自治体DX時代の地域通貨とは? 慶応義塾大学 宮田裕章教授らが語る9月3日(金)開催「地域通貨サミット」全プログラムが決定!

株式会社カヤック

From: PR TIMES

2021-07-07 19:16

株式会社カヤック(本社:神奈川県鎌倉市、代表取締役CEO:柳澤大輔、東証マザーズ:3904、以下「カヤック」)は、「地域通貨サミット」を開催いたします。

地域・自治体のDXが進む中、「地域通貨」が再び注目されています。コミュニティ通貨(電子地域通貨)サービス「まちのコイン」を運営するカヤックでは、慶応義塾大学 宮田裕章教授らをスピーカーとして招き、脱東京一極集中・地域の多様化が進む中で、地域通貨をどのように活用するべきか、各地のキーパーソンとともに考えます。

▼イベントサイトURL
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「地域通貨サミット」開催概要


■コンセプト
目に見えない価値は、お金に換算できない。本当にそうでしょうか。

豊かな自然、歴史や文化、人と人のつながり。地域固有の魅力を守り、育み、持続可能な成長を実現するために、地域やコミュニティごとの「通貨」を導入する地域が増えています。域内経済の活性化、高齢化社会における共助、関係人口の創出やSDGsの促進など、さまざまな場面で利用されつつあります。

地域通貨はどのような可能性を秘めているのでしょうか。DXが進む中、地域ならではの多元的な価値観を実現するためには、どのような施策が必要なのでしょうか。

慶應義塾大学の宮田裕章教授を基調講演に迎え、DX時代における地域通貨について考えるとともに、各地の事例と地域通貨の歴史を学ぶ3時間。

■開催概要
日時: 2021年9月3日(金)
形式: オンライン(Zoom)
参加費:無料

■対象
・自治体職員
・地域団体・NPO職員
・その他、地域通貨や地方創生に関心のある方

■プログラム(予定)

13:15-13:30 オープニング

13:30-14:30 第1部 基調講演「自治体DXと地域通貨の可能性」(仮題)

宮田 裕章氏
慶応義塾大学教授
1978 年生まれ 慶応義塾大学 医学部教授
2003 年東京大学大学院医学系研究科健康科学・看護学専攻修士
課程修了。同分野保健学博士(論文)
早稲田大学人間科学学術院助手、東京大学大学院医学系研究科 医
療品質評価学講座助教を経て、2009 年 4 月東京大学大学院医学
系研究科医療品質評価学講座 准教授、2014 年 4 月同教授
(2015 年 5 月より非常勤) 、2015 年 5 月より慶應義塾大学
医学部医療政策・管理学教室 教授、2020 年 12 月より大阪大学
医学部 招へい教授

【社会的活動】
2025 日本万国博覧会テーマ事業プロデューサー
うめきた 2 期アドバイザー
厚生労働省 保健医療 2035 策定懇談会構成員、
厚生労働省 データヘルス改革推進本部アドバイザリーボードメンバー
新潟県 健康情報管理監
神奈川県 Value Co-Creation Officer
国際文化会館 理事
The Commons Project 評議員、日本代表
会津若松市スーパーシティ構想アドバイザー

専門はデータサイエンス、科学方法論、Value Co-Creation

データサイエンスなどの科学を駆使して社会変革に挑戦し、現実をより良くするための貢献を軸に研究活動を行う。専門医制度と連携し 5000 病院が参加するNational Clinical Database、LINE と厚労省の新型コロナ全国調査など、医学領域以外も含む様々な実践に取り組むと同時に、経団連や世界経済フォーラムと連携して新しい社会ビジョンを描く。宮田が共創する社会ビジョンの 1 つは、いのちを響き合わせて多様な社会を創り、その世界を共に体験する中で一人ひとりが輝くという“共鳴する社会”である。

14:40-15:10 第2部 講演 「コミュニティ経済と地域通貨」(仮題)

栗田 健一氏
千葉経済大学短期大学部 准教授
横浜市立大学商学部卒業。北海道大学大学院経済学研究科博士課程修了。大学院では地域通貨、経済人類学やコミュニティ開発などを学ぶ。大学院終了後、自治体や省庁勤務を経て、現在は千葉経済大学短期大学部にてビジネス教育に従事。著書に『コミュニティ経済と地域通貨』(専修大学出版局刊)など。

15:15-16:15 第3部 パネルディスカッション「地域通貨はこんなふうに使われている」(仮題)

影山 知明氏
クルミドコーヒー/胡桃堂喫茶店 店主
1973年東京都国分寺市生まれ。
東京大学法学部卒業後、マッキンゼー・アンド・カンパニー社を経て、独立系ベンチャーキャピタルを共同創業。総額30億円のファンドを立ち上げ、投資先とリスク/リターンを共有した事業開発に従事。
2008年、空き家となった生家を建て替え、多世代型シェアハウス『マージュ西国分寺』をオープン。1階には、こどもたちのためのカフェ『クルミドコーヒー』を開業。2017年にはとなり駅の国分寺に、2店舗目となる『胡桃堂喫茶店』をオープンさせた。
出版業や書店業、哲学カフェ、大学、米づくりなどにも取り組み、2020年には、“安心と冒険の同居するまちの寮”「ぶんじ寮」を開設。
地域通貨ぶんじ企画メンバーの一人。
著書に『ゆっくり、いそげ ~カフェからはじめる人を手段化しない経済~』(大和書房)。
『続・ゆっくり、いそげ ~植物が育つように、いのちの形をした経済・社会をつくる~』(査読版、クルミド出版)。

藤井 靖史氏
西会津町最高デジタル責任者/内閣官房情報通信
技術総合戦略室オープンデータ伝道師
1977年生まれ(経営学修士)。株式会社ピンポンプロダクションズを設立して代表取締役に就任、2012年にKLab株式会社とのM&Aを行いイグジット。会津大学産学イノベーションセンター准教授時代にブロックチェーンを活用したデジタル通貨「白虎」に関わる。現在は西会津町CDO(最高デジタル責任者)、Code for Japan フェロー、内閣官房情報通信技術総合戦略室オープンデータ伝道師、総務省地域情報化アドバイザーなども務める。

古里 圭史氏
公認会計士・税理士
飛騨信用組合 非常勤監事
1979年生まれ。早稲田大学卒業。2005年株式会社スクウェア・エニックス入社。
2007年有限責任監査法人トーマツ トータルサービス1部入所。上場企業・非上場企業の会計監査業務、ベンチャー企業に対するIPO支援業務、内部統制構築支援業務等に従事。2012年10月に地元、飛騨・高山にUターンし、地域密着のコミュニティバンクである飛騨信用組合に入組。融資部企業支援課長、経営企画部長を経て現職に至る。ForbesJapanローカルイノベーターズオブザイヤー2018にてグランプリを獲得。

柳澤大輔
面白法人カヤック 代表取締役CEO
1998年、面白法人カヤック設立。鎌倉に本社を置き、ゲームアプリや広告制作などのコンテンツを数多く発信。SDGsの自分ごと化や関係人口創出に貢献するコミュニティ通貨サービス「まちのコイン」は全国8地域で展開中(2021年5月31日時点)。さまざまなWeb広告賞で審査員をつとめる他、ユニークな人事制度やワークスタイルなど新しい会社のスタイルに挑戦中。著書に「鎌倉資本主義」(プレジデント社)、「リビング・シフト 面白法人カヤックが考える未来」(KADOKAWA)、「面白法人カヤック社長日記 2015年-2020年愛蔵版」ほか。まちづくりに興味のある人が集うオンラインサロン主宰。金沢大学 非常勤講師、慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科 特別招聘教授。「まち・ひと・しごと創生会議」有識者委員。

16:15-16:30 クロージング

*終了後、「まちのコイン」導入地域キーパーソンによるミートアップイベントをオンラインで開催予定です。

(プログラムは予告なく変更する場合がございます)

■お申込方法
以下サイトよりお申込ください。
(リンク »)


なぜいま地域通貨なのか


これまで何度かのブームを迎えた地域通貨。その多くは、域内での消費増加を狙いとした地域振興券、あるいは地域住民の相互扶助を目的としたお手伝いポイントのような位置付けでした。しかしインターネットやスマホの進化によって、新たな局面を迎えています。その背景には、東京を中心とする一極集中から地域の多様性への変化、ウェルビーイングやGDW(Gross Domestic Well-being:国内総充実、物質的な豊かさを測る指標であるGDPに対して、実感できる豊かさを測定する指標)の追求、そして行き過ぎた資本主義への見直しがあります。

法定通貨は、労働をはじめとするさまざまな価値を数値化してきました。しかし現在、シェアリングエコノミーにおける信用スコアなど、法定通貨だけでは測定できない価値の流通量が増加しています。またコロナ禍の影響によって脱東京一極集中が進む中、地域を中心に、複数の緩やかな経済圏が生まれ、経済合理性だけではない多元的な価値観を形成しています。

人のつながり。感謝や尊重。循環する価値。自分の暮らす地域のサステイナビリティに直結する経済活動。情報技術の革新によって、そうした多元的な価値観の可視化が可能になり、自治体DX戦略を実現する重要な要素として、地域通貨の実装を進める地域が増えています。

「地域通貨サミット」第1部では、慶応義塾大学 宮田裕章教授を迎え、今後の自治体DXと地域通貨の可能性について考えます。第2部では、『コミュニティ経済と地域通貨』などの著書を持つ千葉経済大学短期大学部 栗田 健一准教授とともに、地域通貨の歴史とコミュニティ経済に果たす役割を俯瞰。第3部では、東京都国分寺「ぶんじ」、岐阜県高山市・飛騨市・白川村「さるぼぼコイン」、福島県会津若松市「白虎/Byacco (びゃっこ)」のキーパーソンを招き、各地の事例を議論します。


「まちのコイン」とは


「まちのコイン」は使えば使うほど、人と人が仲良くなるコミュニティ通貨(電子地域通貨)サービスです。 本通貨を活用することで、 地域内外の人のつながりをつくり、 良好な地域コミュニティ形成が期待できます。「まちのコイン」は、2019年9月に神奈川県「SDGsつながりポイント事業」で採択されて以来、福岡県八女市などこれまでに10つの地域で活用されています(終了地域を含む)。
鎌倉に本社を置く当社は、地域固有の魅力を資本と捉えた「鎌倉資本主義」という考えを発信しています。「まちのコイン」は、「地域社会資本」である地域のコミュニティとの繋がりを促進する、仲間づくりのためのコミュニティ通貨です。人と人が繋がることで、その地域をもっと好きになり、地域の社会課題の解決や地域経済の活性に貢献することを目指します。
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株式会社カヤック
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固定概念にとらわれない発想力・企画力、形にしていく技術力を強みに、ゲームアプリや広告・Webサイト制作を始め、最新テクノロジーとアイデアを掛け合わせた新しい体験をユーザーに提供しています。社員の9割にあたる約270名がデザイナーやプログラマーなどのクリエイター人材で「つくる人を増やす」を経営理念に多様性を生かしたユニークな人事制度や経営を行なっています。

設立 2005年1月21日
代表者 代表取締役 柳澤大輔 貝畑政徳 久場智喜
所在地 神奈川県鎌倉市御成町11-8
事業内容 日本的面白コンテンツ事業
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プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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