Sansanの反社チェックオプション 導入企業が500社突破

Sansan株式会社

From: PR TIMES

2020-09-25 16:16

効率的でかつ精度の高いコンプライアンス・反社チェックにより、企業の営業活動を後押し

Sansan株式会社は、クラウド名刺管理サービス「Sansan」の「反社チェックオプション powered by Refinitiv」の導入企業が500社を突破したことを発表します。
 
「名刺管理から、働き方を変える」をメッセージとして掲げるSansanは、Sansanのサービス上にあらゆるビジネス情報が集まるビジネスプラットフォームを目指し、外部サービスと連携、これまでになかった価値や機能を提供しています。その一つの取組みである「反社チェックオプション powered by Refinitiv」は、Sansan上で利用できるオプション機能です。Refinitiv社(リフィニティブ)のもつデータベースを名刺から検索することで、企業のリスク管理に貢献するとともに、効率的な営業活動を後押しします。



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■反社チェックオプションの需要拡大の背景
近年、企業のコンプライアンスの姿勢は、社会的責任としてますます強く求められ、特に反社会的勢力とのつながりの発覚や疑惑が持ち上がることで、その企業が深刻な信用失墜に陥るケースが日本国内において見受けられます。コンプライアンス体制を構築し、法令違反や社内不正を未然に防止する仕組みを確立することは、今や企業にとって喫緊の課題といえます。

当社が実施したコンプライアンスチェック・反社チェック状況調査(※)によると、過去にチェック業務に従事したことのある営業職の約40%に、契約直前に取引を取りやめる経験があることが分かりました。一方で、「信頼できる情報源が分からない」「インターネットでの調査では情報の信頼性が薄い」といったチェック業務における課題も明らかになりました。信頼できる判断材料が不明確な中、営業活動を効率的に行うためにも、商談の早期の段階で精度の高いチェック体制構築が求められていることが分かります。

Sansanの反社チェックオプションは、2020年4月のサービス提供開始後、コンプライアンス体制構築に課題を抱えたユーザー企業から大きな反響をいただき、この度導入企業が500社を突破しました。当機能は、世界中の反社会的勢力等の情報を日々監視するRefinitiv社のソリューション「World-Check(ワールド・チェック)」との連携により開発・提供しているオプション機能です。
ユーザーは名刺をスキャンするだけで、取引リスクの可能性がある企業の自動スクリーニングが可能になります。Sansanに取り込まれたすべての名刺データに対し、反社会的勢力との関わりを速やかに検知し、企業のコンプライアンス強化を実現します。また、商談開始時の一次スクリーニングとして活用することで営業のロス軽減にも貢献します。取引先に潜むリスクが事業継続に大きな影響を与える中小企業を中心に、限られた人員の中でも、コンプライアンス・反社チェックの効率的な実施が可能な本機能の需要が拡大しています。

■導入企業について
業種業界問わず幅広い企業で反社チェックオプションを導入いただいています。具体的にどのような目的で導入に至り、活用いただいているのか、反社チェックオプション推進責任者より解説します。

Sansan Plus推進部 反社チェックオプション推進責任者 西村仁
「当社が実施したコンプライアンスチェック・反社チェック状況調査(※)から、金融・不動産等コンプライアンス意識が高い業界においては、警察当局や暴追センターへの照会、本人確認作業等に多くの時間を割いていることが分かりました。特に金融業界では専門業者に発注せず、自社内でリスク管理体制を整備していることが多い一方、リスクチェック要員の不足やチェック項目の多さに課題を感じていることが明らかになりました。このように『コンプライアンスの強化』と『業務効率化』の相反する両者を両立することの難しさが、企業のリスク管理体制構築を阻む要素になっていることがうかがえます。

実際に何をどこまでチェックすればいいのか、試行錯誤する企業から相談を受けることが増えています。特にコロナ禍で加速するオンライン商談は情報が限定的な為、相手先企業のコンプライアンスチェック、与信チェックなどを再強化する傾向があります。特に、情報・人員ともに必ずしも十分とは言えない中小企業やスタートアップにおいては、リスクチェック体制をゼロベースで構築するのではなく、『反社チェックオプション』をベースに体制を整えるケースが増えています。
 
デジタルトランスフォーメーションや昨今のリモートワーク移行の流れを受け、企業を取り巻くビジネス環境はデジタル化が加速、スピーディーなビジネス展開が可能となりました。ビジネスの『攻め』に呼応するビジネスの『守り』としてのリスクチェックにも、営業活動同様のスピード感が求められていると感じています。」

(経歴)
アパレルメーカでのマーチャンダイザー、コンサルファームのプロジェクトマネジャー、印刷会社の事業開発マネジャーを経験後、Sansanに入社。現在は「反社チェックオプション」のビジネス開発に従事。提携パートナと連携した新機能の企画、マーケティング施策設計、プロダクトセールス、エンタープライズ領域の利用促進など、「反社チェックオプション」の事業推進を一貫して担当している。

■「反社チェックオプション powered by Refinitiv」機能の詳細
世界中の反社会的勢力等の情報を日々監視するRefinitiv社のソリューション「World-Check(ワールド・チェック)」との連携により開発・提供しているSansanのオプション機能です。

・一次スクリーニングの早期化により、営業ロスを軽減
通常、コンプライアンスチェック・反社チェックは、営業・フロント部門がおこなう営業活動の後、受注や商取引のタイミングで、コンプライアンス担当者が行うことが一般的です。
しかし、商談相手にリスクが見つかった場合には、受注目前であっても契約不可となってしまいます。コンプライアンス・反社チェックを名刺交換のタイミング、つまりビジネス上での接点ができた早い段階で一次スクリーニングを行うことで、営業のロスを軽減します。

・チェック業務の自動化による業務時間の短縮
コンプライアンス担当者がコンプライアンス・反社チェックの審査をするには、ウェブサイトやメディアの掲載情報といったデータを元に、チェック業務を行うのが主流です。
名刺をスキャンするだけで、Refinitiv社のデータベースと名寄せし、コンプライアンス・反社チェックが行えることにより、コンプライアンス担当者の業務負荷を軽減することができます。

・属人的なチェック体制からの脱却
コンプライアンス担当者は、営業・フロント部門などの社内メンバーからリクエストがあった企業をチェックすることが一般的です。しかしそのような方法では、チェックに回される企業が現場の営業担当者の属人的な判断にまかされることにつながり、チェックがなされる企業にばらつきが出てしまいます。
社員の名刺がSansanにより自動的に一次スクリーニングされることにより、すべての企業との接点をチェックすることができ、属人化のリスクを減らすことができます。
[画像2: (リンク ») ]

今後もSansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」という当社のミッション実現へ向けて、進化を続けてまいります。

(※)「コンプライアンスチェック・反社チェック状況調査」概要
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:コンプライアンスチェック・反社チェックに一度でも従事したことがあり、かつ「記事DB(日経テレコン)等を使ったキーワード検索」もしくは「インターネット(Google・Yahoo!)等を使ったキーワード検索」をコンプライアンスチェック・反社チェックに使用した経験がある400人
調査期間:2020年8月5日~2020年8月6日
調査企画:Sansan株式会社

発表資料はこちら:
(リンク »)

(以上)

■Sansanについて
名刺管理から、働き方を変える「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈を管理・共有することが可能になるほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能を備え、ビジネスのはじまりを後押しする「ビジネスプラットフォーム」です。

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」および個人向け名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。名刺管理を起点としたビジネスプラットフォームとして活用できるサービスを国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日 
URL: (リンク »)
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:62億36百万円(2020年5月31日時点)
事業内容:クラウド名刺管理サービスの企画・開発・販売
法人向け「Sansan」  (リンク »)  個人向け「Eight」  (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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