国内初、サービス体験後に消費者が自分で値段を決める仕組み「あと値決め」が2019年8月29日にリリース

株式会社ネットプロテクションズ

From: PR TIMES

2019-08-29 13:00

~1stユーザーは、家事代行、洋服レンタル、ミュージカルなど。多種多様な業種業態で、価格の民主化を促進し、消費者と事業者の新しい関係性を創造へ~



[画像1: (リンク ») ]

 新しい信用を創造するCredit Tech(クレジットテック)のパイオニア、株式会社ネットプロテクションズ(所在地:東京都千代田区、代表取締役社長:柴田 紳、以下当社)は、消費者が実際に体験した「あと」で自ら「値決め」を行うことを可能にする新しい購買・決済の仕組みとして、「あと値決め」(※1)の提供を本日8月29日(木)より開始いたしました。
 1stユーザーは、株式会社ベアーズの運営する家事代行サービスや、株式会社エアークローゼットの運営する洋服レンタルサービス等(※2)です。これらのサービスで、本日よりあと値決めが順次利用可能になります。
 合わせて、「あと値決め」の導入を希望される事業者の一般公募も本日より開始いたしました。詳細に関しては、下記ページを御覧ください。
 なお、第三者提供の仕組みとして商材や利用シーンを問わず、決済・価格回収・請求等を一貫してアウトソーシングが可能なポストプライシングサービスが展開されるのは、日本初の試みとなります。

「あと値決め」の詳細はこちら: (リンク »)

※1「あと値決め」は当社が提供する後払い決済のオプションサービスになります。
※2 別表にて、参画決定済の事業者一覧をまとめております。

[画像2: (リンク ») ]

記者発表会にて、初期参画企業各社と。

■「あと値決め」について
あと値決めとは
 価格への納得(合意)と支払いは、サービスや商品の利用・体験の前に発生するのが一般的です。今回提供を開始する「あと値決め」は、サービスや商品の利用・体験後に消費者が自ら価格を決定し支払いを行うことを可能にする仕組みであり、従来とは全く異なる新しい購買体験を提供します。
[画像3: (リンク ») ]


消費者の利用フロー
1. 決済方法で「あと値決め」を選択した後、事前に価格合意と支払いをすることなく、対象のサービスや商品の利用・体験を行います。
2. 利用・体験後、下記のような値決めフォームから、他人の値決め結果も参考にしつつ、満足度に応じた価格を決定します。
3. 後日、決定した価格での請求書が届きますので、コンビニ等で支払いをします。

[画像4: (リンク ») ]

値決めフォームは事業者によりカスタマイズが可能

 「あと値決め」の利用にあたり、消費者はクレジットカードや口座登録などの面倒な事前登録手続きを一切する必要がありません。誰でもすぐに「あと値決め」に参加することができます。
[画像5: (リンク ») ]


事業者への提供価値
 「あと値決め」を活用したサービス・商品の提供を行うと、消費者が下記のような体験の循環に入りやすくなります。そのため、「品質向上に寄与するフィードバックが得やすくなる」、「紹介による新規顧客の獲得が促進される」などのメリットを事業者は享受しやすくなります。

「あと値決め」体験の循環モデル

[画像6: (リンク ») ]

 「あと値決め」は事業フェーズや課題に応じた活用が可能です。活用可能なビジネス領域と施策例を下記にまとめています。

「あと値決め」が活用可能なビジネス領域と施策例

[画像7: (リンク ») ]


事業者への提供方法
1.安心の体制で国内初のポストプライシングサービスをワンストップ提供
 「あと値決め」は、17年以上の実績を持つ業界No.1の後払い決済サービスを提供する当社が新しく開発した仕組みです。既存の後払いサービス同様、「あと値決め」の運用にかかる負荷や未回収のリスクは当社が全面的に代行・保証するため、導入事業者は手間なく安心安全に、ポストプライシングの体験を消費者に提供することが可能です。
[画像8: (リンク ») ]


2.ご利用料金も「あと値決め」
 「あと値決め」の事業者にかかる利用料金は事業者による自己申告で決まります。仕組みの利用後、感じた価値に見合う価格を最低0円から任意で決定いただき、お支払いいただきます。
[画像9: (リンク ») ]

※当社の後払い決済サービス利用に伴う料金は発生いたします。

■参画企業一覧
 すでに参画が決定している企業様の一覧は下記になります。
[画像10: (リンク ») ]


■背景
ネットプロテクションズの社会的役割
 当社は、方法論をデジタルシフトさせることで利便性を向上させるだけのサービスではなく、体験そのもののあり方を変えるような新しい価値を持ったサービスを創るという想いを常に掲げてきました。その代表例として、通販における「第三者提供の後払い決済」という日本初の事業を2002年から展開しております。事業を通じて、実際にモノをみてから支払う「安心感」を消費者に提供し、結果的に消費者からの事業者への不信を一部解消することで、本当に良いものをつくる事業者とそれを必要とする消費者をつないできました。

情報の非対称性が低減してもなお残る信用問題
 情報サイトやSNS、スマートフォンの普及が進み、誰でもいつでもどこでも商品についての評価や信用性を調べることができる時代になりました。しかし、企業によるインターネットを用いたマーケティング手法が進むにつれて、信用ができる情報と広告情報を見分けることが難しくなり、消費者が本当に良いものを選びとるためのコスト、事業者が正しく商品を知ってもらうためのコストなどはむしろ増加しています。サービス価値や品質への信用問題が本質的には解決されていないからこそ、このような消費者・事業者双方のコストの高止まりが起きている現状も、後払い決済事業を展開するなかで見えてきました。

 このような背景から当社は、事業者と消費者の信用問題を「後払い」よりもさらにもう一歩踏み込んで解決する新しい価値をもった仕組みとして、「あと値決め」の提供を本日より開始いたしました。
 当社は「あと値決め」を通じて、消費者には今までにない新しい購買・決済体験を、事業者には消費者への新しい価値の届け方を提供していきます。

プライシングサービス業界の現状
 後から値段を決めるプライシング手法であるポストプライシングは、ユーザーファーストな取引のあり方として、従来より一部の企業では自発的に実施されていました。一方で、価格決定だけでなく決済/請求の仕組みが必須であるというビジネス上の制約もあり、アウトソーシング(第三者提供)サービスとしてポストプライシングを提供する事業者は、国内には存在しませんでした。

 今回、17年以上の実績を持つ業界No.1の後払い決済サービスを提供してきた当社の技術資産(決済/与信/請求基盤)を活用することで、日本初となる第三者提供の仕組みとしてポストプライシングサービスを展開するに至りました。これにより、事業者は自社運用と未回収リスクの手間なく、安心安全にポストプライシングの体験を消費者に提供することが可能になりました。

 なおプライシングにおける各種領域とプレイヤーについては、ダイナミックプライシングサービスを提供する株式会社空と当社が共同で作成した「Price Tech業界カオスマップ」にて取りまとめています。合わせて御覧ください。

(リンク »)

■今後の展望
価格の民主化を通じて価値あるサービス・クリエイターへの信用創造を

 「あと値決め」の利用が進むことで、実際に利用・体験をした消費者からの純度の高い評価が蓄積されます。当社ではこの取り組みを通じて得られる価格/評価データをオープン化し、企業からの不当な介入のない信用情報として社会へ発信し、消費者にとって新しい体験をより不安なく生活に取り入れられる社会の実現を目指します。
 上記を通じて、消費者を重視し品質の高い商品や体験を提供するサービサーやクリエイターへの信用を創造し、企業体力や社会的認知度に依存しないマーケティング活動の実現を目指します。

■直近の動き
1.「あと値決め」導入の一般公募を開始
 当社は、社会的なムーブメントとしてあと値決め文化を浸透させたいと考えています。それに伴い、「あと値決め」の導入を希望される事業者様の一般公募を本日より開始いたしました。本仕組みを活用した事業推進・マーケティングを希望される事業者様、本取り組み自体に賛同いただける事業者様は、是非ご応募ください。

 詳細に関しては、下記ページをご覧ください。
  (リンク »)

2.「あと値決め」結果レポートの配信など、情報発信の強化
 世の中にない新しい取り組みだからこそ、情報開示には注力していきます。
 まずは、1stユーザーとして参画いただく株式会社ベアーズ、株式会社エアークローゼットなどの利用状況ならびに消費者の値決め結果などをレポートとして配信予定(※)です。さらに第二波となる「あと値決め」参画企業の公表を予定しているほか、ポストプライシング領域に関するスポットイベントの開催も予定しております。

※配信時期は未確定です。

■プレスキット
 本リリースならびにサービスサイトで使用されている画像・動画に加え、8月29日に開催した記者向け発表会の資料を素材として格納しています。ご自由にご活用ください。

(リンク »)

■株式会社ネットプロテクションズ 概要
 当社はテクノロジーを活用して新しい信用を創造する「Credit Tech(クレジットテック)」のパイオニア企業として、あらゆる商取引を円滑にしていくことを目指しています。2002年より、日本で初めて未回収リスク保証型の後払い決済サービス「NP後払い」の提供を開始し、前年比約140%のスピードで成長を続け、現在では累計利用件数が1億4000万件を突破するまでに至りました。2014年より、同サービスにより培った独自の与信ノウハウとオペレーション力を企業間取引向けに展開した「NP掛け払い」の本格販売を開始し、前年比約170%のスピードで成長を続けております。2017年には、購買体験がこれまでより快適になる新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の提供を開始しました。さらに2018年には、台湾においてもカードレス決済サービス「AFTEE(アフティー)」をリリースしました。これらの事業を通じて、顧客の購買歴・支払い歴をあわせた取得難度の高い信用ビッグデータを保有しており、今後は様々な領域でのデータ活用・展開を模索していきます。

・商号 :株式会社ネットプロテクションズ
・代表者     :代表取締役 社長(CEO) 柴田 紳
・URL : (リンク »)
・事業内容 :後払い決済サービス「NP後払い」の運営
企業間決済サービス「NP掛け払い」の運営
訪問サービス向け後払い決済サービス「NP後払いair」の運営
新しいカードレス決済「atone(アトネ)」の運営
台湾 スマホ後払い決済「AFTEE(アフティー)」の運営
ポイントクラブの運営
・設立 :2000年1月
・資本金 :1億円
・所在地 :〒102-0083
東京都千代田区麹町4-2-6 住友不動産麹町ファーストビル5F

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

株式会社ネットプロテクションズの関連情報

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

自社にとって最大のセキュリティ脅威は何ですか

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]