ヴイエムウェア、IT/人事部門にとって、新入社員の採用から高い生産性を発揮するまでの時間の短縮を実現するWorkspace ONEによる入社前の優れたデジタル体験を提供

ヴイエムウェア株式会社

From: PR TIMES

2019-11-13 18:55

エンド ツー エンドのゼロ トラスト アクセス コントロールとPrivacy Guardにより従業員と組織との一体感を醸成

新しいマルチクラウドVDIサービスにより、仮想アプリ/デスクトップの配信を簡素化することで、従業員の生産性を向上

Workspace ONE for Microsoft Endpoint Managerにより、Windows 10向けの最新の管理を推進

【2019年11月13日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は、VMware Workspace ONE(R) デジタル ワークスペース プラットフォームの新しいイノベーションを発表しました。このイノベーションにより、従業員による内定通知への署名時から退職時まで、組織と従業員の一体感を強化します。加えて、新しいゼロトラスト セキュリティ アーキテクチャやハイブリッド/マルチクラウドVDIの先進機能、さらに最新の管理の迅速な採用に向けてパートナーシップを結んでいるマイクロソフトとの取り組みについてアップデートを発表しました。

■従業員のライフサイクル全体にわたって組織との一体感を実現する新規採用者の入社前体験

ヴイエムウェアは、米国で開催されたVMworld 2019において、IT/人事部門による新人研修や就業初日の従業員体験の刷新をサポートする、AI(人工知能)機能を備えた仮想アシスタントなどを含むデジタル コンシェルジュ サービスを発表しました。そして本日、従業員の就業体験をより一層改善させるWorkspace ONE Intelligent Hubの最新機能を発表しました。この新機能は、まだ入社前の時点から、従業員と組織の一体感を築くことを目的にしています。

Workspace ONEは、新規採用者が入社以前に企業のディレクトリ、イントラネット、福利厚生情報など、Intelligent Hubにある有用なリソースに安全にアクセスできるようにし、今までにない入社前体験を支援します。さらに、新規採用者は、Intelligent Hubを利用して、就業初日に提供されるIT機器・ツールの選択など、入社に伴う特定の手続きを完了させることができます。

ヴイエムウェアは、従業員の物理体験とデジタル体験のシームレスな融合に向けてテクノロジの活用を図っており、アクセス コントロール ソリューションの世界的リーダであるHID GlobalとIntelligent Hubとの新たな統合も発表しました。この新しいIntelligent Hub “Passport”機能により、従業員は個人所有、もしくは会社支給のモバイル デバイスのアプリを使用して、オフィスへの入館/入室が可能になります。業界初となるこのソリューションは、従業員のIDとアクセスの可否を瞬時に確認することで、従業員にはシームレスな体験、セキュリティ担当者には物理的なアクセス コントロールの最新手法を提供します。

さらに、モバイルアプリを活用している消費者の体験を向上させるWorkspace ONE Intelligence for Consumer Appsも発表しました。このサービスにより、消費者向け自社製モバイルアプリのパフォーマンスデータの取得や監視が可能になるため、問題の迅速な解決や顧客満足度の向上、解約率の低減などデータに基づいた意思決定を支援します。

■社員のデバイス/アプリ管理の透明性を実現する新しいプライバシー ガード

Workspace ONE Privacy Guardは、従業員の使用するデバイスやビジネスアプリがIT部門にどのように管理されているのか、従業員に対して管理の透明性を提供します。一例として、社員は収集されているデータや、個人所有や会社支給端末において、アプリから要求されたデバイス情報へのアクセスなどを把握することができます。IT部門がアプリやデバイスの管理ポリシーを変更した場合には、Intelligent Hub内のPrivacy Guardから通知を受け取ることができます。

ヴイエムウェアは、Privacy Guard ソフトウェア開発キット(SDK)を、Workspace ONE Boxer/Content/Notebook/Webなど、Workspace ONEの業務アプリに組み込み、これらのビジネスアプリを使用する従業員のプライバシーを保護します。ヴイエムウェアは、すべてのアプリ開発者がPrivacy Guard SDKを利用できるようにし、エンドユーザに同等の透明性を提供できるようにしました。

■Workspace ONEによってデジタル ワークスペース全体にわたり、あらゆるアプリへのゼロトラスト アクセスの簡素化を実現

今日、従業員は会社に柔軟な働き方を求めており、アプリもまたクラウドへの移行が進んでいます。さらには、企業では様々なタイプのデバイスが使用されるようになっています。このような現状は、エンタープライズ セキュリティの境界を崩壊させ、従来の「城と堀」型のセキュリティ手法は既に時代遅れとなっています。そして、これらに代わり、ゼロトラスト セキュリティやこれに類似したモデルが登場してきています。

ヴイエムウェアは、顧客のデジタルワークスペース セキュリティに関して、最新のアプローチの導入を支援するゼロトラスト セキュリティ アーキテクチャを公表しました。このアーキテクチャは、デバイス管理とコンプライアンス、条件付きアクセス、アプリのトンネルとプロキシ、リスク分析、修復とオーケストレーションの自動化などの機能を統合することで、ゼロトラスト セキュリティ モデルを確立します。

Workspace ONEは、これらの重要なテクノロジを統合し、ゼロトラスト セキュリティを実現できる唯一のデジタルワークスペースプラットフォームです。

デバイス管理とコンプライアンス:Workspace ONE Unified Endpoint Management(UEM、統合エンドポイント管理)により、顧客はすべてのプラットフォームにわたり、単一のコンソールからモバイル端末/デスクトップ/高耐久性端末/IoTなど、あらゆるデバイスを管理できます。
条件付きアクセス:Workspace ONE Accessは、条件付きアクセスのエンジンであり、顧客の既存のID管理インフラをサポートするとともに、Workspace ONE UEMやWorkspace ONE Intelligenceの分析機能によって提供される一連のコンプライアンス情報の確認を活用します。また、ポリシーによっては、多要素認証を提供することも可能です。
アプリのトンネルとプロキシ:オンプレミス アプリへの最小権限でのアクセスは、クロスプラットフォーム向けのVMware TunnelとUAG(Unified Access Gateway)、ならびに/またはVMware Horizon(R)による仮想アプリへのアクセスによって可能になります。仮想化はアプリ インフラを本質的に保護するもので、UAGエッジサービス経由でのアクセスを可能にします。
Intelligence Risk Analytics:VMworld 2019で発表された通り、Workspace ONE Intelligenceは、ユーザ/デバイスのリスク スコアを提供します。これは、複数のリスク属性に基づく定量化されたスコアであり、条件付きのアクセス ポリシーや自動修復の実行に利用することができます。
修復とオーケストレーションの自動化:Workspace ONE Intelligenceは、チケット発行や通知など、重要なITサービスマネジメントにわたり、修正とオーケストレーションのワークフローを自動化します。

ヴイエムウェアは、継続的にWorkspace ONE Trust Network エコシステムの強化に努めており、その一環として、Trust Network Ingest APIを発表しました。パートナーはこのAPIの利用により、Workspace ONE Intelligenceとの統合を迅速化でき、最終的に顧客はこの統合の利点を早期に利用できるようになります。また、Zscalar、Wandera、Zimperiumが、Trust Network Ingest APIを介したWorkspace ONE Intelligenceとの統合ソリューションをまもなく提供すると表明しています。

また、今日、多要素認証機能がWorkspace ONE Intelligent HubアプリとWorkspace ONE Accessに直接組み込まれたことを発表しました。これにより、従業員がIntelligent Hubからアプリやワークフローにアクセスする際に不便な障壁を設けることなく、IT部門が必要と判断した場合に認証要件の強化を行えるようになります。この機能はWorkspace ONEプラットフォームの一部なので、顧客のデジタルワークスペース環境で多要素認証を利用するために追加のアプリや統合作業は必要ありません。

VMware Workspace Securityは、Workspace ONE IntelligenceにCarbon Black Cloud Endpoint Advancedをバンドルし、Workspace ONE Advancedエディションのアドオンサービスとして提供されます。この新サービスは、デジタルワークスペース全体を対象として、クラウドベースの次世代アンチウイルス(NGAV)と振る舞い型の脅威の検出をWorkspace ONE Intelligenceによる分析と自動化機能に組み込みます。また、このサービスは、オンデマンドでのクリエーやセキュリティ対応機能を有するCarbon Black LiveOpsによってさらに補完されます。

■入社2日目以降の業務効率を向上させるハイブリッド/マルチクラウドVDIとアプリ管理の簡素化

ヴイエムウェアは、VMware Horizon独自の先進機能により、オンプレミスからクラウドまで、仮想デスクトップ/アプリの管理を簡素化します。VMworld 2019で発表されたVMware Horizon Services for Multi-Cloudのいくつかの機能は、現在一部が既に一般提供開始されていますし、まもなく一般提供が開始される機能もあります。

監視サービスは、既に一般提供が開始されています。このサービスは、Horizonのパフォーマンス データの可視化を実現することで、管理者は単一のクラウド ベースのコンソールから先を見越してそれぞれの環境を監視し、事前のトラブルシューティングや修復を行えます。また、イメージ管理サービスは、2020年度第4四半期(2019年11月~20年1月)にベータテストの段階に入る予定です。このサービスは、管理者によるイメージの作成と管理をサポートするとともに、Horizonの展開環境全体で配信されたイメージを容易に再利用できるようにします。

また、2021年度第1四半期(2020年2月~4月)にHorizon 7(Horizon 7 on VMware Cloud on AWSを含む)向けに一般提供開始を予定しているApp Volumesの新バージョンでは、顧客はAppStack配信用の新しいアルゴリズムを活用することで、アプリのパッケージングやライフサイクル管理を簡素化できるようになります。パッケージ管理と配信を分離させることにより、アプリのオーナーとパッケージングの担当は、それぞれ独立して機能するので、ユーザのリクエストに迅速に対応できるようになります。

Horizon Cloud on Microsoft Azureの機能強化も、引き続き早いペースでリリースされています。最新版のアップデートとしてPod Manager向けの高可用性、デスクトップおよびファーム割り当て用のカスタムAzure Resource Tagsのサポート、Horizon Cloud管理コンソールでのロギングと監査の機能の強化、ポッドアップグレード中のアラートの強化などがあります。これらのアップデートは、規模を問わず、企業のDay 2の管理作業やデプロイを簡素化します。また、規制の厳しい業界の顧客は、HIPAA、PCI(Horizon Cloud コントロールプレーンのPCI 認証を含む)、SOC 2 Type 1など、Horizon Cloudで利用可能なコンプライアンス認証を利用できます。

Workspace ONEは、管理者がWorkspace ONE UEM コンソールを通じて、Horizonのパーシステント仮想デスクトップとともに、すべての物理/仮想ワークスペースを管理できるようにします。新しいパッチやポリシーの適用、アプリの展開などの日常的なデスクトップに関する業務にWorkspace ONE UEMを活用することにより、マイナーアップデートでの新しいデスクトップ イメージの作成や都度、発生する再イメージ化、これらに付随する時間とコストを最小限に抑制できます。

■さまざまなデバイスとプラットフォームにわたる最新の管理をリードするWorkspace ONE

PC市場でのWorkspace ONE UEMの採用が進む今、ヴイエムウェアは、Windows 10 Group Policy Objects(GPO)のベースライン監査やモバイルデバイス管理(MDM)セキュリティ ポリシーによる構成ドリフトからの保護など、Windows 10向けの最新の管理を迅速に提供しています。Workspace ONEが提供する広範囲な最新のPC管理機能とAirLiftによる最新の管理への移行により、ヴイエムウェアは2019年のGartner Critical Capabilities for UEMのレポートでのPC 管理ユースケースで最高点を獲得しました。

Workspace ONE は、顧客がデジタルワークスペース実現への変革に不可欠なWindows 10の最新の管理を迅速に導入できる手法を先駆的に提供しています。顧客は、あらゆるエンドポイントの完全なライフサイクル管理、そして複数のID、セキュリティ、ITツールにわたるワークフローのオーケストレーション、さらにGoogle、Apple、Samsungなどが提供する最新のクラウドサービスをサポートしています。ヴイエムウェアは、Microsoft 365の顧客に独自の最新のWindows 10管理の要件に応える個別のオプションを提供できるニーズがあると見込んでいます。

■Workspace ONE for Microsoft Endpoint Managerの発表

ヴイエムウェアとマイクロソフトは、顧客がクラウド インテリジェンスに基づく最新の管理ソリューションに迅速に移行できるよう、Windows 10の管理タスクを自動化し、IT部門が時間を有効に活用できる手法を提供しています。Microsoft Ignite 2019でのMicrosoft Endpoint Managerの発表を受け、ヴイエムウェアは、マイクロソフトとのパートナーシップのもと、最新のWindows 10 デバイス管理を可能にする新しいソリューションとなるVMware Workspace ONE for Microsoft Endpoint Managerの開発を発表しました。

Workspace ONE for Microsoft Endpoint Managerにより、顧客はWorkspace ONEのデジタルワークスペース プラットフォームとWindowsデスクトップの最新の管理機能、Microsoft Endpoint Manager上に構築されたデータとクラウド インサイトを利用できます。Workspace ONEは、優れたマルチプラットフォーム管理、統一されたアプリカタログ体験、Workspace ONE Intelligenceの分析と自動化の機能、マルチテナント、業界をリードするVDIとアプリ、ゼロトラスト セキュリティ フレームワークなど、エンタープライズに対応したサービスを提供します。

この統合の第一弾は、Workspace ONE for Microsoft Endpoint Managerの顧客に対して、その従業員のデジタル体験を最大化する取り組みに焦点があてられ、2020年半ばの提供を予定しています。これには、独自の入社研修ワークフロー、社員向けの事前対応の管理、エンタープライズ サービス/アプリへのセルフサービス アクセスなどが含まれます。Workspace ONE for Microsoft Endpoint Manager は、Workspace ONEとMicrosoft Endpoint Managerの共通の顧客にとって、Windows 10デバイス管理でのヴイエムウェアの推奨ソリューションになります。ヴイエムウェアはサービス提供開始時、これらの顧客に新しい統合ソリューション導入の移行サポートを提供します。

ヴイエムウェアは、Workspace ONEを介してMicrosoft 365アプリとサービスへの条件付きアクセス、ならびに広くBYOのユースケースをサポートするMicrosoft Endpoint ManagerとAzure Active Directory Premiumとの統合の機能を拡張します。このテクノロジ プレビューは2020年度第4四半期を予定します。

さらに、Windows Virtual Desktopの機能をHorizon Cloud on Microsoft Azureの顧客に展開します。2020年度第4四半期にテクノロジ プレビューとして提供が予定されている、Horizon Cloud on Microsoft Azureへのこの業界先進の機能の追加により、顧客はWindow 10 Enterprise マルチセッションや最長3年のWindows 7向けの無料拡張セキュリティ更新プログラムなど、顧客限定の特典も享受できます。

VMware Inc. エンドユーザ コンピューティング部門 上級副社長 兼 ゼネラルマネージャ
シャンカー・アイヤー(Shankar Iyer)コメント:
「企業のセキュリティと従業員のデジタル体験は長年にわたり相容れない関係にありました。一方を強化しようとすると、他方は結果的に低下するといった誤解が広く浸透していました。Workspace ONEは、本日発表した多くのイノベーションを通じて、ゼロ トラスト セキュリティ モデルを確立させながら、同時に組織が生産的、かつ一体感を醸成する従業員のデジタル体験を提供できるようにします」

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
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