選手の圭ではなく、感触・嗅覚の頭文字をとって「Kゲーム」とのこと。

ガットで潰す必要があったのかどうか、という疑問を挟みつつ、司会進行の河カタさんがもっとも注目したのが、このKゲームでした。このアソビだけが触覚だけでなく嗅覚を使っていた点に着目していました。
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アイデアソンでは、制限時間がたった20分、しかもコミュニケーションを取る上で障害がある、という壁を乗り越えて、様々なアソビが生まれました。

■最後に重大発表が
最後に、河本さんから改めて、未来言語とのコラボレーション企画を続けていきたいというお話がありました。
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今回も大成功を収めた「未来言語」。1年前にスタートし、公演の回数を増やしてほしいという要望もあったそう。しかし、プロジェクトメンバーはそれぞれ会社を持っているため、仲良しグループとして活動するには限界があると考え、なんと、この日「株式会社未来言語」として法人登記を発表しました。さらに未来言語の活動の輪が広がっていきそうです。

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~未来をつくる実験区「100BANCH」とは~


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「100年先の世界を豊かにするための実験区」というコンセプトのもとに、これからの時代を担う若い世代とともに新しい価値の創造に取り組む活動です。パナソニック株式会社が創業100周年を迎えることを機に、「常識にとらわれない若いエネルギーの集まりが、100年先の未来を豊かにしていく」という思いから、株式会社ロフトワーク、カフェ・カンパニー株式会社と共同で2017年7月7日に設立。そして、この2年間、「100BANCH」は、野心的な若者が未来を創造していく一歩を、24時間365日実験可能な場所とともに、年間約200のイベントをはじめ、SXSWやSlush、CESなどの大型展示会での発信の機会を提供して支援。活動場所などのハード面と、各分野の第一人者であるメンターによる知見というソフト面の両面から、累計136のプロジェクト(2019年7月末現在)の加速支援を行ってきました。
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そんな「100BANCH」では常識にとらわれない野心的な若者達が、昼夜を問わずさまざまな活動を繰り広げています。100BANCHのミッションは、彼らとともに「つくりたい未来」「100年先を豊かにする未来」を創造すること。そして「100BANCH ナナナナ祭」は、何かに「発症」したように、ひたすら自らのつくりたい未来を追求している次世代リーダー達の熱気とその活動内容を体験いただける複合型イベントとなっています。
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ナナナナ祭の会場でもある「100BANCH」は、再開発の進む渋谷川沿いの倉庫を1棟リノベーションして作られた空間です。1階は未来に向け新たな食の体験を探求するカフェスペース「KITCHEN」、2階は35歳未満の若者リーダーがプロジェクトを推進するワークスペース「GARAGE」、ワークショップやイベントが行われるコラボレーションスペース「LOFT」という3フロアから構成されています。また、2018年9月に整備された渋谷川沿いの遊歩道「渋谷リバーストリート」にも染み出して、一部プログラムを実施します。

アクセス:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷3-27-1/JR渋谷駅新南口から徒歩約2分

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