ダイアログ・セミコンダクター、Creative Chipsの買収によってインダストリアルIoT製品をポートフォリオに追加

Dialog Semiconductor PLC

From: PR TIMES

2019-10-08 16:55

~新たな企業買収により、ダイアログはミックスドシグナル半導体サプライヤとして、急成長中のインダストリアルIoT(IIoT)市場に参入~

英国ロンドン - 2019年10月7日 - パワーマネジメント、充電、AC/DCコンバータ、Wi-FiおよびBluetooth(R)Low Energyテクノロジーの大手プロバイダ、Dialog Semiconductor plc(XETRA:DLG、以下「ダイアログ」)は本日、Creative Chips GmbH(以下「Creative Chips」を買収したことを発表しました。Creative ChipsはインダストリアルIoT(IIoT)市場に集積回路(IC)を提供している著名なサプライヤです。

ドイツ、フランクフルト近郊のビンゲンに本拠地を置き、ドレスデンにデザインセンターも持つCreative Chipsは、ICビジネスが拡大しているファブレス半導体企業で、広範なインダストリアルイーサネット、その他のミックスドシグナル製品をインダストリアル/建築システムの大手トップメーカーに提供しています。多数のIIoTセンサーをインダストリアルネットワークに効率よく接続できるよう、同社の技術は最適化されています。長年のカスタムICビジネスを基盤として、Creative Chipsは各種の標準IO-Link IC製品も開発しており、Industry 4.0革命でのコネクティビティ拡大を推進しています。

今回の買収は、ダイアログが実績のあるサプライヤとして確立し、インダストリアルIoT市場の潜在性を大幅に拡大するための戦略的な取り組みです。さらにダイアログは、充実したコアIC製品のポートフォリオや関連するアナログ、デジタル、およびRF技術の豊富なライブラリを獲得することができます。買収には他では得られないスキルと経験を豊富に備えたエンジニアリングチームも含まれます。このチームが世界中のダイアログのエンジニアリング、マーケティング、営業チームに加わることで、ICの営業をグローバルに加速できます。

両社はミックスドシグナル製品と技術に重点を置きながら、既に確立された、ファブレス半導体ビジネスモデルを推進します。グローバルに展開するダイアログとそのオペレーション、製品開発、豊富なICテクノロジーリソースにより、両社は強力な位置付けを確保することができ、すぐにIIoT市場の機会を獲得できます。

ダイアログのCEO、Jalal Bagherliは次のように述べています。「Creative Chipsの買収はダイアログにとって不可欠なものです。これにより、インダストリアルIoT市場での強力な足場を固めながら、ダイアログの既存のミックスドシグナルビジネスも補完してくれます。Creative Chipsと同社の経験豊富で優秀なエンジニアが加わることで、自動車分野での製品を強化しながらインダストリアル部門でのリーチを拡大し、ダイアログの製品収益、カスタマーベース、エンドマーケットを多様化できます。チームの皆さんをダイアログに迎えられることを楽しみにしています」

Creative Chipsと連携することで、ダイアログは約20年をかけ確立してきた信頼性により、著名な大手インダストリアル顧客を獲得できます。 これにより、ダイアログの既存のワイヤレス低電力コネクティビティ、コンフィグラブルミックスドシグナルおよびパワーマネジメントICでの営業範囲が拡大するだけでなく、インダストリー4.0市場という大きな野望実現に向けて、ダイアログは重要な戦略的構成要素を確立することができます。

Creative Chipsの2019年暦年中の収益は約2千万ドルで、今後数年間、前年比で年間収益が25%増加する見込みです。ダイアログのバランスシートでは、買収金額は約8千万ドル(現金)です。さらに、2020年および2021年の売上目標に基づき、最大2300万ドルの条件付対価も発生します。

取引は2019年第4四半期中に完了予定です。

※注:ダイアログおよびダイアログのロゴは、Dialog Semiconductor plcまたはその子会社の商標です。他のすべての製品名またはサービス名は、それぞれの所有者に帰属します。(C) Copyright 2019 Dialog Semiconductor. All rights reserved.

ダイアログ・セミコンダクターについて
ダイアログ・セミコンダクターは、モバイル・デバイスおよびIoTに電力を供給する集積回路(IC)のリーディング・プロバイダーです。ダイアログのソリューションは、最先端のモバイル・デバイスにも採用されており、外出時のパフォーマンスや生産性の強化を実現するために利用されています。ダイアログは、スマートフォンの電力効率の向上や充電時間の短縮、離れた場所からの家電の制御、次世代のウェアラブル・デバイスの接続まで、数十年にわたる経験と世界レベルのイノベーションにより、デバイス・メーカーが時代を先取りするためのサポートをします。

ダイアログはファブレス (工場を持たないメーカー) ビジネス・モデルを実践しており、雇用主として、従業員、コミュニティ、またその他ステークホルダーの皆様および事業を執り行う環境にとってプラスとなる多数のCSRプログラムを推進し、企業としての社会的責任を果たしています。2018年の収益は約14億4,000万ドルであり、欧州の半導体の公開会社として最高水準の成長を遂げました。現在、全世界で約2,100名の従業員を雇用しており、フランクフルト証券取引所(FWB: DLG)に上場し (統制市場、プライム・スタンダード、ISIN GB0059822006)、ドイツのTecDax指数にも含まれています。
詳しくはホームページ( www.dialog-semiconductor.com )をご参照ください。

将来予測に関する記述
本リリースには将来的な事象に関する幹部の現在の見解を反映した「将来予測に関する記述」が含まれています。「予想している」、「思われる」、「予測している」、「意図している」、「だろう」、「予定している」、「見込みである」、「のはずだ」や類似の表現は将来予測に関する記述を表しています。たとえば金融指標、運用上の問題、成約条件、Apple社との新たな契約で必要な規制承認などが挙げられます。将来予測に関する記述はリスクや不確実性の影響を受けます。これには半導体および通信市場の不況、通貨為替レートや利率の変化、お客様からの発注のタイミングと製造のリードタイム、在庫不足/過多/陳腐化、競合製品とその価格による影響、ビジネスや営業を展開している国での政治的リスク、供給の制約などが含まれますが、これらに限定されません。これらを含むリスクや不確実性(ダイアログ・セミコンダクターの最新の決算書で「Risks and their management(リスクとその管理)」という見出しでその一部について説明しています)が発生した場合、記述内容の想定が間違っていることが判明した場合、実際の結果が当該記述で明示、黙示されている内容と大きく異なることがあります。将来予測に関する記述は作成日現在の状況を示しており、ダイアログでは更新の義務を負いません。ただし、その後、新たに発表される文書が過去の文書に代わって有効となります。

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