ヴイエムウェア、リモート ワークのニーズに対応するVMware Future-Ready Workforceソリューションを発表

ヴイエムウェア株式会社

From: PR TIMES

2020-10-01 12:46

企業がアプリケーションと情報資産を効率的に管理し、セキュアなアクセスを可能にするVMware Secure Access Service Edgeプラットフォーム新機能を追加

【2020年10月1日(日本時間)東京発】
ヴイエムウェア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:ジョン ロバートソン)は、年次カンファレンスであるVMworld(R) 2020にて、優れた従業員体験、エンドツーエンドのゼロトラスト セキュリティ制御、管理の簡素化を実現するVMware Future-Ready Workforceソリューションを発表します。Future-Ready Workforceソリューションは、VMware Secure Access Service Edge(SASE)、デジタル ワークスペース、エンドポイント セキュリティ機能を組み合わせることで、IT部門を支援します。シンプルかつ高パフォーマンスで安全なユーザ体験をリモートワーカーに提供しながら、あらゆるデバイスから、あらゆるクラウド上にあるアプリケーションへのセキュアなアクセスを最適化し、管理します。

SASE:クラウドでネットワークとセキュリティを統合する新しいアーキテクチャ
ネットワークとセキュリティに対する従来のアプローチでは、分散化が進む世界のビジネスファブリックで求められる、アプリケーション、データ、ユーザの連携/保護のための自動化、クラウド拡張、本質的なセキュリティという要件を満たすことができません。VMware SASEプラットフォームでは、クラウド ネットワーク、クラウド セキュリティ、ゼロトラスト アクセスを最高レベルのWebセキュリティと統合して、あらゆる規模の企業に柔軟性、俊敏性、拡張性を提供します。これは、アプリケーションの品質保証、本質的なセキュリティ、運用の簡素化を提供するクラウド ファーストの製品であるため、あらゆる場所で業務を行う従業員をサポートする組織に最適です。

業界をリードするSD-WAN:VMware SD-WANソリューションは、2020年のGartner WANエッジ インフラ部門についてのマジック・クアドラントにおいて、3年連続でリーダーの1社に位置づけられました(1)。VMware SD-WANグローバル ネットワークは現在、130箇所のポイント オブ プレゼンス(POP)にわたる2,700を超えるクラウド サービス ノードに拡大し、この規模に匹敵するソリューションは市場でほかにありません。VMware SD-WANの拡張機能であるVMware Edge Network Intelligenceにより、アプリケーションがどこからアクセスされ、アプリケーション トラフィックがさまざまなネットワークを経由しても、IT部門はエンド ユーザ体験の可視性とテレメトリを活用できます。また、Dell EMC SD-WAN Solution powered by VMwareも機能拡張され、オンライン診療や臨時の拠点を支援するほか、在宅勤務環境に高度な信頼性を提供する組み込みのLTEなどが搭載されています。
業界をリードするゼロトラスト ネットワーク アクセス(ZTNA):VMware Secure Accessは、VMware Workspace ONE(R)とVMware SD-WANを単一のクラウドホスト型サービスに統合したZTNAサービスであり、リモート ユーザとモバイル ユーザがよりセキュアかつ最適化された、パフォーマンスの高いアクセスを可能にします。なお、VMware Workspace ONEソリューションは、Gartner統合エンドポイント管理ツール部門についてのマジック・クアドラントにおいて、3年連続でリーダーの1社に位置づけられました(2)。
最高レベルのクラウド&Webセキュリティ:VMwareは、大手企業と連携して、クラウドとWebのセキュリティ要件を満たす上での柔軟性や選択肢を顧客に提供しています。



新しいVMware Cloud Web Securityサービスは、Menlo Securityのクラス最高レベルのセキュアWebゲートウェイ(SWG)、クラウド アクセス サービス ブローカ(CASB)、データ損失防止、サンドボックスおよびリモートブラウザ分離の各機能をVMware SASEプラットフォームにネイティブに統合します。VMware Cloud Web Securityには、単一の管理インターフェイスとバックエンド処理が組み込まれており、導入環境の規模を問わず、展開しやすくすぐに使えるソリューションを提供します。
VMwareとZscalerの戦略的パートナシップにより、VMwareのSD-WANおよびVMware Secure AccessをZscaler Internet Accessと統合して最高レベルのSASEソリューションの実現を可能にします。VMwareとZscalerは、世界で最も要求の厳しい企業のニーズに応えるために、共同で市場開拓戦略の取り組みを進めています。



次世代の統合型Firewall as a Service:VMware NSX(R)ファイアウォールは、VMware SASEプラットフォームに統合されるステートフルなレイヤー7ファイアウォールです。シングルテナントとマルチテナントの両方の展開オプションで、クラウドで提供されるFirewall as a Serviceを実現します。これは、現在の既存のVMware SD-WANソリューションのファイアウォール機能を補完するものです。NSXファイアウォールは業界で急速な普及を遂げていることから、VMwareはアナリストから世界中のファイアウォール ベンダーの上位5社に挙げられています。なお、最近ではForrester Researchのレポート「Now Tech:Enterprise Firewalls Q1 2020」において、VMwareを5つの大規模ファイアウォールベンダーの1社として分類しました(3)。


セキュリティと従業員体験を重視する、今後の働き方
世界的なパンデミックは、今後の働き方を一変させました。VMwareがグローバルで行った調査によると、調査対象となった従業員の42%が、テレワークの波が押し寄せて以来、テレワークが可能であることは単なる特典ではなく、業務を行う前提条件であると回答しています。そして、回答者の90%が「企業には、従業員がテレワークを実施できるようデジタル ツールへの適切なアクセスを提供する責任がある」と述べています(4)。しかし、テレワークの実現には、リモートで働く従業員のオンボーディング、可視化とコンプライアンス、セキュリティ、従業員の安全確保など、さまざまな課題が伴います。

これらの課題に対処するために、VMware Workspace Securityは、業界をリードする統合エンドポイント管理とエンドポイント セキュリティ プラットフォームを組み合わせて、ビッグデータを活用し、データに基づく防御テクノロジと連携させて、単一のダッシュボードでエンドポイントを包括的に可視化し、実用的なインサイトを提供します。また、VMwareは本日、Workspace ONEとWorkspace Securityの追加製品も発表しました。これらの製品によってデバイスの効果的かつ効率的な保護が可能になり、展開、管理、拡張も容易になります。

VMware Workspace Security Remote:業界をリードするエンドポイント管理(UEM)、エンドポイント セキュリティ、リモートITサポートを1つのソリューションに統合するとともに、物理的なMacデバイスとWindows 10デバイスを管理し、保護を強化します。情報セキュリティ チームは脅威の抑止、検出、および対応に重点を置き、ITチームはより広範なコンプライアンスを確保し、セキュリティ更新プログラムの運用を支援します。 Workspace Security Remoteは、2つのチーム、テクノロジ、およびコンソールを近づけて、デバイス全体の状態を強化し、ゼロトラストアクセスを提供し、脅威への対応を効率的に自動化します。
VMware Workspace Security VDI:VMware Horizon(R)とVMware Carbon Black Cloudを単一のソリューションに統合して、セキュリティチームとITチームがよりセキュアな仮想デスクトップとアプリケーションの提供を可能にします。Workspace Security VDIは、従来のソリューションの枠を越え、Carbon BlackテクノロジをVMware vSphere(R) HypervisorとVMware Tools(TM)に直接統合して、改ざん防止機能が改善されたエージェントレス アプローチを提供し、振る舞いの検知を使用してランサムウェアやファイルレス マルウェアから保護します。


VMware Inc. 最高執行責任者(COO)、プロダクトおよびクラウド サービス担当
ラジブ・ラーマスワーミ(Rajiv Ramaswami)コメント:
「現在、多くの企業が最も大きな混乱の一つを乗り越えようとしています。さまざまな課題に対処するため、従業員が場所を問わず働けるという要件を満たす、SASEのようなクラウド中心の戦略への移行が加速するでしょう。VMware Future-Ready Workforceソリューションは、本質的なセキュリティと快適なエンド ユーザ環境を提供し、運用の複雑さを解消して、企業が従業員のテレワークを実現できるよう支援します」

ご購入および価格について
VMware Workspace Security Remote、VMware Workspace Security VDIは提供を開始しています。VMware Edge Network Intelligence は、VMwareの2021年度第3四半期(2020年8月1日~10月30日)中に提供開始予定です。VMware Secure AccessのBYOD機能は、2021年1月30日に終了する2021年度第4四半期中に提供開始予定です。VMware Cloud Web Securityは、VMwareの2022年度第1四半期に提供開始予定です。VMware SASEプラットフォーム向けのNSX Firewall as a Serviceは、2022年度に提供開始予定です。

*US参考資料原文、および参考資料内コメントは下記URLよりご覧ください。(英語サイト)
(リンク »)

(1) Gartner, Magic Quadrant for WAN Edge Infrastructure, Jonathan Forest et al., 23 Sep 2020
(2) Gartner, Magic Quadrant for Unified Endpoint Management, Dan Wilson et al., 10 August 2020
(3) VMware is 1 of 5 “large” firewall vendors (with greater than $500m in annual revenue) in the Forrester Research report, Now Tech: Enterprise Firewalls, Q1 2020, March 2020
(4) “The New Remote Work Era: Trends in the Distributed Workforce,” Vanson Bourne and commissioned by VMware and Dell, June–July 2020

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VMworld2020でのニュース
VMworld 2020で発表する多岐にわたるソリューションとサービスの提供により、企業がかつてなく厳しい市場を勝ち抜き、事業を継続していけるよう支援します。VMwareのクラウド、アプリケーションのモダナイゼーション、ネットワーク、セキュリティ、デジタルワークスペース プラットフォームは、場所を問わずアプリケーションを構築、実行、管理、接続、保護できる柔軟で一貫したデジタル基盤を形成します。

ヴイエムウェア社について
ヴイエムウェアのソフトウェアは、複雑化する世界中のデジタル インフラを支えています。ヴイエムウェアのクラウド、アプリケーション モダナイゼーション、ネットワーキング、セキュリティ、デジタルワークスペース製品により、顧客はあらゆるクラウドにデバイスを問わずアプリケーションを提供できます。カリフォルニア州パロアルトに本社を置き、ビジネスと社会に貢献するVMwareの革新的なテクノロジの提供からグローバル インパクトまで世界への貢献に努めています。VMwareの詳細は www.vmware.com/jpをご覧ください。

VMware、VMworld、VeloCloud、Workspace ONE、NSX、VMware SASE Platform、VMware SD-WAN、VMware Cloud Web Security、VMware Secure Access、VMware Workspace Security、VMware NSX Firewall、VMware Carbon Black Cloud、VMware Carbon Black Workloadは、VMware, Inc.またはその子会社の米国および各国での商標または登録商標です。この文書には、ヴイエムウェア以外のウェブサイトへのハイパーリンクが含まれている場合がありますが、これらはそのウェブサイトのコンテンツに責任を負う第三者により作成、ならびに維持されています。プレビューとして発表されたサービスの一般提供に対して義務を負うものではありません。この資料に記載の情報は、情報提供だけを目的としており、契約に加えられない可能性があります。

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