サイバーリンク、株式会社シーエーシーのウォークスルー型個人別体表温測定ソリューションに AI顔認証エンジン「FaceMe(R)」を提供

サイバーリンク株式会社

From: PR TIMES

2021-02-09 17:47

~ 立ち止まらずに、個々人の平均体表温に応じた体表温異常を検知 ~



AIと顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、株式会社シーエーシー(以下:CAC)が2021年2月1日から提供開始した、顔認証AIとサーモグラフィカメラ、および自社開発のアプリケーションを組み合わせ、カメラの前で立ち止まることなく、個人ごとの基準の体表温に応じた体表温スクリーニングを実現するソリューションに、AI顔認証エンジン「FaceMe(R)」が採用されたことを発表いたしました。

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【ご活用例】
・顔認証によるオフィスや工場などでの出退勤管理に加え、体表温スクリーニングを実施することでニューノーマル時代のビジネス活動を支援
・商業施設やイベント会場にて受付などの混雑を避け、個人認証に加え体表温スクリーニングを実施することでキュリティ+クラスター予防策のひとつとして活用。

【体表温スクリーニング ソリューション概要】
■体表温スクリーニングにおける課題
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19)の拡大防止策として「発熱者の特定」が重視され、様々な現場で日々の検温作業が行われています。非接触で離れた場所から安全に測定可能なため、サーモグラフィカメラも多く使用されていますが、一般的な異常体表温スクリーニングには、次のような課題があります。

・検温のため立ち止まることによる入館時等の待ち行列の発生
・健常時の体表温は個人によって異なり、一律の基準値で行うスクリーニングの有効性への疑問
・体表温スクリーニング実施のための人員配置や、個々人での体表温記録などの業務負荷

■CACの体表温スクリーニングの特長
CACの体表温スクリーニングは上記の課題を解決し、より適切な体表温スクリーニングを実現すべく開発され、次のような特長を備えています。

・立ち止まることなくスムーズな測定が可能
-顔認証機能により顔をトラッキングしながら体表温を測定しているため、対象者は立ち止まることなく体表温を測定することが可能

・個々人の体表温を測定することが可能
-高精度なAI顔認証エンジンFaceMe(R)の利用により、個々人を識別して体表温を測定することが可能。また、マスクをした対象も高い精度で認識可能

・個々人の平均体表温から異常を判定することで、適切な体表温スクリーニングを実現
-過去一定期間に測定された個々人の体表温から平均体表温を算出し、個人ごとに異なる基準の体表温に応じた適切な異常判定を実現

・周囲の気温に応じた精度の高い体表温測定を実現
-世界トップシェアの赤外線カメラメーカー・フリアーシステムズ(FLIR Systems)のサーモグラフィカメラによる高精度な体表温測定
-顔の額だけを捉えた体表温の測定、周囲の気温に応じた体表温の補正により、高精度なスクリーニングを実現

・異常体表温検出時のアラート、管理機能の充実
-異常検知の際は、画面上での表示や警告音、メールによる管理者への通知が可能
-過去の測定結果をWeb画面で閲覧可能。一覧の照会や、期間などによる照会範囲の絞り込み機能により追跡も容易に実施可能
-Excel出力によるレポート作成可能

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照会画面イメージ

■サーモグラフィカメラとシステム構成について
本ソリューションは、CAC社アプリケーション、AI顔認証エンジンFaceMe(R)、PC、Webカメラ、フリアーシステムズのサーモグラフィカメラで構成されます。既にフリアーシステムズのサーモグラフィカメラがある場合は、そのカメラを活用して体表温測定が可能です*。
*Atlas SDK(フリアーシステムズが提供している温度情報などを取得するためのSDK)の利用が前提となるため、カメラ機種によっては別途購入が必要になります。

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Webカメラとサーモグラフィカメラのイメージ

システム構成は、スタンドアロンでの利用に加え、ネットワークを構築して、統合的にユーザー情報や測定履歴を管理すること可能です。そのため、複数拠点への導入、その後の管理も容易です。

■今後の展開について
本ソリューションの特長である高精度なスクリーニングと、測定結果の自動保存やアラート等の機能は、製造業や物流業、建設業など安全や品質、セキュリティが特に重視される業種に適しています。また、立ち止まらずにスムーズな体表温スクリーニングが可能なため、多数の従業員が働くオフィスや工場を持つ、多様な業種の顧客への提供も視野に入れて販売活動を展開してまいります。

※サーモグラフィカメラは医療機器ではなく、従来の医療検査機(体温計等)に代わるものではありません。本ソリューションは、体表温を測定することで、高体温者のスクリーニングにつなげることを目的としています。

FaceMe(R) の製品情報はこちら:   (リンク »)


「2021年における顔認証の展望」、「エッジデバイスによる顔認証」など顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:
(リンク »)

FaceMe(R) YouTube チャンネルはこちら:
(リンク »)


■サイバーリンク株式会社について
1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください:  (リンク »)


■本ニュースリリースについて
本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、
それぞれの所有者の財産です。


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