全国初の一括導入事例、岡崎市の全小中学校に『ボーカロイド教育版II for iPad』が導入

ヤマハ株式会社

From: PR TIMES

2021-03-12 13:17

創作授業をボーカロイドがアシスト、「GIGAスクール構想」対応の学校向け新ライセンスも整備

ヤマハ株式会社(本社:静岡県浜松市 代表執行役社長:中田卓也 以下、ヤマハ)と株式会社ヤマハミュージックジャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:押木正人 以下、ヤマハミュージックジャパン)が開発・販売する『ボーカロイド教育版II for iPad』が、愛知県岡崎市のすべての小中学校に導入されました。自治体のすべての小中学校に『ボーカロイド教育版II for iPad』が導入されるのは今回が全国初となります。



現在、政府が掲げる「GIGAスクール構想」※1によって、児童生徒1人1台のタブレット端末等の整備やデジタル教材の導入などのICT活用が全国の教育現場で進められています。愛知県内3位の人口を有し中核市・中枢中核都市にも指定されている岡崎市では、「岡崎版GIGAスクール構想」※2を独自に掲げており、岡崎市内の全小中学生約34,000人分(小学校47校、中学校20校)のタブレット端末(iPad)と校内ネットワークの整備を2020年12月に完了し、児童生徒1人1台の環境を実現しました。

そして今回、「より魅力的な学習ツールを」との岡崎市の教育への思いから、これら市内のすべての小中学校に整備されたiPadに『ボーカロイド教育版II for iPad』がインストールされました。特に、岡崎市の音楽科教育は、「探求」と「創造」という新しい「STEAM※3教育」の理念に基づいており、音楽科にとどまらない各教科と連携した横断的な学習への活用も想定して導入されました。すでに一部の小中学校では、本教材の先行活用が始まっており、来年度より各校で順次本格的に活用が開始される予定です。

ヤマハミュージックジャパンでは、こうした流れを受け、2021年2月から自治体や学校での一括導入に適した「スクール版ボーカロイド教育版II for iPad」の提供も開始しています。

ヤマハとヤマハミュージックジャパンは、今後も教育現場のICT化を積極的に支援し、新しい音楽の学び方を引き続き提案、提供してまいります。


<【先行活用事例:岡崎市立南中学校】>
中学2年生の音楽科授業で『ボーカロイド教育版II for iPad』を活用した創作学習が行われました。17音の世界最短の文学である俳句に旋律を付けて楽曲を創作するという内容で、授業を担当した教師からは「ボーカロイドを活用することで音楽の得手・不得手に関係なく表現できるようになり、生徒一人一人の可能性が大きく広がったと感じた。」との感想が寄せられました。生徒たちの創作楽曲は以下のQRコードより聴くことができます。

[画像1: (リンク ») ]

[画像2: (リンク ») ]

[画像3: (リンク ») ]

*試聴データの掲載は、2022年3月31日までです。また、予告なく掲載を停止する場合があります。


<『ボーカロイド教育版II for iPad』>
ヤマハ独自の歌声合成技術「VOCALOID™(ボーカロイド)」を用いたデジタル音楽教材「ボーカロイド教育版」の最新版です。思い浮かんだメロディーをブロックのように並べ、歌詞を入力していくことで直感的に「歌づくり」が行えます。子どもたち自らが意見を交換しながら作曲し、そして出来た曲を歌って披露するまでをゴールにするなど、創造性に溢れた主体的・対話的で深い学びを提供します。2020年4月より提供を開始した『ボーカロイド教育版II for iPad』では、2020年の小中学校の英語教育改革を受け、英語の歌づくりにも対応しました。また、打楽器の音色も追加したことにより、小学校低学年からの活用も可能となり、対象学年の幅も広がりました。
[画像4: (リンク ») ]


<【ご参考:「スクール版ボーカロイド教育版II for iPad」】>
2021年2月より、学校や自治体での一括導入に対応した「スクール版ボーカロイド教育版II for iPad」を提供しています。従来版の機能はそのままに、一括導入に適したライセンス体系、費用での導入が可能です。詳細については以下ウェブサイトをご覧ください。

製品詳細: (リンク »)


※1 2019年12月に、文部科学省によって打ち出された構想で、義務教育を受ける児童生徒のために1人1台の学習者用PCと高速ネットワーク環境などを整備する計画です。 (リンク »)
※2 岡崎市では、子どもたちの具体的な学びの姿をイメージし、日常的な活用のためのきめ細かな手立てを講じた「岡崎版GIGA スクール構想」を推進しています。 (リンク »)
※3 スティーム教育。科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、アート(Art)、数学(Mathematics)の5つの領域を対象とした理数教育に創造性教育を加えた教育理念です。


ヤマハ 企業情報サイト/ニュースリリース
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