日本初!LayerX、CBC Casper研究が評価され、「Ethereum Foundation Ecosystem Support Program」に採択

株式会社LayerX

From: PR TIMES

2019-10-10 17:15

 ブロックチェーン・テクノロジー関連事業を展開する株式会社LayerX(本社:東京都港区、代表取締役CEO:福島良典 以下 当社)は、CBC Casperの研究を評価いただき、Ethereum Foundationが運営する「Ethereum Foundation Ecosystem Support Program」の対象企業に選定いただきましたことをお知らせします。「Ethereum Foundation Ecosystem Support Program」における日本拠点のチーム採択は、LayerXが日本で初めての事例となります。




[画像1: (リンク ») ]



■ 「Ethereum Foundation Ecosystem Support Program」とは
Ethereum Foundationが運営する「Ethereum Foundation Ecosystem Support Program」は、Ethereumに関わる研究や開発に携わるチームを対象とした助成金事業です。2019年度に$30,000,000を助成すると表明し、世界中のチームを支援しています。今回、LayerXは日本拠点のチームとして初めて「Ethereum Foundation Ecosystem Support Program」の対象企業に選出いただきました。
助成金を用いて、 CBC Casperの将来的なEthereumへの導入に向けた理論的研究、及び日本国内のEthereum研究コミュニティの活性化に邁進いたします。

■ CBC Casperとは
CBC Casperとは、Ethereumコミュニティで提案された合意形成プロトコル及びそれをベースにしたProof of Sake (PoS) プロトコルで、Ethereum共同創業者のVitalik Buterin氏をはじめ様々な研究者がEthereumへの将来的な導入を期待しています。攻撃耐性、効率性、インセンティブ設計、柔軟性など様々な点で従来の提案を上回ると期待される一方、未だ課題の多いプロトコルです。
LayerXは、2018年12月よりCBC Casperの研究に取り組んでおります。論文「Refinement and Verification of CBC Casper」※1をスイスの「Crypto Valley Conference 2019」やシドニーの「EDCON2019」で発表するなど、研究成果を還元して参りました。

■LayerX R&D エンジニア/ CBC Casperのコアリサーチャー 中村龍矢のコメント

[画像2: (リンク ») ]

<プロフィール>
ブロックチェーンのセキュリティに関する研究に従事。特に、EthereumのPoSプロトコルであるCasperのコアリサーチャーを務め、改善案や脆弱性を複数提案。また、形式手法のブロックチェーンセキュリティへの応用にも取り組んでおり、学術論文 “Refinement and Verification of CBC Casper”を執筆、CBC Casperに関する論文として世界で初めて査読付き国際学会に採択される。DEVCON, EDCONなどの世界的な開発者カンファレンスにて登壇。東京大学工学部在学中。

<コメント>
Ethereumのエコシステムに多大な貢献をしてきた他のチームと並んで、今回Grants Programに採択いただけたことは大変光栄です。私はコンセンサスアルゴリズムやPoSの研究は5, 10年後の将来のためだけではなく、たくさんの人の資産を預かる今日・明日のブロックチェーンのための研究だと思っており、その中でもとりわけ大きなポテンシャルを秘めるCBC Casperの研究を通して、ブロックチェーンによる社会課題の解決の一助を担いたいです。


LayerXは今後も、行動指針の一つである「Bet Technology」を実践し、ブロックチェーンの技術発展に貢献して参ります。

※1:「Refinement and Verification of CBC Casper」論文URL
(リンク »)


■ 株式会社LayerXについて
LayerXは、ブロックチェーンに120%コミットする会社です。ブロックチェーン技術により、すべてのことが正しく評価されるような世界を目指し、事業を展開していきます。

[会社名]株式会社LayerX
[設立]2018年8月
[代表者名]福島良典
[ミッション]
Evaluate Everything
「すべてのものを正しく評価しよう」
[行動指針]
Be Animal 「動物的」に行動しよう。
Bet Technology テクノロジーに賭けよう
Fact-based 事実志向で思考する
Trustful Team お互いが信頼し合う、透明性の高いチーム
徳  お金には変わらない、信頼・信用を積み上げていこう。
[事業内容]ブロックチェーン・テクノロジー関連事業
[コーポレートサイト] (リンク »)
本件のお問い合わせ:pr@layerx.co.jp(担当:石根)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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