ビットフォレストが提供する「VAddy(バディ)」は、今もっとも手軽なWebアプリケーション脆弱性診断ツールとして、Webサービス提供事業者やWebアプリケーション受託開発会社などで幅広くご利用いただいています。煩雑な初期設定作業を排し高速な検査時間を実現した「VAddy」は、開発スピードが求められる現場において、セキュリティ担当者のみならず、脆弱性診断ツールに触れてこなかったWebプログラマーやWebデザイナー、Webディレクターなどに支持されています。
●VAddy Enterpriseプランの特長
1.組織管理機能
[画像: (リンク ») ]
従来のVAddyが備えているチーム管理機能とは異なり、VAddy利用者のアカウントを管理者がコントロールする機能です。
VAddyでは「チーム機能」を使うことで一つのプロジェクトを複数のVAddyユーザーで共同利用することができます。例えば一つのWebアプリケーション/Webサイトを複数のメンバーで共同開発している場合、各メンバーは自身が開発した部分だけを検査することができます。
しかしながら、これまでのVAddyではチーム機能を使うためにはそれぞれのメンバーが自身でVAddyアカウントを作成する必要があるため、情報システム部門などの管理部門では「社員の誰がVAddyアカウントを持っていて、どのプロジェクトへのアクセス権限を持っているのか」を把握することが困難でした。
VAddy Enterpriseプランに新たに追加された「組織管理機能」では、VAddyを共同利用するユーザーのアカウントは組織管理者が作成するため、情報システム部門などの管理部門は自社社員等のVAddy利用状況を一元管理できるようになります。もちろん社員の就職、退職、異動などによって生じるアカウントの入れ替え作業も容易です。
2.検査内容の強化
VAddy Professionalプランの検査項目に加え、以下の検査項目が追加されます。
ブラインドSQLインジェクション
安全でないデシリアライゼーション(Insecure Deserialization)
XML外部エンティティ参照(XXE)
HTTPヘッダインジェクション
中でも「XML外部エンティティ参照(XXE)」と「安全でないデシリアライゼーション」は、OWASP(The OWASP Foundation)と呼ばれる世界中のWebアプリケーションセキュリティの専門家が参加しているオープンソースコミュニティが発表した「OWASP TOP10 2017」で新設されたカテゴリで近年注目されている脆弱性です。また、「ブラインドSQLインジェクション」と「HTTPヘッダインジェクション」も「OWASP TOP10 2010」から継続してランクインしている「インジェクション」に相当するもので、これまでのVAddyが対応していた「SQLインジェクション」と合わせて、OWASP TOP10 A1(インジェクション)への対応がより進んだ形となります。
参考)OWASP TOP10 2017
(リンク »)
●利用料金
月額¥59,800または年額¥598,000
※いずれも税抜
より詳細な料金体系はVAddy Webサイト料金表をご覧ください。
(リンク »)
●提供開始日
2019年10月1日(火)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。