ヤマハ LTEアクセスVoIPルーター『NVR700W』がアプリケーション制御「DPI」に対応へ

ヤマハ株式会社

From: PR TIMES

2020-02-26 15:35

対応ファームウェアによる機能拡張を実現、2020年3月公開

ヤマハ株式会社は、インターネット固定回線の提供エリア外での企業のアクセス手段として定着したLTE回線において、効率的にクラウドサービスを利用したいというニーズに応えるため、LTEアクセスVoIPルーター『NVR700W』で、アプリケーション制御「DPI(Deep Packet Inspection)」に対応します。対応ファームウェアは、3月に公開する予定です。



[画像1: (リンク ») ]



<ライセンス品名・価格>
品名/品番/対応機器/ライセンス価格/有効期間:
DPI Type1 1年/YSL-DPI1-1Y/RTX830、NVR700W/23,500円(税抜)/1年
DPI Type1 5年/YSL-DPI1-5Y/RTX830、NVR700W/70,500円(税抜)/5年
◎『NVR700W』で「DPI」を利用するためには、3月にリリース予定の最新ファームウェアへのリビジョンアップが必要です。
◎「DPI」の無償試用環境については、販売代理店にご相談ください。
◎ ライセンス販売計画:20,000台分/年(全品番合計)


<製品の概要>
企業のクラウドサービス利用の普及とともに、通信トラフィック量が増大しています。このような状況で、回線をより効率的に利用したいというニーズに応えるため、当社は、2019年9月にギガアクセスVPNルーター「RTX830」を対象として、アプリケーション制御ライセンス『YSL-DPI』を発売し、「DPI」への対応を始めました。

今回新たに『YSL-DPI』の対応機器となる『NVR700W』は、インターネット固定回線の提供エリア外からもアクセスするため、SIMカードを直接収容して3G/LTE網に接続する無線WANモジュールや、通信事業者が提供する小型ONU*1など、多様なインタフェースを搭載しています。最新ファームウェアによって、これらのインタフェースを活用する様々な環境の小規模拠点でも、「DPI」を利用した最適な通信トラフィックの制御*2を実現します。

※1 『NVR700W』がサポートする小型ONUの最新情報は当社のホームページを参照ください。
※2 一部のアプリケーションは、ルーティング時に制約があります。


<主な特長>
オールインワン機器でアプリケーションの見える化を実現
『NVR700W』はVoIPゲートウェイ機能を持ち、小型ONUやSIMを直接収容可能なので設置スペースを省き、省電力を実現します。さらに、小型ONUや無線WANモジュールなど様々なインタフェースを通過するトラフィックをアプリケーションごとに識別し、識別結果をルーターのWeb GUI上のダッシュボードでグラフィカルに表示します。
[画像2: (リンク ») ]


インターネットブレイクアウトを実現
『NVR700W』を通過するトラフィックをアプリケーションごとに識別します。識別したアプリケーションごとに、トラフィックを流す経路を選択*3することで、クラウド・他拠点への輻輳を避ける効果を期待できます。さらに、特定のアプリケーションの通信を許可・阻止し、また、優先度を調整することで、使いたい時に使いたいアプリケーションをスムーズに使えるなど、日々の業務効率向上を期待することができます。

※3 一部のアプリケーションは、ルーティング時に制約があります。
[画像3: (リンク ») ]



<仕様>
2020年3月に公開予定の『NVR700W』ファームウェアにおける「DPI」のスペックは以下の通りです。
識別可能アプリケーション数:約3,000
最大アプリケーション制御スループット:300Mbit/s
アプリケーション制御と連携可能な機能:ダッシュボード、統計情報、フィルター型ルーティング、QoS、IPフィルター
※ 識別可能アプリケーション数は、定期的にダウンロードするシグネチャーにより数が変わります。
※ アプリケーション制御のスループットは、44KバイトHTMLファイルのトラフィックを用いて測定しています。

「DPI」については下記ウェブサイトに公開しています。
(リンク »)
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『NVR700W』の製品情報は下記ウェブサイトに公開しています。
(リンク »)

『NVR700W』用ファームウェアの詳細は、下記ウェブサイトをご参照ください。
(リンク »)


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
(リンク »)


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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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