ビルテクノロジー業界のグローバルリーダー ジョンソンコントロールズ ニューノーマルで高まるビル環境ニーズを特定、安定的な事業継続を可能にするソリューションラインナップを再定義

ジョンソンコントロールズ株式会社

From: PR TIMES

2020-05-29 16:15

サーマルカメラソリューションなど需要の高いソリューションから優先的に国内市場へ導入

 ジョンソンコントロールズ株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長:吉田 浩以下:ジョンソンコントロールズ)は、ニューノーマルに求められるビル環境を再定義し、ソリューション戦略の柱を策定しました。また、新型コロナウイルスなどの感染リスクを抑制しながらビジネス継続を可能にするサーマルカメラソリューションを新たに国内市場に向けて展開致します。このほかにもニューノーマルに対応したビルソリューションの展開に向け準備を進めています。



 新型コロナウイルスのパンデミックを経て「ニューノーマル」に向けた動きが活発な現在、当社では複数のコンサルティング会社によるビル環境の調査結果を分析し、今後ビル環境においてニーズの高まる5つの領域を特定しました。これからは、ITとOTの統合によるリモートメンテナンスやリモートオペレーションなど、非接触での建物管理や利用者のウェルネス向上、サイバーセキュリティおよび入退室管理や三密の回避などのフィジカルセキュリティ、レジリエンスを向上したサスティナブルなビル、新しい働き方への対応のニーズが一段と高まると判断し、これらのニーズに対応すべく、ソリューションカテゴリーを再定義しました。

ニューノーマルでニーズの高まる5つの領域
● 建物環境の改善
● ウェルネスの向上
● サイバー、フィジカル両面でのセキュリティ向上
● 気候変動に対するレジリエンスの向上
● 働き方の再定義

ニューノーマルに向けた5つのソリューションカテゴリー

[画像: (リンク ») ]

1. ITとOTのインテグレーションを通じたリモートモニタリング、リモートメンテナンスなど効率的な建物管理を実現するサービスソリューション
2. 利用者の健康と安全を確保し、ユーザーエクスペリエンスとウェルネスを向上するソリューション
3. サイバーセキュリティを向上し、位置情報やモニタリングを通じて安全な世界を実現するソリューション
4. サスティナブルな未来を実現する環境に優しいグリーンビルソリューション
5. ニューノーマルに対応する柔軟な働き方と生産性向上を支援するソリューション

 これら5つのカテゴリーにおけるソリューションのグローバル拡充、展開を加速するにあたり、日本市場においては、特にニーズが高く、カテゴリー2、3、5にアドレスする「スマートサーマルカメラソリューション」「コンパニオン」「ソーシャルディスタンスソリューション」の3つを優先的に導入すべく検討、準備を進めています。

■「スマートサーマルカメラソリューション」概要と特長
クラスター感染の予防対策として、非接触温度測定が可能なソリューションです。一度に最大30人の計測が可能なため、人の流れが多い店舗、イベント会場、鉄道や空港などの交通機関、建物の入り口でのリアルタイム体温温度測定に最適です。

特長
▶ 顔認識 エンジンにより非接触で額の温度をより正確に検出
▶ ±0.3ºCの精度で一度に最大30人を効率的に計測
▶ 計測情報はビデオストリームと一緒に保存でき、追跡可能
▶ 計測情報やビデオデータは電子情報として人の手を介さず保存、潜在的な誤操作リスクを排除
▶ 最大5Mピクセルの解像度で高画質なデータ管理が可能
▶ ユーザーの利用環境に応じたフレキシブルな設置オプション
▶ NDAA(米国国防権限法)に適合した製品

■「コンパニオン」概要と特長
単独のビルだけでなく、企業が所有する複数の施設において、温度や照明の調節から、会議室および施設のスケジュール管理まで、施設内の人々が自らコントロールできるスマートフォンアプリです。働き方の多様化でロケーションの自由、フリーアドレス化が促進される中、より業務を円滑、快適に行うのに有効です。

特長
▶ 空間の温度および照明コントロールを可能にし、自由に働く環境を設定
▶ 設備や広さ、利用スケジュール状況を把握した上で会議室を予約、カレンダーアプリと同期可能
▶ マップサービスにより最短ルートでの移動ナビゲーションを提案、表示
▶ フロアプランマップを使ったフリーアドレス席の空席確認、予約を可能にし、ソーシャルディスタンス管理が可能
▶ 各自のサインインアクティビティに応じて探している同僚がどこにいるか確認可能
▶ イベント情報を常に把握、通知可能
▶ IT(Microsoft 365のScheduleデータ)とOT(設備連動)を融合することで、クリーニング可能な場所や時間を特定するなど、更なる効率化、安全性の向上に貢献

■「ソーシャルディスタンスソリューション(ロケーションベースサービス)」概要と特長
ワイヤレスでプラグイン式の受信器を建物内に設置することで入館証に内蔵された個別の発信機からの情報を収集することで、リアルタイムソーシャルディスタンスモニタリングを実現し、接触履歴の追跡を可能にします。ソーシャルディスタンスを確保することで安全な職場環境の実現に役立ちます。

特長
▶ プラグイン式のワイヤレス受信器なので設置が簡単
▶ エリアごとに混雑状況やソーシャルディスタンスを逸脱しているエリアを見える化
▶ 接触履歴は2週間保管され、感染者が発覚した後も濃厚接触者を瞬時に特定

 また、「簡易陰圧装置」「室圧の高速制御」「室圧の見える化」「UV滅菌制御」などのソリューションについても順次導入を目指します。

 ジョンソンコントロールズでは、従業員の健康と安全を最優先に、地域ごとの情勢に対応しながら、お客様の重要なインフラ施設の安定稼働を支援しております。パンデミック下においても米国で陰圧隔離ユニットやワイヤレスナースコールシステムなど安全な治療環境構築のためのソリューションを展開、中国 武漢ではわずか8日間で仮設病院に必要な多様なシステムを設計・施工するなど、ロックダウン中も世界中で重要なインフラの安定稼働をサポートしました。当社は、今後もビルテクノロジー業界のグローバルリーダーとして、ニューノーマルで求められるビルソリューションを提供し、安全性、快適性そして持続可能な未来を実現します。

ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズは、建物のパフォーマンスを最適化するだけでなく安全性を向上し、快適性を高め、最も重要な成果に結びつけることで人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。このような当社のソリューションはヘルスケア、教育、データセンター、製造など多様な業界に導入されています。130年以上にわたるイノベーションの歴史とともに、全世界150ヵ国以上、10万5,000人のエキスパートで構成されるグローバルチームがお客様のミッション達成をサポートします。当社の業界をリードするビルテクノロジーとソリューションは、Tyco(R)、York(R)、Metasys(R)、Ruskin(R)、Titus(R)、Frick(R)、Penn(R)、Sabroe(R)、Simplex(R)、 Ansul(R)、Grinnell(R)といったブランド名でも認知され信頼を得ています。

ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細はwww.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで (リンク »)  もしくはTwitterで@JCI_jpをフォローしてください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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