LINE、AI文字認証技術「CLOVA OCR」を活用した請求書のデジタル化を促進全世界6,600万人へ出張・経費管理クラウドを提供する株式会社コンカーと連携

LINE株式会社

From: PR TIMES

2020-09-29 16:46

伝票や領収書のデジタルデータ化から承認・分析・保管まで完結請求書支払管理ツール「Concur Invoice」連携による効果試算では業務削減率80%

LINE株式会社 AIカンパニー(本社:東京都新宿区、カンパニーCEO:砂金 信一郎)は、LINE CLOVAのAI技術を活用した文字認識サービス「CLOVA OCR」において、株式会社コンカー(本社:東京都中央区、代表取締役社長:三村 真宗)の請求書管理クラウド「Concur Invoice」との連携に合意しましたので、お知らせいたします。



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新型コロナウイルス感染症の影響で、各企業ではニューノーマル時代の新しい働き方が急速に進んでいます。バックオフィス業務においてもデジタル化やペーパーレス化が求められており、急なデジタル化による“既存システム”と“情報の手入力作業や項目分類など”の連携には業務担当者の負荷が大きく、手間やミスも発生しやすくなります。

また、デジタル化のためOCR(文字認識技術)を既に導入し業務の自動化をすでに進めている企業でも、従来のOCRでは決まった形式・フォーマットの文章しか対応していないため、読み込み対象文章の定形化があらかじめ必要であったり、読み込み位置の指定や調整が必要であるため、OCRによる自動化のための初期運用コストや工数が膨大なものとなってしまうケースも多くあります。

LINEでは、このようなバックオフィス業務の課題を解消するため、AI文字認証技術「CLOVA OCR」*1と株式会社コンカーが提供する請求書管理「Concur Invoice」との連携に合意、今秋ごろを目処に開始する予定です。
*1:書類・画像に記載された文字・文章をテキストデータへ変換するサービス。手書き文字、斜めになった文字、歪んだ文字でも高い精度の認証が可能で、国際会議ICDARでは、世界No.1を獲得(2019/3/29時点)

「CLOVA OCR」と「Concur Invoice」の連携による請求書業務のデジタル化により、さらに優れたユーザー体験を実現します。紙で受領した請求書を「CLOVA OCR」でデジタルデータ化し、その後、「Concur Invoice」によりデジタルデータ化した請求書の購買規定チェック、承認、分析、請求書保管などの一連の業務フローを完結します。こちらの機能はConcur App Centerでの対応を予定しています。

この度、連携を予定している「CLOVA OCR(請求書特化型)」は請求書に特化したOCRとなっており、これまで手間であった請求書の手入力業務の削減、項目分類などの工数を大幅に削減し、自動化により優先すべき業務のリソース確保や、コストの大幅な削減を可能にする、進化した請求書業務の自動化を実現します。

【「CLOVA OCR(請求書特化型)」の特徴】
・明細情報の認識が可能
請求金額や店舗名などの主要な情報だけでなく、詳細の品目やそれらの単価など、明細情報の認識が可能です。認識範囲が広いため、請求書の手入力時間をより大幅に削減することができます。

・項目分類の精度の高さ
テンプレート毎に事前設定をすることなく、自動で認識した値(文字)を請求書に特化した項目に分類することが可能です。今までの手作業を削減し、飛躍的な業務の効率化を実現することができます。
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・複数枚に及ぶ明細情報の認識が可能
明細情報が2ページ以上の複数枚に及ぶ請求書を正しく認識し、自動化することが可能です。

【CLOVA OCR導入による効果試算】
CLOVA OCRを導入することで、請求書の入力・確認作業の作業が大幅に削減を期待できます。
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「CLOVA OCR」では、本サービスを導入することでより効率的な業務システムを実現し、企業の限られたリソースの中で、ユーザーの皆様が本来集中するべき業務に従事できるよう、様々な企業様をサポートしてまいります。

【株式会社コンカーについて】 (リンク »)
株式会社コンカーは、クラウド型の出張管理、経費精算ソリューションのパイオニアであり最大手プロバイダーである米国 Concur 社の日本法人です。SAP Concur(コンカー)の請求書管理クラウドConcur Invoiceは、消耗品、水道光熱費、外部サービス費などの請求書に基づいて支払依頼、承認、支払処理などのプロセスを自動化し、請求書支払の処理プロセスの時間を短縮します。
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【LINE CLOVAについて】
社会に技術とサービスを提供するLINEのAIテクノロジーブランドです。
LINEが提供する、文字認識、画像認識、動画解析、音声合成、音声認識といったAI技術やサービスを通して、生活やビジネスに潜む煩わしさを解消すること、社会機能や生活の質を向上させることで、より便利で豊かな世界をもたらしたいと考えています。AI技術が、人に寄り添い、人をサポートし、人の負担を減らす。「ひとにやさしいAI」は、自然なカタチで生活やビジネスの一部となるような、「これからのあたりまえ」を創出します。
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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