NTTビズリンクと国立情報学研究所、全国の大学・研究機関・医療機関の職員向けにセキュアなリモート映像会議サービスを提供

エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社

From: PR TIMES

2020-04-24 17:55



[画像1: (リンク ») ]

[画像2: (リンク ») ]

2020年4月24日

NTTビズリンク株式会社
大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所


エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社(代表取締役 社長:大井 貴、本社:東京都文京区、以下 NTTビズリンク)は、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(所長:喜連川 優、東京都千代田区、以下NII)の協力のもと、全国の大学や研究機関の教員・研究者による教授会・審査会、医療機関の医療従事者間による機微な情報を扱う会議など、リモート環境からのセキュアな実施を求められる会議に対応した映像会議サービスを提供します。

1.背景

現在、新型コロナウィルスの感染拡大が社会課題となる中、オンライン授業などの学生向けの映像コミュニケーションとは別に、大学や研究機関の教員や研究者間の秘匿性のある会議について、セキュリティを確保し、かつ通信量が増大する中でも持続的に安定した会議運営を行う需要が高まっています。医療機関においても同様に、秘匿性のある安定したコミュニケーションツールがますます重要になっています。
その中で、大学共同利用機関として、研究や教育活動に不可欠な学術情報基盤の構築・運用・サービスプラットフォームの提供をおこない、また医療分野との研究連携を行っているNIIとしても、セキュアな基盤の整備の必要性が急務と考えておりました。

2.概要

NTTビズリンクのクラウド型テレビ会議サービス(SMART Communication & Collaboration Cloud)(SMART)基盤は、日本国内のみにサーバを設置し、ネットワークルートを国内に閉じ、エンドエンドの通信暗号化を施すなど、日本の企業や公共機関向けにセキュアなコミュニケーションのための環境を提供しています。また、サーバの利用状況やサーバに接続するネットワークトラヒック状況をマネージメントし、安定した会議サービスを持続的に運用しております。
新型コロナウィルスの感染拡大で、リモートワーク環境が常態化していく中、リモート映像会議もセキュアな環境での実施が求められ始めています。NTTビズリンクは、インターネットに晒されている環境に懸念を持たれるセキュアな会議向けに、これまでは、フレッツ光ダイレクトアクセスという専用通信装置による閉域サービスを提供しておりましたが、NIIからの提案を受け、自宅の通信環境を変更することなくソフトウェアVPN※1によってインターネット環境下でもネットワークレベルでのセキュリティを確保できるサービスの検討を行い、大学、研究機関、医療機関向けに、映像会議をリモート環境からセキュアに実施できるサービスを提供することとしました。
なお、NTTビズリンクは学術情報ネットワーク(SINET)上でSINET加入機関に対しクラウドサービスを提供するためのサービス提供機関として承認されており※2、大学や研究機関の構内からの利用の場合は、さらに安定したセキュアな環境での提供が可能な基盤となっています。

3.提供内容

パソコンのブラウザーなどからセキュアに実施できるNTTビズリンクの映像会議サービス「SMART(SMART Communication & Collaboration Cloud)」を提供いたします。

(リンク »)

<提供機能>

映像・音声によるコミュニケーション、チャット、資料共有、アノテーション(注釈等の付与)など
インターネット接続
ソフトウェアVPN機能


<利用者側条件>

サポートデバイス:PC
会議サービスへのアクセス:ブラウザー(ソフトインストール不要)
利用ネットワーク:インターネットアクセス


<提供期間>

2020年7月末までは無料にて提供(対象:上記の提供機能)


<提供開始>

2020年5月7日


<提供対象の会議(利用用途)>

大学・研究機関等によるセキュアな環境を求められる教授会・審査会、医療機関における医療従事者間の機微な情報を扱う会議などを想定しています。利用用途に応じたご提案を申し上げますので、下記お問い合わせ先にご相談下さい。


<お問い合わせ・お申込み先>

原則各大学・研究機関・医療機関の代表者から、下記Webサイトフォームよりお問い合わせ・お申し込みください。

NTTビズリンクのスタッフより、折り返しご連絡いたします。
(リンク »)

4.取り組みについて

NIIは、大学共同利用機関として、学術コミュニティ全体の研究・教育活動に必須となる最先端の学術情報ネットワーク(SINET)、学術認証、クラウド利用支援、学術コンテンツ流通、セキュリティ運用連携サービスといった事業を展開するだけでなく、実課題に対応した学術研究と、最先端技術を利用した事業を行う活動を通じて、人材育成と社会貢献・国際貢献に努めるとともに、国内外の大学や研究機関はもとより民間企業やさまざまな社会活動との連携・協力を重視した運営を行っています。

NTTビズリンクは、映像コミュニケーションサービスのパイオニアとして20年間、3,500社以上の法人のお客さまに映像会議および映像配信サービスを利用頂いています。ご利用の企業や組織や機関の環境や課題に応じて、さまざまなネットワーク環境の選択肢に加えて、最適な機能をあつらえ(“Bespoke”)、より安心安全かつ快適なコミュニケーション基盤をエンド~エンドサービスとして運用を含めて提供しています。

【関連リンク】

■大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
■エヌ・ティ・ティ・ビズリンク株式会社

※1 ソフトウェアVPN:リモート環境にあるパソコンに、指定のソフトウェアをインストールすることで、会議サービス基盤との間で仮想的なトンネルが張られ、コミュニケーションがインターネット環境から保護されます。

※2 国立情報学研究所 学術情報ネットワーク SINET5 サービス提供機関一覧
(リンク »)

※ 記載の会社名・製品名またはサービス名は各社の商標又は登録商標です。

【報道関係お問い合わせ先】

NTTビズリンク株式会社 経営企画部
事業企画担当 松下、加藤、池田
メール:biz-pr@nttbiz.com

大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
総務部企画課 広報チーム
メール:media@nii.ac.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]