多回路の電力計測・ロギング・ネットワーク通信を1台で実現する業界初(※1)の電力量モニタ&ロガー「KM-D1」を発売

オムロン株式会社

From: PR TIMES

2020-08-19 13:46

~さまざまな電力計測ニーズに対応し、省エネの加速に貢献~

オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:細井俊夫、以下、OSS)は、業界で初めて、多回路の電力計測・ロギング・ネットワーク通信を1台で実現する電力量モニタ&ロガー「KM-D1」を2020年9月1日に発売します。



[画像1: (リンク ») ]

近年、低炭素社会の実現に向けて製造現場やオフィスビル、商業施設などのさまざまな施設で省エネへの関心が高まっています。こうした施設で省エネの取り組みを始める際、まず対象となる装置や施設の電力量を計測し、どの程度エネルギーの削減が見込めるかを測定する省エネ診断や、最小の機器構成で行うスモールスタートで実施する生産設備の状態診断などの「お試し計測」を行い、その結果をもとに本格的な省エネ対策に取り組んでいきます。また、取り組みを他の設備や施設に拡張する際は、電力量モニタと上位を通信させ、計測範囲の拡張や上位システムでの計測データの収集を進めていきます。

こうしたお試し計測と本格的な省エネ対策の場面では、それぞれ求められる電力量モニタの機能が異なるため、段階に応じて機器を使い分ける必要がありました。お試し計測では電力量モニタ単体での「ロギング」機能、本格運用に際して計測範囲を拡張するときには、「多回路の計測」や「上位システムとの通信」などの機能が求められます。従来は、これらの機能を本体1台であわせ持つ製品がなかったため、お試し計測や本格運用などの場面に応じて、都度、電力量モニタを置き換えて構成を変更するための費用や工数が電力量の計測において負担となっていました。

そこでOSSは、こうした課題を解決するため、業界で初めて、本体1台に最大4回路の多回路計測(※2)に加えてロギング、上位通信機能を搭載した電力量モニタ&ロガー「KM-D1」を発売します。既設の「KM-D1」の機器構成を変更することなく計測範囲の拡張や上位システムとの通信ができ、あらゆるシーンの電力計測への対応を可能としたことで、製造現場やビル、商業施設などのさまざまな施設における省エネの加速に貢献してまいります。

「KM-D1」について
■主な特長
「計れる」
・ 本体1台で最大4回路(単相2線式)まで電力計測可能
[画像2: (リンク ») ]



「録れる」
・ 本体と下位に接続した機器を1/5/10/30/60分間隔で内部メモリにロギング可能
・ 計測データはCSV形式でSDカードに記録できる
・ WebUIで本体設定や計測データの参照が可能
[画像3: (リンク ») ]



「つながる」
・ 上位通信にLANポート(Modbus/TCPとFTP通信)を装備
・ 下位に電力量モニタや漏電計測用の「KM-N1/KM50-C/KE1」を最大15回路接続可能
[画像4: (リンク ») ]



■主な仕様
[画像5: (リンク ») ]

※1 1台で多回路計測、ロギング、ネットワーク通信機能を搭載した電力量モニタとして(2020年7月当社調べ)
※2 下位に最大15回路の電力量モニタや漏電計測機を接続可能


オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社について
オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社は、これまで独自のオートメーション技術により、自動改札機などの駅務自動化システムをはじめ、世界初・日本初の社会公共システムを数多く生み出してきました。これからも労働力不足やエネルギー、レジリエントなどの社会課題をいち早く捉え、IoT・AI・ロボティクスなどの最先端技術、ソフトウェア、運用・メンテナンスのトータルサービスでソリューションを構築し、安心・安全・快適な社会づくりに貢献してまいります。


[表: (リンク ») ]


プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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