ヴイエムウェア、vRealize Cloud Managementにおいて自動化を実現する各種機能の強化を発表

ヴイエムウェア株式会社

From: PR TIMES

2020-08-19 14:16

VMware vRealizeのオンプレミス/SaaSポートフォリオでの新機能により、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境でのプロビジョニング、最適化、統制を支援

【2020年8月19日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は本日、VMware vRealize(R) Cloud ManagementのオンプレミスおよびSaaS製品ポートフォリオでの機能強化を発表しました。新機能ならびに強化機能を組み合わせることにより、データセンターからクラウド、エッジにわたり、アプリケーションケーション、インフラ、プラットフォームのサービスについて一貫した展開と運用を可能にします。


アプリケーション、インフラ、プラットフォームのサービスでの一貫した展開と運用
VMware vRealize Cloud Managementは、革新的な新機能の提供を通じて、モダンインフラの自動化に向けたDevOpsと自動運用をサポートします。オンプレミスとSaaS環境、双方で利用可能なVMware vRealizeは、人工知能(AI)、機械学習(ML)、およびInfrastructure as Code(IaC)やGitOpsといったDevOpsでの考え方を活用し、ハイブリッドおよびマルチクラウド環境でのプロビジョニング、オーケストレーション、最適化、統制を行うことで、クラウド インフラの俊敏性と効率性を実現します。VMwareは本日、VMware vRealize(R) Automation(TM) 8.2、VMware vRealize Automation Cloud、VMware vRealize(R) Log Insight(TM) 8.2、VMware vRealize Log Insight Cloud、VMware vRealize(R) Operations(TM) 8.2、VMware vRealize Operations Cloud、VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.2における提供開始、新機能、機能拡張を発表しました。

自動運用の基盤となるAI
アプリケーションからインフラまで網羅するVMware vRealize Operationsの自動運用機能により、プライベートおよびハイブリッド クラウド、そして複数のパブリック クラウドでの最適化、計画の立案、拡張が可能になります。AIと予測分析を基盤として、継続的なパフォーマンス、キャパシティとコストの最適化、予測に基づく計画立案、高度な問題修正、コンプライアンスの統合管理を実現します。なお、VMware vRealize Operations 8.2とVMware vRealize Operations Cloudは、以下のような特長を備えています。

Kubernetesの運用: VMware Tanzu Kubernetes GridとRed Hat OpenShiftとの統合を通じた、Kubernetesでの新規および強化されたサポートにより、オンプレミスおよびVMware Cloud on AWSにおいて、顧客はKubernetesの構成要素の健全性、パフォーマンス、キャパシティ、コスト、構成の自動検出と監視が可能になります。
アプリケーションからインフラにわたるトラブルシューティング: 今回の提供開始における特長は、AppDynamics、Datadog、Dynatraceなどの一般的なAPMツールとの統合です。加えて、VMware vRealize Network Insightとの統合によって新たなアプリケーション検出機能も備わります。この2つの機能により、アプリケーションのコンテキストでの問題予測、予防、そして迅速な修正が可能になります。
VMware Cloudの監視: メトリック相関関係の改善とほぼリアルタイムの監視機能により、エンタープライズ クラスの可観測性を実現しています。そのため、パフォーマンスと可用性の問題を最大15倍(1)のスピードで検出できます。また、ネイティブなAWS環境の管理機能強化により、EC2インスタンスのキャパシティ計算ができるほか、VMware vRealize Operationsにメトリックを自動的にインポートすることで、より迅速なトラブルシューティングが可能になります。
キャパシティとコスト管理の効率化: 日常における仮想マシン(VM)コストの詳細、測定機能やVMware vRealize Automationのワークロード以外の価格設定サポートなど、価格およびコスト計算エンジンが強化されており、さらなるコスト削減をサポートします。

同様に、VMware vRealize Log Insight 8.2とvRealize Log Insight Cloudでは、Kubernetesサポートの強化、VMware Cloud on AWSとの連携強化、ユーザビリティ全体の向上などが行われています。

また本日、VMware Skyline(TM)の簡素化された新たなオンボーディング体験についても発表しました。この新しいプロセスにより、プロアクティブなクラウド サービスの導入や拡大をより短期かつ直感的に行えるようになります。Skylineはプロアクティブなインテリジェンスを提供することにより、トラブルを未然に防ぐとともに、問題の解決までに要する時間を短縮するサポート製品です。現在、VMware vRealize(R) Operations Management Pack(TM) for Skylineは、統合管理およびサポート環境を通じて、潜在的な問題を明らかにするとともに、トラブルを未然に防ぐための修正ガイダンスを提供しています。

モダンインフラの自動化
VMware vRealize Automation 8.2とVMware vRealize Automation Cloudは、最新の自動化プラットフォーム、インフラ向けDevOps、セルフサービス クラウド、Kubernetesの自動化など、顧客にとって最も重要な自動化ユースケースに対応する機能を強化しています。なお、VMware vRealize Automationで新たに強化された機能の詳細は以下のとおりです。

最新の自動化プラットフォーム: 俊敏性、セキュリティ、制御を向上する機能強化として、きめ細かいロールベースのアクセスコントロール(RBAC)、マルチテナント インフラのサポート強化、導入後のサポート拡大、NSXポリシーAPIを使用したネットワーク自動化などが含まれます。
インフラ向けDevOps: VMware Cloudインフラのテンプレート エンジンとしてVMware Cloud Templatesを導入し、Infrastructure as Codeの機能を強化しました。これには、サービス カタログからのTerraform構成の管理も含まれます。
セルフサービス クラウド: VMware Cloud Foundation(TM)との統合を強化し、顧客のプライベート クラウドの設定をさらに簡素化します。
Kubernetesの自動化: VMware Cloud Foundation with Tanzuをサポートするサービス カタログを通じて、Kubernetesネームスペースをセルフサービスでプロビジョニングできる機能です。

そして、VMware vRealize Suiteのライフサイクル管理機能により、展開、構成、アップデートが自動化されることで、短期間での価値最大化を実現します。VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.2は、VMware Cloud on AWS上でのvRealize Suite製品の展開と管理、vRealize Operations製品のサイズ変更およびスケーリング機能、継続的な可用性アーキテクチャをサポートし、vRealize Network Insight対応の単一または複数のデータソースの構成を行います。また、Voluntary Product Accessibility Template(VPAT)2.0や米国連邦情報処理標準(FIPS)などのコンプライアンス認証にも対応しています。

VMware Inc. クラウド管理部門 上級副社長 兼 ゼネラルマネージャ
アジェイ・シン(Ajay Singh)コメント:
「現在のような不確実な時代において、ビジネスをサポートする多くの企業は複数の課題に直面しています。これらの企業は、アプリケーションを最新化し、ハイブリッド クラウドとパブリック クラウドのイノベーションを加速させ、最新の開発者環境を提供できるよう模索しています。VMwareは信頼されるパートナとして、顧客がITの課題に正面から取り組み、ビジネスの変革に集中できるよう支援します」

ご購入および価格について
VMware vRealize Automation 8.2、VMware vRealize Log Insight 8.2、VMware vRealize Operations 8.2、VMware vRealize Suite Lifecycle Manager 8.2は、VMwareの2021年度第3四半期(2020年8月1日~10月30日)中に提供開始予定です。さらに、VMware vRealize Automation Cloud、VMware vRealize Log Insight Cloud、VMware vRealize Operations Cloudの新機能や機能強化も、同じくVMwareの2021年度第3四半期に提供開始予定です。

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
(リンク »)

(1) VMware Internal Analysis, August 2020

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、アプリケーション モダナイゼーション、ネットワーキング、セキュリティ、デジタルワークスペース製品により、顧客はあらゆるクラウドにデバイスを問わずアプリケーションを提供できます。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なテクノロジの提供からグローバル インパクトまで世界への貢献に努めています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jp をご覧ください。

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