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集中治療分野の医療者を育てるためのクラウドファンディング開始について

一般社団法人 集中治療医療安全協議会

From: PR TIMES

2020-07-01 11:11

~新型コロナに負けない!第2波に備え、病院全体でICUを万全の体制に~

集中治療の教育・普及を推進する2つの団体、特定非営利活動法人 日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)及び一般社団法人 集中治療医療安全協議会(CCPAT)(事務局:東京都文京区本郷3丁目3-11)では、新型コロナウイルス感染拡大に先駆けて、普段重症患者の診療に慣れていない医療スタッフ向けに世界標準の集中治療のオンライン教育プログラムを提供しています。この教育プログラムの普及活動にぜひご協力ください。
◆GoodMorningクラウドファンディングサイト (リンク »)



[画像1: (リンク ») ]

【趣旨】
新型コロナウイルス(COVID-19)のパンデミックが拡大する中で、日本国内の医療施設でも一時は重症患者数が急増し、オーバーシュート直前の状況にまで至りました。幸い、第1波と呼ばれる状況を脱しましたが、東京を中心にすでに第2波の兆しが見えてきております。その中で、集中治療室(ICU)病床の不足が指摘され、行政からの要請により多くの医療施設でICU病床の拡大を行いました。しかし、ICUとは場所だけを確保すればよいものではありません。ICUでの重症患者に慣れた医療スタッフは全国的に不足しており、またその教育を行うことができる人材が不在の医療機関も多いのが実情です。そこで、集中治療の教育・普及を推進する両団体は第1波の拡大に先駆けて、ICUでの重症患者ケアにICU以外の臨床医や医療スタッフの協力が不可欠となる場合に備え、普段ICUで従事していない、重症患者管理に慣れていない医療者をサポートするため、協同でCOVID-19情報提供サイトを立ち上げました。とくに人工呼吸器管理については、世界標準的知識なくしては対応が困難であり、知識のない非専門家が対応してしまうと何の兆候もなく死亡率を高めてしまうことが知られています。本サイトのコンテンツを通じて自己学習することにより、普段、集中治療に慣れていない医療者であっても、安全に、効率的に、重症患者の診療に当たることができるようになります。

◆JSEPTIC & CCPAT COVID-19共同情報提供サイト (リンク »)
[画像2: (リンク ») ]


コンテンツは、米国集中治療医学会(SCCM:Society of Critical Care Medicine)の特設専用サイト「COVID-19 Resources for Non-ICU Clinician」( (リンク ») )で提供している非ICU医およびICU常勤でない医療スタッフ向けの集中治療領域のオンライン教育の日本語版コンテンツ作成(独自契約に基づいて日本語翻訳を行い、無償提供するもの)に加え、COVID-19に関する国内各施設のプロトコルをはじめ各種資料を掲載しているほか、感染管理の重要事項を学ぶためのオリジナル動画やCOVID-19の集中治療管理における現場での疑問やTipsなどを募集しQ&A方式で紹介しております。翻訳・監修には、2団体に関わる医師を中心としたメンバーで対応しました。その多くが、実際にCOVID-19の現場対応を行っている医療者です。本コンテンツの重要性はスタッフ一同痛感しているところであり、新型コロナの対応の傍ら、何とか人海戦術でコンテンツの作成にこぎつけることができました。両団体は教育コースなどの運営に伴う受講料を主な財源としており、集合研修にあたるため3月以降、現在もすべての開催見合わせを余儀なくされております。感染拡大に先行して対策の周知、推進を計っており、終息宣言が出されない限りは運営を続けることになると思われます。受講料収入が無い中での運営はやはり負担が大きく、コンテンツの継続およびアップデートが危ぶまれている状況です。

現状における病院施設のベッド数等は、大都市部を含め逼迫した状態を免れたとも言えますが、緊急事態宣言が解除され、にわかに緩和ムードが広まる中、まったく予断を許さない状況です。重症化した患者の治療には1か月など長い期間を要すため、もし第2波に直面した場合は再び医療崩壊の危機が訪れます。いったん感染ピークを逃れたいまこそ、次に備えるべき時期なのです。医療機関に必要な物資を届ける、離職していた医療者に復帰を促す、COVID-19患者を受け入れ財政が悪化した施設の支援など、多方面での協力は続いておりますが、医療者(とくにICU専従ではない医療者) のスキルの底上げはこれらすべてをより円滑かつ有効に機能させる効果を秘めています。
本サイトは厚生労働省発出の文書「新型コロナウイルス感染症の影響による臨床研修病院で行う必修診療科等の取扱いについて」( (リンク ») )において、研修医がCOVID-19診療に従事する上での参考教育ツールとして紹介されております。

救急医、ICU専従医ほか関連医療スタッフは一日も早い終息を願い、昼夜を問わず治療に取り組んでおります。今後、第2波が来る場合に備えて、専従者が疲弊しないよう専門スタッフ以外にも集中治療の教育を推進し、病院全体で新型コロナウイルス診療に対応できるよう、本サイトがその一助になることを願ってやみません。

【当団体について】
我が国における集中治療医学の普及および集中治療専門医の教育を目的に、2008年に日本集中治療教育研究会(JSEPTIC)が発足され、2011年にNPO法人として登録されました。2015年にJSEPTICの中での若手の教育・育成を目的として一般社団法人 集中治療医療安全協議会(CCPAT)が設立されました。
JSEPTICでは、独自セミナーの開催、機関誌「INTENSIVIST」の編集、 集中治療に関連する多職種の臨床研究(臨床研究委員会)や教育・啓発の場の提供(CE部会:臨床工学技士、薬剤師部会、看護師部会、リハビリテーション部会)、メーリングリストやホームページを通じての情報発信を行っております。
CCPATにおいては過去、集中治療分野の基礎学習コースであるFCCS(Fundamental Critical Care Support)コース、PFCCS(Pediatric Fundamental Critical Care Support)コース、FDM(Fundamental Disaster Management)コースを併せて250回程度開催しており、約10,000名の受講生がコースを修了しています。その他、関連して人工呼吸器、救急超音波診療に関する教育セミナーも開催しております。

【本リリースに関するお問合せ先】
配信担当:一般社団法人 集中治療医療安全協議会事務局 担当:原田
TEL:03-5840-6131 e-mail:office@ccpat.net

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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