ハイブリッド型バーチャル株主総会の実現・サービス化に向けた第20期定時株主総会における新機能の試験的導入に関するお知らせ

株式会社ブイキューブ

From: PR TIMES

2020-03-18 17:55

株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長:間下直晃、以下、ブイキューブ)は、インターネットによる双方向リアルタイム通信を用いたハイブリッド型バーチャル株主総会の実現のためのインフラ提供を目指し、2020年3月25日開催予定の当社第20期定時株主総会(以下、本総会)において、ハイブリッド型バーチャル株主総会の実現に向けた新機能の試験運用を実施することといたしましたので、お知らせいたします。

【ハイブリッド型バーチャル株主総会の実現に向けたインフラの開発の背景】
当社では、2015年3月25日開催の当社第15期定時株主総会以来、ご出席が適わない株主の皆様に株主総会における議事をご覧いただき、当社事業をよりよくご認識いただく機会とするため、定時株主総会の模様を「V-CUBEセミナー」でライブ配信してまいりました。
一方、2019年に経済産業省が設置した「さらなる対話型株主総会プロセスに向けた中長期課題に関する勉強会」による「ハイブリッド型バーチャル株主総会(※)に関する論点整理(案)」が公表され、株主総会の電子化の議論における最終ステップと位置づけられる「株主総会自体の電子化」に関する議論が活発化するに至り、同年12月には「ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド(案)」が公表されました。
当社では、これらの背景を踏まえ、当社株主総会のライブ配信の経験で培った経験とノウハウをもとに、ハイブリッド型バーチャル株主総会の実現に向けたサービス化を目指し開発に取り組んでまいりました。

(※) 当社役員や株主の皆様が一堂に会する物理的な場所で株主総会(以下、リアル株主総会)を開催する一方で、リアル株主総会の場に在所しない株主の皆様がインターネット等の手段を用いて遠隔地から株主総会に参加又は出席することができる株主総会のうち、株主の皆様がインターネット等の手段を用いて株主総会において議決権を行使し、質問をすること等ができ、実際にリアル株主総会にご出席いただくのと同様にオンラインで株主総会に出席することができるものを「ハイブリッド出席型バーチャル株主総会」と、議決権の行使等はできず、株主総会における審議等をインターネット等の手段を用いて参加し、傍聴等することができるものを「ハイブリッド参加型バーチャル株主総会」といい、両者を併せて「ハイブリッド型バーチャル株主総会」といいます。

また、2020年2月には経済産業省より「ハイブリッド型バーチャル株主総会の実施ガイド」(以下、実施ガイド)の成案が公表され、株主総会の実務上問題となり得る論点について、一定の基準感、共通認識が醸成されつつあります。このようにハイブリッド型バーチャル株主総会の実現に向けた実務の流れは本格化しつつあり、そのような中、当社の技術及び経験は当該実務の実現に寄与することができるものであると考えられることから、当社では、本年6月総会における本格提供開始を目指し、本総会において、従来の株主総会ライブ配信に付加する新機能の試験運用(以下、本試験運用)を実施することといたしました。

【本試験運用の概要】
本試験運用に参加される株主の皆様は、「V-CUBEセミナー」を利用した株主総会ライブ配信で本総会の議事をご覧いただくことができるほか、ライブ配信の画面に表示されるチャット機能を通じ、議場に出席している株主の皆様と同様、議長その他の当社役員に対し、ご質問(ご出席株主様による質問権の行使としてのご質問と区別して、以下、コメント)をいただくことができます。そして、実務上可能な限り、本総会においては、当該コメントに対しご回答を申し上げることを予定しています。

また、運営に際して課題となる参加される株主の皆様のご本人確認は、コメント時に「V-CUBEセミナー」のチャット機能にて株主番号と氏名をご入力いただくことで、なりすましを防止するとともに、開催後の参加状況の把握が可能になります。今後、ハイブリット型バーチャル株主総会を実現する際には、株主の皆様毎に個別のワンタイムID・パスワードやQRコードを発行することでご本人確認を行う予定です。
なお、本試験運用に参加いただく株主の皆様は、リアルタイムでの議決権の行使を行って頂くことはできませんが、株主総会が多く開催される本年6月からのサービス提供に向けて、リアルタイムでの議決権行使が可能となるようなシステム開発を進める予定です。
本試験運用での経験を踏まえ、新型コロナウイルスの影響でハイブリッド型バーチャル株主総会の実施を検討されている企業様に対して、開催のノウハウを提供するとともに、本年6月からのサービス化を実現するため、今後さらなる機能開発に取り組んでまいります。

本試験運用の詳細については、当社WebサイトIR情報ページをご覧ください。
(リンク »)

ブイキューブは今後も映像コミュニケーション分野の総合ソリューションプロバイダーとして、日本の働き方改革の実現とさらなる映像コミュニケーションの浸透を目指し、お客様の課題の解決に取り組んでまいります。

【ブイキューブとは  (リンク ») 】
ブイキューブは「Evenな社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーションの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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