ニューノーマル時代の新しい音楽ライブの形を提案 『Distance Viewing』を初開催 音楽ユニット「ORESAMA」のライブをステージ上にバーチャル再現

ヤマハ株式会社

From: PR TIMES

2020-10-07 16:16

日時:2020年10月19日(月)19時30分、会場:Veats Shibuya(東京都渋谷区)

ヤマハ株式会社(以下、当社)は、「Yamaha COVID-19 Project」の取り組みの一つとして、アーティストの迫力のあるライブパフォーマンスを忠実に記録し、そのパフォーマンスをステージ上にバーチャル再現する次世代ライブビューイング『Distance Viewing(ディスタンス・ビューイング)』を開発しました。ライブ音声を完全再現し、リアルな等身大映像と本番さながらの照明演出でそのパフォーマンスをステージによみがえらせます。コロナ禍で苦境にあるライブハウスの新たな動員源となるライブコンテンツを提供するために開発しました。



これに伴い、10月19日(月)にライブ&カフェ・スペース「Veats Shibuya」(ビーツシブヤ、東京都渋谷区)において、音楽ユニット「ORESAMA(オレサマ)」のワンマンライブの公演を、初の『Distance Viewing』で実施します。前日18日(日)に行われる「ORESAMA」ライブのパフォーマンスを本システムで忠実に記録し、同会場で上映してステージ上に再現する一般向けのバーチャルライブイベントとなります。
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<『Distance Viewing』開催概要>
イベント名:
ヤマハ、ORESAMA、Veats Shibuya presents LIVE ON DISTANCE VIEWING “Gimmme!”

日時:
10月19日(月)19:30開演(19:00開場)

会場:
ライブ&カフェ・スペース「Veats Shibuya」
東京都渋谷区宇田川町33番地1号 グランド東京渋谷ビルB1・B2

料金:
1,500円(税込・ドリンク代込)
チケットに関するお問い合わせ:ディスクガレージ 050-5533-0888(平日12:00-15:00)

協力:
ビクターミュージックアーツ株式会社


<『Distance Viewing』開発背景>
新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、音楽ライブ業界も開催条件の制限や採算性の問題から苦しい状況が続いています。音楽ライブのオンライン配信が普及する一方で、ライブ会場ならではの臨場感や観客との一体感の創出が難しい側面があるなど多くの課題があります。また、ライブ会場運営に携わる音響・照明・舞台演出といったスタッフの仕事や活躍の場が失われている状況も見過ごすことはできません。

こうした状況下、当社は現在、ニューノーマル時代の新しい音楽のあり方を提案し、音や音楽に関する社会課題を解決する「Yamaha COVID-19 Project」をヤマハグループ全体で推進しています。今回、その一環として本システムを開発しました。当社が持つ楽器、音響機器、ネットワークに関する知見と技術を結集し、5月の着手から急ピッチで開発を進め、今回の実施に至りました。

当社は『Distance Viewing』により新しい音楽ライブの楽しみ方を提案し、ライブハウスなどの演奏スペースの稼働を安心・安全な形で回復させることで、音楽ライブ業界の再活性化の一助となればと考えています。


<『Distance Viewing』システム詳細>
『Distance Viewing』は、ヤマハが開発を進める次世代ライブビューイングです。ライブ時の迫力あふれる音を完全再現しながら、大型スクリーンを用いた等身大映像と、ライブさながらの照明演出などで、そのパフォーマンスをステージ上によみがえらせます。さらにこのシステムは、当社のリモート応援システム「Remote Cheerer powered by SoundUD」との連携も可能で、オンライン配信を視聴するファンがスマートフォン専用サイトにアクセスし、ボタンをタップすることで、声をリモートで届けることができるようになっています。これにより、離れた場所で視聴するファンの声援を現場に届けることができ、満員時さながらの大歓声も安全に再現します(※10/19のライブでは不使用予定)。

『Distance Viewing』を導入することによって、会場でのバーチャルライブが可能になるほか、オンライン配信でもファンに存分に楽しんでいただけます。入場者数を制限しているライブハウスなどにおいても、ファンが見たかったライブを本番さながらの環境で何度も上映して提供することができ、動員回復、収益向上につながるソリューションとして現在開発を進めています。
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<ORESAMAプロフィール>
ボーカルのぽん、サウンドクリエイターの小島英也からなる音楽ユニット。80's Discoをエレクトロやファンクでリメイクした音楽を発信。その新感覚はイラストレーター「うとまる」氏のアートワークやミュージックビデオと相乗効果を生み、新世代ユーザーの心を捉えている。
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ORESAMAからのコメント
以前とは日常もライブの在り方もガラッと変わってしまった今、『Distance Viewing』という新たな試みに参加させていただけることをとても嬉しく思います。ライブはネット配信が主流になりつつありますが、私たちとしては現場ももっと復活させていきたい、共有したい、ひとりでも多く体感してもらいたいという気持ちが日増しに強くなるなか、今後『Distance Viewing』のような技術がライブの可能性を広げてくれるのではないかと期待しています。(Vo.ぽん)


<ライブ&カフェ・スペース「Veats Shibuya」>
ビクターエンタテインメントが直営する新ライブスペース。音楽の基本的な構成要素である「Beat」とVictor Entertainmentの略称「VE」をかけあわせた造語。“Beatが鳴り響く場であり続けてほしい”という思いと、「e」=entertainment、「a」=art、「eat」=食をそれぞれ表現し、音楽を中心とした総合エンタテインメントスペースとして愛されてほしいという願いが込められている。
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Veats Shibuya 店長 川上貴也 氏からのコメント
新型コロナウイルスのパンデミックによってVeats Shibuyaも大きな打撃を受け、今年の4月以降は観客を入れて行ういわゆる「普通のライブ」が全く出来ない状況になりました。現在出演して頂いているアーティストの皆さまも、なんとか音楽活動を継続させようと尽力していらっしゃいますが、ライブハウスの醍醐味でもある「非日常空間の中」で「大音量」「熱気」を感じるリアルな体験を取り戻すにはまだまだ時間がかかりそうです。今回の『Distance Viewing』を通して、あたかもそこにアーティストがいるかのような臨場感を体感して頂き、またライブハウスに足を運んで頂く機会の一つになれば幸いです。


<「Yamaha COVID-19 Project」>
新型コロナウイルス感染拡大の中で、ニューノーマル時代に即した社会貢献や音楽業界の支援を行うプロジェクトです。当社が培った開発・製造技術を活用した活動を展開し、楽器を応用したアルコール除菌スタンドの制作や、3Dコンピュータによるフェイスシールド制作のデータの無償開示などを行っています。

【ご参考】感染予防グッズの作り方: (リンク »)


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
(リンク »)


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