ISID、中国放送・広島電鉄の「被爆電車特別運行プロジェクト」に技術協力

株式会社電通国際情報サービス

From: PR TIMES

2020-08-04 15:16

~WEBアプリ「ひろでんビュートラム」でコロナ禍における遠隔乗車体験を実現~



株式会社電通国際情報サービス(本社:東京都港区、代表取締役社長:名和 亮一、以下ISID)は、株式会社中国放送(本社:広島県広島市、代表取締役社長:宮迫 良己、以下 中国放送)と広島電鉄株式会社(本社:広島県広島市、代表取締役社長:椋田 昌夫、以下 広島電鉄)が主催する、「被爆電車特別運行プロジェクト」( (リンク ») )に技術協力します。
本プロジェクトにおいて、ISIDは、WEBアプリ「ひろでんビュートラム」の提供を通じて、8月6日および9日に運行される被爆電車走行の様子と広島の復興の軌跡を学ぶコンテンツをインターネットライブ配信し、遠隔での乗車体験を実現します。

[画像1: (リンク ») ]


■背景■
被爆電車特別運行プロジェクトは、中国放送と広島電鉄が被爆70年プロジェクトの一環として2015 年より始めたもので、路面電車650形「653号」を、当時の灰色と紺色カラーに復刻し、原爆の被害や、広島の復興の様子を車内で上映する特別運行を実施、5年間で約2,700名が乗車をしています。
ISIDはこの取り組みに賛同し、2020年の年初より当活動に参画。本年の運行に向け、乗車中の体験コンテンツや乗車後の観光促進施策における技術協力を進めてきましたが、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、本年度の乗車体験の中止が決定されました。しかし、「コロナ禍だからこそ、被爆の惨禍から奇跡の復活を遂げた『653号』が、広島市内を走行する様子を世界に広く発信したい!」という関係者の思いから、今年の特別運行は、インターネット配信により国内外に平和と希望を発信する形とし、その支援をISIDが担うこととなりました。

■提供技術について■
ISIDは、各種映像と関連情報をリアルタイムに視聴することが可能なWEBアプリ「ひろでんビュートラム」の構築を担当しています。また、乗車体験のライブ映像を撮影するため、ネットワークカメラ「ミエルカム」も提供しています。
「ひろでんビュートラム」は、WEBブラウザ上で動作する被爆電車特別運行プロジェクト専用の視聴アプリケーションです。アプリストアからダウンロードやインストールは必要なく、スマートフォン、タブレット、PCなど、デバイスを問わず視聴することが可能です。アプリでは、走行中の映像と合わせて、3D地図上にGPSで測定した電車の走行位置と、その周辺の被爆当時や現在の写真などの関連情報を表示し、広島市内の当時の様子や復興の軌跡を学ぶことができます。
ミエルカムは、単独で映像配信を行うことができるSIMカード内蔵のネットワークカメラです。LANケーブルやWi-Fiルーター、中継器等の機器類が不要となるため、場所に縛られることなく設置することが可能です。遠隔からカメラの首振り操作やズーム制御が行えるため、映像をリアルタイムで確認しながら、最適な場面の撮影や画面スイッチが可能です。乗車体験のライブ配信では、ミエルカム3台を設置し、車内外の様子を遠隔操作で撮影します。撮影に関わるスタッフの乗車人数を抑えつつ、施策の実行が可能なことから、運営における感染防止策にも貢献しています。
[画像2: (リンク ») ]



[画像3: (リンク ») ]

■今後の計画■
 ISIDは、with/afterコロナにおける社会や生活様式の変化をITの観点で支援するさまざまなサービスの実用化検討を進めています。中でも、観光業等に対し、リモート観光など新しいスタイルの旅行体験を通じて地域に貢献する仕組みのひとつとして、今回のプロジェクトで得られた成果の展開を目指します。

■インターネット配信について■
・ライブ配信日時:8月6日(木)・9日(日) 13:00~14:10(予定)
・公式WEBサイト: (リンク »)

■運行日および運行区間■

[画像4: (リンク ») ]

※両日とも実際の車両にご乗車になることはできません。
※交通状況などによって運行時間は前後する場合があります。

関連情報
・ ネットワークカメラ「ミエルカム」でケーブルテレビ品川の番組制作を支援 (2020年4月30日)
(リンク »)

・ 旧東海道品川宿を盛り上げる!ネットワークカメラを活用して小学生の駅伝大会をライブ中継 (2020年1月27日)
(リンク »)

■電通国際情報サービス(ISID)について
ISIDは、「HUMANOLOGY for the future~人とテクノロジーで、その先をつくる。~」をビジョンに、社会や企業のデジタルトランスフォーメーションを、確かな技術力と創造力で支援しています。金融、製造、ビジネスソリューション、コミュニケーションITの4領域で培ったソリューションの提供に加え、テクノロジーや業界、企業、地域の枠を超えた「X Innovation(クロスイノベーション)」を推進し、顧客、生活者、社会の進化と共存に寄与するソリューションを生み出し続けます。詳細は、公式WEBサイトをご覧ください。

* 本リリースに記載された会社名・商品名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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