買えない「不安」「不便」解消へ向けて ~ 5月12日からマスクを販売

株式会社ファンケル

From: PR TIMES

2020-05-07 17:35

販売代理店との相互支援する「絆」で調達が可能に



 株式会社ファンケルは5月12日(火)から、自社のECサイト「ファンケル オンライン」で不織布マスクの販売を開始します。中国国内の健康食品の販売代理店である中国の国有企業、中国国際医薬衛生有限公司(本社・中国北京市、李粲総経理、以下:国薬国際)から調達した不織布マスク3種類(50枚入り、3,190円~3,590円<税込>)をファンケルの会員様および一般の方に販売します。送料は当社が負担します。販売にあたっては事前登録制などを導入して、できるだけ多くの方にお届けできるようにします。医療機関や保育所など、喫緊にマスクが必要な現場にマスクを寄贈し、お客様、株主様とも連携して支援の輪を広げていきます。創業理念「正義感を持って世の中の不を解消しよう」を実現するため、新型コロナウイルスの発生以来、断続的に続くマスク「不足」とそれによる「不安」「不便」「不満」の 解消に努めてまいります。

3種類の不織布マスクを販売、送料は当社負担
 販売するのは「不織布マスク 大人用(サイズ:175×95mm、50枚入り)」(3,590円<税込>)「不織布マスク 女性・子供用(サイズ:145×95mm、50枚入り」(3,590円<税込>)「不織布マスク 大人用中国語パッケージ(サイズ:175×95mm、50枚入り:個包装)」(3,190円<税込>)の3種類です。
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「不織布マスク 大人用」3,590円<税込>

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「不織布マスク 大人用」3,590円<税込>

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「不織布マスク 大人用(中国語パッケージ)」3,190円<税込>

1.不織布の三層構造フィルターで飛沫などをしっかりと捕集
2.ノーズワイヤーで顔もラインにフィットさせスキマを抑える
3.立体プリーツ加工なので鼻や口の圧迫を抑えて不快な息苦しさを解消
4.耳にやさしい柔らかいゴムを使用――などの特長があります。
3種類に性能や品質面で大きな違いはありません。
 マスクの原価は国際的なマスクの争奪戦や原料資材の高騰で上がっており、これを受けて今回の販売価格を設定いたしました。マスク不足の解消が目的のため、6月30日(火)の注文(予定)まで送料は当社が負担してお届けします。

事前登録などで、できるだけ多くの方にマスクをお届け

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 販売は当社のECサイト「ファンケル オンライン(www.fancl.co.jp)」を通じて行います。現在、マスク不足が続き、緊急事態宣言による外出自粛もあり、入手しづらく、お困りの方が沢山いらっしゃいます。いつも当社をご利用いただいている会員様に感謝の気持ちをお届けするという趣旨や、当初の調達可能数、受注時の混乱を避けることなどを考慮し、できるだけ多くの方がマスクを入手できる方法を検討しました。
 当社の会員様には、5月12日(火)から順次メールなどで「不織布マスク 大人用」「不織布マスク 女性・子供用」の販売開始を案内し、注文を受け付けます。
 一般の方には、5月12日(火)10時から「不織布マスク大人用 中国語パッケージ」の事前登録の受付を開始します。注文可能となった時点で登録いただいた メールアドレスに当社からその旨をご連絡します。
(当社の会員様も「不織布マスク大人用 中国語パッケージ」の事前登録は可能です)
 一人でも多くの方にマスクをお届けするため、一回のご購入は各3箱までとします。転売や買い占めなどを防ぐため、不正や異常な注文と当社が判断した場合は、注文をキャンセルさせていただきます。
 商品は5月中旬から、順次お手元にお届けする予定です。

ポイント寄付などの取り組みでもマスク不足を解消
 今回、マスク不足を解消するため、販売だけでなく、政府や団体、お客様、株主様、当社従業員と連携し、さまざまな取り組みを行っていきます(本日配信の別リリース参照)。医療機関で不足している  高機能マスク10,000枚を、厚生労働省の新型コロナウイルス対策 本部に寄贈し、全国の医療機関に提供いただきます。
 加えて、子供を預かる保育所施設の安心・安全のため、保育所の全国団体である社会福祉法人日本保育協会(事務局・東京都千代田区)に、不織布マスク100,000枚を寄贈いたします。日本保育協会への寄贈にあたっては、当社の従業員2,613人が社会貢献への活用のために毎月積み立てている「もっと何かできるはず基金」から100万円を寄付し、不足分を当社が拠出いたします。当社の従業員も数多く利用している保育の現場への支援を通じて、保育士と子供、子供を預ける保護者を支援し、感謝の気持ちを表します。お客様からは、製品の購入時に付与している1ポイント=1円の寄付を募り、500ポイントから受け付けます。
 株主優待にも1.100~200株未満は3,000円2.200株以上は6,000円のマスク寄付を新設して、寄付の賛同を募ります。いただいた寄付は、一カ月ごとにまとめて、翌月中旬には医療機関などへマスクをお届けいたします。

「休威与共 風雨同舟」相互支援を通じた絆からマスク販売へ
 今回のマスク販売は、中国の国有企業、「国薬国際」との絆から生まれたものです。当社は2017年に中国市場での健康食品の販売代理店として、同社と契約し、2018年に越境ECでの販売を開始しています。
 今年1月に中国の武漢で新型コロナウイルスの感染が拡大しているとの報に接し、「国薬国際」に対し、2月1日にマスク137,200枚、防護服3,000着、保護ゴーグル2,000個、手袋6,000個などの支援を行いました。その際に、先方の劉麗莉国際貿易部総経理(写真下:右から2人目)から、海外のサプリメントメーカーからの初の支援であることなどを記した、丁寧な感謝の手紙をいただきました。
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 その後3月に入り、日本でも新型コロナウイルスの感染が拡大し、マスク不足が顕在化した際、今度は「国薬国際」から、直営店舗の従業員、約1,800人の感染予防のため、「休戚与共 風雨同舟」(良いことも悪いことも分かち合い、風の中で共に立ち、嵐の船に共に乗る)というメッセージとともに、50,000枚のマスクが届きました。
 さらに、マスク不足に困っているお客様のためにマスク調達の可否を打診したところ、より迅速かつ確実にマスクを入手するため、「国薬国際」が代金を立て替えて調達いただきました。これにより今回の販売が可能となりました。当社では、今回のマスク販売を含め、今後さらに「国薬国際」と社会的な支援と事業推進の両面で協業を行ってまいります。
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『国薬国際』から届いたマスクと感謝の意を表すファンケル従業員

 中国国際医薬衛生有限公司(=国薬国際、本社・中国北京市、李粲総経理):中国国務院が直轄する中国医薬集団有限公司(国薬集団)の100%出資子会社。事業領域は、国際医薬貿易、海外の医薬投資など。中国国内で健康管理グループ、地区別の病院管理会社、地域医療機関の3層の医療システムを確立している。2019年営業収入254.3億元、輸出入額は20億ドル。国薬集団の2019年の営業収入は約5,000億元で従業員は約15万人。

創業以来の通販の仕組みとノウハウを最大限に活用
 今回のマスク販売にあたっては、当社が1980年の創業以来、培ってきた通信販売の仕組みとノウハウを最大限に活用します。当社では通信販売、直営店舗、卸販売の3チャネルを展開し、お客様の利便性を追求してまいりました。新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出されて、外出自粛が続いており、直営店舗は最大216 店舗中214店舗が休業いたしました。
 通信販売は緊急事態宣言下において、「密閉」「密集」「密接」などによる感染リスクを避け、家にいながら製品を購入できる仕組みで、政府の新型コロナウイルス感染症対策専門家会議でも利用が推奨されています。
当社は、マスクの販売にあたり、これまで培った通販の仕組みとノウハウを最大限に活用します。年間120万人超の方にご利用いただいている「ファンケル オンライン」を通じて、多くの方からの注文を受け付けるほか、当社の物流センターを最大活用することで、可能な限り早くマスクをお届けします。メールなどを通じて、お客様からの問い合わせやご相談にも丁寧に対応してまいります。

自社開発のオリジナルマスクも展開へ
 当社は、SPA(製造小売業)で化粧品やサプリメントなどを販売しているメーカーです。しかし、今回のマスク不足の現状では、短期間でマスク不足を解消する必要があり、「国薬国際」を通じて、不織布マスクを調達しました。今後もマスク不足が解消されるまで、継続的に販売を行ってまいります。
 また、メーカーとして、マスクにまつわるさまざまな『不』を解消するため、「新たなマスク」の開発にも取り組んでおり、今秋をめどに1.心地良い肌ざわり2.高い保湿効果などの高い機能を持ったオリジナルマスクを発売する予定です。

株式会社ファンケル 代表取締役社長執行役員 CEO 島田和幸のメッセージ
 今回、当社では、マスク不足という『不』の解消に取り組むため、マスクの販売に乗り出します。これは、中国での健康食品事業のパートナー、中国国際医薬衛生有限公司と、新型コロナウイルスの感染拡大下での相互支援で築いた強い絆を通じて、実現したものです。
 販売開始の決定後、「ALL-FANCL,ONE-FANCL」を合言葉に、緊急事態宣言下での3割出社など困難な状況で、全社員が一丸となり、輸送、通関、検品、受注体制、物流などの課題をクリアし、3週間で販売を実現しました。今回の取り組みが、当社の創業理念「正義感を持って世の中の不を解消しよう」を具現化、マスクに関する多くのお客様の不安や不便を解消し、現在のコロナ禍から来るべき「アフターコロナ」の世界への架け橋となる「希望のマスク」となることを強く願っています。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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