ウインドリバー、通信サービス事業者向け5G分散型エッジソリューションでエコシステムのコラボレーションを拡大

ウインドリバー株式会社

From: PR TIMES

2019-12-25 12:05

Dell EMCがWind River Cloud Platformの主要ハードウェアパートナーに



2019年11月19日、カリフォルニア州サンディエゴ、KUBECON発 — インテリジェントエッジ向けソフトウェアを提供する世界的なリーダー、ウインドリバーは本日、Dell EMCとの分散型エッジソリューションにおける協業を発表しました。今回の協業により、エッジクラウドインフラの管理を可能にするKubernetesベースのソフトウェアであるWind River Cloud Platformが、Dell EMC PowerEdgeサーバハードウェアに搭載されます。最初のユースケースは5Gネットワーク向け仮想RAN(vRAN)インフラになります。

ウインドリバーの通信部門担当バイスプレジデント、ポール・ミラーは次のように述べています。「通信インフラが進化し続けるなか、通信サービス事業者は、物理的に分散した、クラウドネイティブなvRANインフラの導入と管理において、難題に直面しています。Dell EMCとの協業により、 ウインドリバーのテクノロジを分散型クラウドのリファレンスソリューションにあらかじめ統合することで、5Gネットワークの基盤として、「キャリアグレードのパフォーマンス」、「大規模な拡張性」、「迅速なサービスの導入」を高いコスト効率で実現できます」

Dell EMCのエンタープライズ・サービスプロバイダー・ストラテジーソリューション担当バイスプレジデント、ケビン・シャッツカマー氏は次のように述べています。「5G時代においては、新しいサービスやアプリケーションは、大規模で一元管理されたデータセンターによってではなく、ネットワークエッジで構築された高度に分散化されたシステムによって稼働するようになります。Dell EMCとウインドリバーのテクノロジの融合により、完全な、事前統合された分散型クラウドソリューションの基盤を構築することが可能です。このソリューションにより、従来のRANアーキテクチャに比べて、比類のない信頼性と性能、大規模な拡張性、大幅なコスト削減を実現できます。また、通信サービス事業者による5G vRANへの移行やクラウドコンピューティングの未来の実現を支援します」

Wind River Cloud Platformは、vRANおよびコアデータセンター拠点向けに完全にクラウドネイティブなKubernetesでコンテナベースのアーキテクチャと、実際に物理的、地域的に分散したインフラを管理する能力を融合します。Cloud Platformは何千ものノードをゼロタッチにより、自動で集中(SPoG:Single-Pane–of-Glass)管理します。

汎用的で柔軟な構成が可能な、低遅延アプリケーションに最適なDell EMCハードウェアは、圧倒的なコンピューティングパワー、高パフォーマンス、そして大容量メモリを備えています。

オープンソースプロジェクトであるStarlingXを商用実装したCloud Platformは、ネットワークエッジの一台のコンピュートノードから、高価値のアプリケーションに対応する何千ものノードまで、それぞれのニーズに応じて構成することができます。 Cloud Platformは、分散型エッジを管理するアプリケーションやツールが要求する低遅延とリアルタイム性と共に実使用可能なスケーラブルなコンテナベースのインフラをエッジに提供します。

Wind River Cloud Platformの詳細についてはこちらをご覧ください。
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ウインドリバーについて
ウインドリバーは、エッジコンピューティングソフトウェアを提供する世界的なリーディングカンパニーです。そのテクノロジは1981年から世界で最も安全でセキュアなデバイスに搭載され、20億を超える製品に使用されています。包括的なポートフォリオは、ワールドクラスのグローバルなプロフェッショナルサービスとサポート、広範なパートナーエコシステムに支えられています。ウインドリバーのソフトウェアと専門性は、最高水準の安全性、セキュリティ、パフォーマンス、信頼性が要求される重要インフラシステムのデジタルトランスフォーメーションを加速しています。詳細については、ウインドリバーのサイトをご覧ください。
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※Wind Riverは、Wind River Systems, Inc. および同社の関連会社の商標または登録商標です。記載されているその他の商標は、各所有者に帰属します。

※本プレスリリースは2019年11月19日に発表したプレスリリースの抄訳です。
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