日経統合システム、音声感情解析ソリューションを提供開始

ESAS Core Serviceライセンスの再販、VENASサービスを開始

日本経済新聞社グループの株式会社日経統合システム（以下：NAS）は、音声感情解析ソリューションの提供を始めます。



　音声感情解析とは声の様子から話す人の感情や気分を解析する技術です。声の微妙な特性に反映される様々な種類のストレスレベル、認知プロセス及び感情的反応を識別し、検索エンジンを使用して声の中に隠された様々なタイプの感情パラメータ（快適、自信、喜び、不安etc）を解析し、可視化します。可視化したデータを分析することで、本人が必ずしも自覚しているわけではない感情、その変化、動き、発生の起因等を読み取ることができます。

音声感情解析を活用することによるビジネス効果

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具体的には以下の２つのビジネスを始めます。

１）ESAS Core Serviceライセンスの再販

　ESジャパン社の『ESAS Core Service』のライセンス再販を開始します。
ESAS Core Serviceは音声による感情解析分野のリーディングカンパニーであるNemesysco社（イスラエル）の「LVA（Layered Voice Analysis：階層型音声解析）」をベースに3年間にわたって国内で検証して得た知見を取り入れてESジャパン社が開発した、より分かり易い形で多様な感情パラメータを出力するサービスです。

　ESAS Core Serviceは活用領域の用途に応じて異なるパラメータを出力する5種類のサービスに分かれており、コールセンター、パーソナリティ診断、人事面接、保険、セキュリティ、携帯アプリ、ゲーム、音楽、医療、自動車、ロボティクスなど、多種多様な業種業態で研究、活用されています。

　人の話している言葉の意味や内容でなく、音声そのものから喜び、怒り、悲しみといった感情を含め150以上の要素を数値化します。数値化した150以上の要素を基に44種類の主要な感情パラメータに分類した上で解析することができます。NASでは、ESAS Core Serviceのライセンス再販と共にお客様のご要望に沿った開発支援サービスを開始します。

２）VENASサービスの開始

　ESAS Core Serviceの音声感情解析エンジンをお手軽に導入できる『VENAS』サービスを開始します。

　VENASのサービス形態は音声感情解析エンジンそのものをご利用いただく「API版」と、あらかじめNASが準備したメニューに沿って、WEB画面から音声データを解析し結果を閲覧できる「WEB版」があります。

　「API版」は解析用のHTTPリクエストを音声感情解析エンジンに送信することで、音声解析データをjson形式で出力します。

　「WEB版」で現在ご利用いただけるのは「従業員満足度向上」メニューになります。従業員の音声を感情レベルで解析し、業務や就労環境に対する満足度を可視化、問題を早期発見するためのメニューとなります。

VENASサービス形態の特徴

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（参考）VENASサービスのWEB版のサービス画面例

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日経統合システムについて
1987年設立のNAS（本社：東京都江東区、代表取締役社長：大塚敏生、資本金8億7000万円）は、「データセンター」「システム運用」「システム開発」を核に事業展開しています。事業を支える株主は、新聞や電子版事業を幅広く展開する日本経済新聞社、証券・金融情報のサービス会社であるＱＵＩＣＫ、世界的な通信キャリアでありデータセンター事業者でもあるNTTコミュニケーションズ。この３社の信頼と技術、情報力が当社の事業基盤を強固なものにしています。
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ESジャパンについて

ESジャパン（本社：東京都豊島区、代表取締役社長：山田亮、資本金1000万円）はコールセンター運営などを手掛けるCENTRIC（セントリック、本社：同、代表取締役社長：同）の子会社として2019年設立。音声感情解析を用いたソリューション「ESAS Core Service」を軸としたサービス、開発、保守などを展開する。
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本件に関する報道関係者のお問い合わせ

株式会社日経統合システム　ソリューション事業本部　鴨田
E-mail : yoshio.kamota@nex.nikkei.com

製品・サービスに関するお問い合わせ
株式会社日経統合システム
E-mail：sales@nasnet.co.jp

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