ISID、楽天カードの経費精算システムを「Ci*X Expense」で刷新

株式会社電通国際情報サービス

From: PR TIMES

2020-03-24 12:05

~海外を含む全拠点で経費精算業務の効率化を実現~

株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下ISID)は、楽天カード株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:穂坂 雅之、以下楽天カード)において、ISIDが開発・提供する経費精算システム「Ci*X Expense(サイクロス エクスペンス)」が採用され、米国や欧州等海外も含めた全ての拠点で本格稼働を開始したことをお知らせします。
今回稼働したCi*X Expenseは、優れたユーザーエクスペリエンス(UX)により入力やチェックにかかる負荷を大幅に軽減することで、経理部門だけでなく経費精算を行う全従業員の生産性向上を支援するものです。

■背景■
楽天グループのフィンテックグループカンパニーの中でクレジットカード事業を展開する楽天カードは、さらなる事業の成長に向けて、組織の生産性を向上するための環境整備を推し進めています。このような中、同社の経理部門では、経費精算業務の効率化の実現に向け、部門におけるデータ入力負荷低減や各拠点に在籍している外国籍社員向けに英語対応を可能とする新たな経費精算システムを検討し、これらの要件を満たすソリューションとしてISIDのCi*X Expenseを採用しました。

■構築システムの特長と成果■
今回楽天カードが採用したCi*X Expenseは、グループ経営に求められる高度な業務要件に対応する各種機能と、社員の働きやすさや生産性向上を支援する優れたUXを持つ、これまでにないエンタープライズシステムです。Ci*X Expenseの利点を最大限に生かして構築された新システムは、次の特長を備えています。

1) 多彩な入力支援・チェック機能で全社的な生産性向上を実現
Ci*X Expenseは、過去履歴に基づく入力サジェスト機能や、添付した証憑データと見比べながら入力できる直感的なインターフェースにより、各部門の入力負荷を低減します。規程に基づく経費支払の対象範囲や上限値等とのチェック機能を標準で備え、経理部門においても誤入力による差し戻しや再承認などの手間が大きく削減されました。これらにより、全社的な生産性向上と、リモートワークなど新しい働き方に対応可能な経費精算の仕組みを実現しています。
2) 国内拠点に在籍する外国籍社員向けの英語対応と海外拠点での外貨入力を標準機能で実現
英語の公用語化を推進する楽天カードでは、国内外問わず従業員の多国籍化が進んでおり、新たな経費精算システムには英語対応とともに外貨での入力機能が必須でした。Ci*X Expenseは、標準機能として日本語/英語の切り替え機能と外貨入力機能を備えており、グローバル化を推進する同社の経費精算業務の効率化を支援しています。
3) 会計システムとのデータ連携による導入・運用負荷の最小化
新システムは、Ci*Xの自動仕訳システム「Ci*X Journalizer(サイクロス ジャーナライザ)」の活用により、既存会計システムとの仕訳データ連携をノンプログラミングで実現しています。これによりシステム間連携機能の導入・運用にかかる負荷を最小化しています。

新システムの導入成果について、経営管理本部執行役員経理部長の中西氏は次のように述べています。
「Ci*X Expense導入により経費精算業務の効率化が実現されたと感じています。標準機能で業務要件を満たすことができ、アドオン開発やそれに伴う検証期間が必要なく、導入決定から短期間でスムーズに導入できました。社内システムへの接続環境があれば、どこでも処理することができ、承認完了までの業務スピードが改善されています。また、申請時には社内規程に即した日当や宿泊費上限金額のチェックを自動的に行うことができ、申請に係る工数が約20%減少しました。一方で、経理部でのチェックや承認作業も、規程に従って自動で設定された値から変更された箇所が一目でわかるようになったため、業務効率が約20%向上しています。各部門からの評判も良く、私自身も非常に使いやすい経費精算システムであると実感しています」

ISIDは、かねてよりエンタープライズシステム領域における顧客課題の解決に取り組み、多くの実績と豊富なノウハウを有しています。この知見と、最新のテクノロジートレンドを融合したCi*Xの提供を通じ、デジタルビジネス時代における顧客企業のグループ経営高度化を支援してまいります。


Ci*X Expenseについて
Ci*X Expenseは、最新のコンシューマー向けテクノロジーと、ISIDがかねてより強みとする会計や経営管理領域の知見を融合し、全く新しい設計思想で開発されたシステムです。ISIDの次世代開発基盤であるaiuolaの採用により、直感的なインターフェースをはじめとする優れたユーザーエクスペリエンスを創出し、ユーザーである社員一人ひとりの働きやすさや生産性向上を支援します。
(リンク »)

関連プレスリリース
・ ISID、経費精算システム「Ci*X Expense」と自動仕訳システム「Ci*X Jounalizer」の提供を開始 (2018年10 月30日)
(リンク »)


■電通国際情報サービス(ISID)について
ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEBサイトをご覧ください。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]