FromプラネットVol.156<タブレットに関する意識調査>

株式会社プラネット

From: PR TIMES

2021-05-11 14:19



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 国内1,400社超が利用する日用品流通の情報基盤を運営する株式会社プラネット (所在地:東京都港区、代表取締役社長:田上正勝)は消費財や暮らしにまつわるトピックスをお届けする 『Fromプラネット』 の第156号として、タブレットに関する意識調査の結果をご紹介します。未掲載のデータもご提供できますのでお気軽にお問い合わせください。


タブレットを所有している/したことがある人は半数越え

 喫茶店では読書する人に混じり、タブレットを見ている人も増えています。「あなたは現在、タブレットなど(一般的なタブレットPCおよび「Kindle Fire」「Kobo Forma」などの電子書籍リーダー)を所有していますか。所有している方は、現在所有しているものをすべて教えてください(お答えはいくつでも)」(図表1)と聞きました。「所有したことはない」と回答した人は全体では48.2%で、半数以上の人が、タブレット端末を所有している/したことがあるという結果です。性年代別では、「所有したことはない」割合が最も低いのが男性40代の38.0%、最も高いのが女性70代以上の59.1%です。また、すべての年代で女性のほうが「所有したことはない」割合が高くなっています。所有機種については「Android(アンドロイド)」(30.1%)が「iPad(iPad mini含む)」(16.0%)の2倍近い結果でした。


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「あれば便利そう」で所有した人が多い

 「あなたがタブレットなどを所有することになった理由を教えてください。以前所有していて、現在は所有していない方も、所有していた頃についてお答えください」(図表2)という質問に対して、最も多かったのは「ウェブサイト閲覧のため」(29.8%)でした。そのあとは「何かのためというよりあれば便利そうだから」(23.4%)、「情報収集のため」(22.6%)、「映画・テレビ番組以外の動画視聴のため」(14.4%)、「映画・テレビ番組視聴のため」(12.6%)と続きます。また、漫画、小説、雑誌、実用書といった「電子書籍を読むため」という回答を合計すると29.5%になります。
 一方で、タブレットを、「以前は所有していたが、現在は所有していない」と回答した人に「あなたがタブレットを手放してから、新しいタブレットを所有していない理由を教えてください」(図表3)と質問したところ、最も多かった回答は「あまり使わなかったから」(60.1%)でした。これは、「何かのためというよりあれば便利そうだから」と所有した人が多いことの裏返しといえそうです。また「故障してしまったから」(21.9%)に続くのが、「思っていたとおりのことができなかったから」(14.2%)となっていて、使用感に不満を感じて手放した人も決して少なくないようです。
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画面が大きくてすぐ使えることを利点に感じるユーザーが多い

 「あなたがタブレットを利用して、よかったと感じたことを教えてください」という質問をしたところ、最も多かったのが「スマホよりも画面が大きい」(42.1%)でした。動画視聴や電子書籍閲覧のために、大きさはかなり重要な要素でしょう。また、「パソコンと比べてすぐに使える」(31.7%)と回答した人の割合も高く、起動するたびにいちいち待つパソコンと違い、電源が入っていればすぐに使える利便性に価値を感じている人は多いようです。
 「情報収集がはかどる」(30.4%)、「暇つぶしになる」(29.1%)に続いて、「これまで見る機会がなかった映画が見れた」(12.7%)、「これまで見る機会がなかった映画以外の映像が見れた」(11.7%)と動画視聴に関する声が挙がっています。タブレット所有をきっかけに動画視聴サービスを利用しはじめた人もそれなりにいそうです。
 「仕事が効率化できた」は6.6%に留まっています。仕事上でタブレットを利用している人はそれなりにいるかと思いますが、タブレットはどちらかというと、プライベートの充実に役立っているようです。
 逆に「タブレットを利用して困ったことや悩みがあれば教えてください」と聞いたところ、「疲れ目、目の痛み」(19.8%)、「タブレットを見すぎてしまう」(16.7%)、「肩こり」(11.5%)と、利便性を感じているからこそ、超時間見てしまい、結果、悩みを引き起こしていることがわかります。また、よかったこととして「寝る前の時間が充実した」と回答した人が7.9%いる一方で、困ったこととして「寝る前に見て、なかなか寝付けなくなる」と回答している人が7.8%います。
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ケースや保護フィルムが根強い人気

 「あなたがタブレット所有をきっかけに買ったものを教えてください。(お答えはいくつでも)※以前はタブレットを所有していたが現在は所有していない方は、所有していたときに買ったものをお答えください」と聞いたところ、20%を越えたのは「本体を衝撃から守るケース」(28.5%)、「画面保護フィルム」(22.8%)のふたつでした。タブレットに限らず、スマホなどの電子機器を買ったとき、これらふたつをセットで購入する人は多いのではないでしょうか。ちなみに、「画面保護フィルム」を購入した人のうち、性年代別で最も割合が低かったのは女性20代(12.0%)でした。持ち歩く機会が少なかったり、画面を傷つけずに丁寧に扱う自信があるということでしょうか。
 それに続くのが「画面を立てられるようなケース」(16.3%)と「画面を立てられるようなスタンド」(11.5%)です。動画視聴や電子書籍閲覧の場合は、タブレットを安定させて、しっかり見たいはず。高い割合も納得です。
 「タブレット用キーボード」を購入した人も5.6%います。タブレットで頻繁に文章を書く機会がある人もそれなりにいるのかもしれません。
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コロナ禍で伸びた利用時間 タブレットは12分

 不要不急の外出自粛が求められるようになったコロナ禍以降、家で過ごす時間が増えた人は多いはず。新型コロナウイルス流行前(2020年3月より前)と流行後、それぞれで、「1日のうち、プライベートでスマホ・パソコン・タブレットを見ている合計時間」と「1日のうち、プライベートでタブレットを見ている時間」を聞いたところ(図表7)、やはりここでも変化が見られました。
 コロナ流行前にスマホ・パソコン・タブレットを見ている合計時間は全体の平均が3.1時間でした。これが流行後には、3.5時間に伸びています。そのうち、タブレットを見ている時間は、流行前の全体の平均が1.3時間、流行後には1.5時間でした。あまり大きな変化ではないものの、それぞれ長くなっています。
 流行前後問わず、「スマホ・パソコン・タブレットを見ている合計時間」「タブレットを見ている時間」ともに、全世代で20代が最長でした。(流行前合計:3.7時間、流行後合計:4.1時間、流行前タブレット:1.8時間、流行後タブレット:2.1時間)。20代においては、「スマホ・パソコン・タブレットを見ている合計時間」で最も割合が高かったのが「5時間」(流行前:22.4%、流行後:23.0%)という結果となり、相当な時間、デジタル機器に目を向けていることがわかります。
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7割は「スマホが欠かせない」

 「プライベートでのスマートフォン、パソコン、タブレットの使用について、あなたのお考えに最も近いものをお答えください」(図表8)と聞いたところ、年代が若いほど、「スマホ、パソコン、タブレットすべてを使い、どれも欠かせない」という割合が高い傾向にありました。特に男性が顕著で、男性20代の場合、25.0%が「どれも欠かせない」と回答しています。
 男女で差が大きいのが「スマホは欠かせないが、パソコン・タブレットはあまり使わない/持っていない」です。男性だと8.0%ですが、女性は20.3%と2倍以上の差があります。
 「欠かせない」と回答されたものを集計(図表9)すると、スマホが欠かせない人は73.7%、タブレットが欠かせない人は24.6%、パソコンが欠かせない人は70.4%になります。スマホが欠かせないと回答した人は若い世代が高い傾向があり、逆にパソコンが欠かせないと回答した人は年代が上になるほど高い傾向があります。また、欠かせないものとしてパソコンを挙げた20代女性は42.9%で、同年代男性と比べて、約25ポイントも少なくなっています。
 スマホやパソコンと比べるとタブレットを「欠かせない」と挙げている人の割合は低いのですが、仕事抜きのプライベートであっても、約25%の人が「欠かせない」と回答していることから、タブレットも日常生活に十分浸透しているといえるのではないでしょうか。
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若者だけでなく、子どもも年配者もタブレットを活用

 初代iPadが発売されたのが2010年。それから10年以上が経ち、タブレットを触ったことがある人はかなりの数になっています。「タブレットを使っていて、よかったこと・よくなかったこと」や「世の中にタブレットが浸透していくことについての考え」などを自由回答で聞きました。便利だという反面、見すぎてしまって困っている人や、便利ながらも、まだ十分ではないと感じている人の声も多く寄せられました。まだまだタブレットにまつわるいろいろなことが成熟の過程にあるということでしょう。また、若い世代だけでなく、70代以上の人でも「タブレットでゲームをしている」との回答が複数寄せられていたことも印象的です。


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調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「タブレット」に関する意識調査を実施。
期間:2021年3月30日~4月1日、インターネットで4,000人から回答を得ています。

株式会社プラネットとは  (リンク »)  
メーカー、卸売業、小売業がサプライチェーンとして連携し、生活者へのサービス向上を目指して進化を続ける日本の消費財流通を、情報インフラ運営で支えている上場企業(証券コード2391)です。

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株式会社プラネット 広報部(河合、角田)
E-mail : koho-pr@planet-van.co.jp

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