ザイリンクス、過去最高となる 2020 会計年度第 1 四半期の売上を発表 世界的な貿易摩擦の拡大にもかかわらず、堅調な前年同期比増収増益となる

ザイリンクス株式会社

From: PR TIMES

2019-07-29 11:40



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プレスリリース
2019 年7 月 29 日

ザイリンクス社 (本社: 米国カリフォルニア州サンノゼ、NASDAQ: XLNX) は 2019 年 7 月 24 日 (米国時間)、2020 会計年度第 1 四半期売上が前期比 3%、前年同期比 24% 増加し、8 億 5,000 万ドルとなったことを発表した。第 1 四半期の GAAP ベース純利益は 2 億 4,100 万ドル (希釈株 1 株あたり利益 0.94 ドル)、 非 GAAP ベース純利益は 2 億 4,900 万ドル (希釈株 1 株あたり利益 0.97 ドル) となった。
ザイリンクスの取締役会は、普通株の発行済み株式 1 株あたり 0.37 ドルの四半期現金配当を行うと発表した。配当は 2019 年 8 月 7 日営業日終了時現在の株主全員に対して 2019 年 8 月 27 日付で実施される。
下記の表は、2020 会計年度第 1 四半期についての追加的な比較である。

2020 会計年度第 1 四半期の会計報告 (2019 年 4 ~ 6 月)
(希釈株 1 株あたりの利益以外は百万ドル単位)

GAAP (一般会計原則による)


[表1: (リンク ») ]



非GAAP (一般会計原則によらない)


[表2: (リンク ») ]



*GAAP と非 GAAP 間の調整なし。

ザイリンクスの社長兼 CEO であるビクター ・ ペン (Victor Peng) は、「輸出規制が弊社の中国の顧客への出荷に影響を及ぼしたにもかかわらず、第 1 四半期の売上成長率目標を達成できたことを大変うれしく思います。 第 1 四半期の売上は 8 億 5,000 万ドルを記録し、前年同期比で 24% 増加しました。 これは、弊社のビジネス モデルには強固なレジリエンスと多様性が備わっており、遂行力の高さを証明しています。 また、同期間の希釈株 1 株あたりの利益は 27% 増加し、高い収益性を実現しました。 ザイリンクスのプラットフォーム企業への変革を反映するように、Zynq 製品の売上は前年同期比で 68% 増加し、全体の売上のほぼ 4 分の 1 を占めています」と述べている。

地域別の売上構成


[表3: (リンク ») ]



エンド マーケット別の売上構成


[表4: (リンク ») ]



製品分野別の売上構成


[表5: (リンク ») ]



製品分類 :
アドバンスト プロダクト: Alveo、UltraScale+、UltraScale、7 シリーズ
コア プロダクト: Virtex-6、Spartan-6、Virtex-5、CoolRunner-II、Virtex-4、Virtex-II、Spartan-3、Spartan-2、XC9500 製品ファミリ、コンフィギュレーション ソリューション、ソフトウェアおよびサポート/サービス

主な統計 (百万ドル単位)


[表6: (リンク ») ]



*自己資本利益率の計算: 当会計年度の初めから今日までの GAAP ベース純利益/平均株主資本 (年率)

2020 会計年度第 1 四半期のハイライト


アドバンスト プロダクトのカテゴリーは第 1 四半期の総売上の約 69% を占め、前年同期比で 53% 増加した。16nm 製品は主に 5G の顧客ならびにデータセンター・テスト、測定、エミュレーション (TME) のエンド マーケットの顧客に牽引されて加速的な成長を続け、その売上高は前年同期比で約 4 倍増加した。
適応型 AI 推論、データベース アクセラレーション、データ分析、ビデオ トランスコーディング、セキュリティ処理といった大規模データセットを処理するワークロードに最適な 16GB HBM 製品を Virtex UltraScale+ HBM ファミリに迎えた。この 16GB HBM 製品は現在サンプル提供中で、今年後半に量産開始される予定である。
ザイリンクスのプラットフォーム企業への変革を反映するように、Zynq 製品の売上は前年同期比で 68% 増加した。28nm の Zynq と 16nm の MPSoC および RFSoC の両方を含む Zync SoC プラットフォームは現在、総売上の 23% を占めている。
アーリー アクセス プログラムを通じて 7nm Versal™ AI コア シリーズおよび Versal™ プライム シリーズ デバイスを主要顧客に出荷開始したことを発表した。業界初の Adaptive Compute Acceleration Platform (ACAP) である Versal は、従来の CPU、GPU、および FPGA をはるかに超える機能を備えた革新的でまったく新しいヘテロジニアス コンピューティング デバイスである。
第 1 四半期に、パワフルかつ差別化されたビデオ エンコーディング技術を提供する NGCodec 社を買収することで合意に至った。ザイリンクス アクセラレーション プラットフォームと NGCodec 社の技術を共に使用することで、ほかのどのソリューションよりも低い帯域幅要件で優れた視覚品質が得られる。Amazon 社の子会社であり、大手ライブ ストリーミング配信プラットフォームを所有する Twitch Interactive 社は、NGCodec 社の VP9 エンコーダー IP を採用したザイリンクス製品ベースのソリューションにより、CPU の 30 倍のパフォーマンスを実現した。買収は第 2 四半期の第 1 週に成立。
自社株の買い戻しが 300 万株 (1 株あたり平均 105.50 ドル) となり、配当は 9,400 万ドルとなった (当四半期中)。


2020 会計年度第 2 四半期 (2019 年 7 ~ 9 月) の事業展望
以下の記述は現在の予測に基づくものであり、記載通り、GAAP と非 GAAP の両方に基づいて提示している。これらの記述は将来の見通しに関するものであり、実際の結果は、本リリースの末尾に記載している重要な要因などにより大幅に異なる場合がある。
ザイリンクスの第 2 四半期ガイダンスでは、当社の中国の顧客の 1 社に対する米国政府による輸出規制の影響が反映されている。このガイダンスには、先ごろ発表された Solarflare 社買収に関連する財務上の影響は含まれていない (買収は第 2 四半期中に成立する見込み)。

2020 年第 2 四半期


[表7: (リンク ») ]


注記:
(1)買収関連無形資産の償却
(2)M&A 関連費用および関連する取得無形資産の償却費用

非 GAAP 財務情報
既に記載した通り、2020 会計年度第 1 四半期の結果と 2020 会計年度第 2 四半期の事業展望には、一般に公正妥当と認められている会計原則 (GAAP) に従って算出されていない財務指標が含まれている。 非 GAAP の指標は、GAAP に従って算出された財務指標の代用もしくはそれよりも優れたものとして解釈することはできない。非 GAAP 財務指標の表示は、付随する表に記載した通り、それぞれ最も直接的に比較可能な GAAP 指標に合わせて調整されている。当社による上記の非 GAAP 指標の計算はほかの企業が使用している類似の表題の指標と比較可能ではない場合がある。
経営陣は、継続事業による当社の財務業績 (買収の影響を除く) について評価するため、また以前の会計年度の業績と比較するために、本リリースで開示された非 GAAP 財務指標を使用する。 同様に、経営陣は、それらの非 GAAP 指標の表示は投資家やアナリストが当社の中核事業の営業経費 (買収関連の償却や臨時項目などの非中核事業経費の影響を除く) について評価することを可能にすることから、投資家にとって有用であると考えている。
M&A 関連費用: これらの費用は、主に買収した会社のデュー ディリジェンス レビューにかかわる弁護士およびコンサルタントの報酬から成る。 当社は、それらの費用は当社の現在の業績を反映していないと考えている。したがって、非 GAAP 調整は、当社の現在の業績についての評価および以前の業績との比較を容易にするための経費を除外する。
買収関連無形資産の償却: 買収関連無形資産の償却は、企業結合に関連して取得した開発済みテクノロジなどの無形資産の償却から成る。非 GAAP 調整は、当社の現在の業績についての評価および以前の業績との比較を容易にするために、それらの経費を除外する。
所得税: 前述の通り、当社は、営業経費およびその他の利益に反映された非 GAAP 調整の所得税効果を除外する。 また、米国税制改革関連の項目も除外する。 当社は、米国税制改革関連の項目を除外することで、当社の現在の業績の評価を以前の業績と比較することが容易になると考えている。 2020 会計年度第 2 四半期の見通しは、その固有の不確実性のため当社が不合理な取り組みなしに予測することができないほかの税関連項目を反映していない。

将来に関する記述
本リリースには、将来に関する記述および予測が含まれている。将来に関する記述および予測は、「予想する (expect)」、「考える (believe)」、「かもしれない (may)」、「だろう (will)」、「あり得る (could)」、「予測する (anticipate)」、「推定する (estimate)」、「継続する (continue)」、「計画する (plan)」、「意図する (intend)」、「予測する (project)」など将来に関する言葉の使用で識別できる場合が多い。 予測、不確実な事象もしくは仮定に関する記述またはそれらに基づく記述もまた、将来に関する記述と見なされる。 そのような将来に関する記述には、半導体市場、当社製品の拡大および浸透、予想される売上増加、当社が活動する市場の需要および成長、新しい市場への参入機会、当社の 2020 会計年度第 2 四半期の事業展望についての当社予想などに関する記述が含まれるが、それらに限定されない。 将来に関する記述および予測は、それらが記述または予測された時点についてのみのものであり、過度に依拠することはできない。当社は、かかる将来に関する記述を更新する義務を負わない。 実際の事象や結果は、将来に関する記述に含まれる内容と大幅に異なるものとなる可能性があり、とりわけ当社新製品の顧客への浸透、現在の世界経済の状況、貿易および輸出規制、顧客企業が活動するエンド マーケットの健全性、最終顧客需要を予測する当社の能力、ターンズ ビジネスへの依存度の高さ、予想を超える大口顧客向け値引き、プロダクト ミックスの予想を上回る変化、製造歩留まりの変動、製品を顧客にタイムリーに提供する当社の能力、複数のファウンドリにおける生産を管理する当社の能力、ウェハー価格の変動、現在および将来の訴訟に関連する費用および債務、ならびに当社最新の「Form 10-Q」および「Form 10-K」に記載されるその他リスク要因など、さまざまなリスクおよび不確実性によって左右される。
ザイリンクスについて
ザイリンクスは、エンドポイントから、エッジ、クラウドに至るまで、多種多様なテクノロジで迅速なイノベーションを可能にする、極めて柔軟なアダプティブ プロセッサおよびプラットフォームを開発している。ザイリンクスが発明したテクノロジには、FPGA、ハードウェア プログラマブル SoC、ACAP などがある。ザイリンクスは、インテリジェント、コネクテッドかつアダプティブな未来の世界を実現するため、業界で最もダイナミックなプロセッサ テクノロジを提供する。詳しい情報は、ウェブサイト japan.xilinx.com で公開している。
ザイリンクスの名称およびロゴ、Artix、ISE、Kintex、Spartan、Virtex、Zynq、Vivado、Alveo、Versal、その他本プレスリリースに記載のブランド名は米国およびその他各国のザイリンクスの登録商標または商標です。その他すべての名称は、それぞれの所有者に帰属します。

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