ヴイエムウェア、モダナイゼーションされたソフトウェアベースのソリューションVMware NSX Advanced Load Balancerの最新版を発表

ヴイエムウェア株式会社

From: PR TIMES

2020-07-27 12:41

VMware環境、非VMware環境を問わず、スピード、拡張性、セキュリティを向上し、アプリケーションの接続と保護を実現

【2020年7月27日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、レガシーなハードウェア ロードバランサに代わるモダンソフトウェアの継続的な提供、ならびにNSX Advanced Load Balancerの新たなプラットフォーム強化について発表しました。米国金融会社の上位10社のうち6社を含め、7,000台以上のハードウェアベースロードバランサからの置換実績を持つ、VMwareのスタンドアロン型ロードバランシングソリューションは、クラウド志向、かつセキュリティ重視のお客様が求めるアジリティ、ビジネス復元力、厳しいセキュリティ要件に対応しています。NSX Advanced Load Balancerの最新版では、プラットフォームの強化を行い、運用の簡素化、集中管理、リアルタイム分析、エンドツーエンドの自動化により、アプリケーションをデータセンターやクラウドのあらゆるインフラにおいて柔軟に拡張できます。

調査会社IDC社の2018年Business Value調査(2)によると、調査回答者はNSX Advanced Load Balancingのプラットフォームの利用により大きな成果が得られており、その価値は1企業あたり年間平均411万ドルに達しています。また、アプリケーション デリバリ コントローラ(ADC)ソリューションの購入コストが53%、運用コストは47%低下したこと、そして投資回収までの推定期間が5カ月であったことなども本調査から明らかになりました。さらに、顧客はキャパシティのほぼ100%を迅速に拡張できており、これは市場投入までの時間短縮と事業継続の要件への対応を行う上では極めて重要です。

NSX Advanced Load Balancerは、クラウドネイティブの原理に基づき構築されたエンタープライズレベルのロードバランシングおよびアプリケーション セキュリティ プラットフォームで、すべてソフトウェアで提供されます。このプラットフォームは、ローカルおよびグローバルなロードバランシング、Webアプリケーション ファイアウォール(WAF)、アプリケーション分析、およびKubernetes Ingressサービスを、あらゆるデータセンターやクラウド上で実現します。NSX Advanced Load Balancerは、基盤環境に依存せず、VMware環境、非VMware環境を問わずロードバランシングとセキュリティ ソフトウェアを提供します。なお、VMwareは、NSX Advanced Load Balancer 20.1で、以下のような新たなイノベーションを提供します。

世界規模でのロードバランシングのアップデートを簡素化するためのクラウドスケールのネットワーク機能の強化、VMware NSX-TおよびGoogle Cloud Platformとの統合
マルチクラスタ、マルチサイト環境におけるコンテナのデプロイメントに最適化された、統合型Kubernetes Ingressサービスの新たなアーキテクチャ
自動化されたPULSEサービスによる、プロアクティブな顧客ケースマネジメントやWAF脅威フィードなどのセキュリティサービス

VMwareのVirtual Cloud Networkソリューションの重要な柱であるNSX Advanced Load Balancerは、自動化されたワンクリック デプロイメント、広範な接続性と可視性、およびIntrinsic Security(本質的なセキュリティ)というパブリッククラウドでの体験をネットワーク全体にもたらします。これにより、ネットワークとセキュリティが簡素化され、顧客は時間とコストを節約でき、デジタルトランスフォーメーションを加速できます。VMware Virtual Cloud Networkソリューションは、レイヤ2から7に対応する業界唯一の包括的な仮想ネットワーキングスタックであり、スイッチング、ルーティング、ファイアウォール、ロードバランシング、SD-WANの革新的な機能を、企業および通信事業/5G環境向けにソフトウェアで完全に実現しています。

VMware, Inc. ネットワーキング/セキュリティ部門 上級副社長 兼 ゼネラル マネージャ
トム・ギリス(Tom Gillis)コメント:
「レガシーなアプライアンスベースのロードバランサが提供する機能は、デジタルビジネスのスピードとモダンアプリケーションに対するニーズに対応できていません。従来のアプライアンスベースのロードバランサでは、柔軟性に欠け、導入や管理が複雑で、コストがかかっていました。NSX Advanced Load Balancerは、このような状況を変革します。昨年のAvi Networksの買収以来、VMwareのロードバランシングの顧客数が70%近く増加していることからも明らかなように、VMwareは顧客からの支持を得ています。また、現在の世界的な新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の流行により、あらゆる業界でデジタル化が加速する中、NSX Advanced Load Balancerは、アプリケーションの自動化とスケーリングを行うモダンアプリケーション デリバリ アーキテクチャを実現し、データセンターとクラウド間での復元性と可用性の確保に貢献しています」

ご購入および価格について
VMware NSX(R) Advanced Load Balancer 20.1は、VMwareの2021年度第2四半期(2020年5月2日~7月31日)中に提供開始予定です。

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
(リンク »)

1-Estimates based on VMware’s DICE ROI and Value Modeling tool which contains detailed real-world customer data, July 2020

2-IDC White Paper, sponsored by VMware - The Business Value of Avi Vantage: A Study of Enterprises Using Next- Generation Application Delivery, March 2018
(リンク »)

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、アプリケーション モダナイゼーション、ネットワーキング、セキュリティ、デジタルワークスペース製品により、顧客はあらゆるクラウドにデバイスを問わずアプリケーションを提供できます。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なテクノロジの提供からグローバル インパクトまで世界への貢献に努めています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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