Sansan、「コロナ禍における名刺交換の実態調査」を発表

Sansan株式会社

From: PR TIMES

2021-09-01 18:47

~コロナ禍でもオンライン名刺サービス活用者の約9割が名刺交換機会を維持もしくは増加~

Sansan株式会社は、全国の営業職として働く会社員のうち、オンライン名刺サービス(※1)の活用者220名、非活用者220名の計440名を対象に、コロナ禍における名刺交換の実態を調査しました。



今回の調査では、2020年4月の緊急事態宣言からコロナ禍での生活が約1年半続く中、紙の名刺交換機会の減少により営業活動に影響がおよんでいる状況が明らかになりました。一方で、オンライン名刺サービス活用者は名刺交換の機会を維持もしくは増加していることが分かりました。オンライン名刺サービス活用者には、新たに名刺情報を蓄積・管理できていると回答する人も多く、コロナ禍をきっかけに変化した働き方に柔軟に対応し、ビジネス機会の維持・創出に取り組んでいることがうかがえる結果となりました。
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■調査結果サマリ
・コロナ禍で38.6%の人が紙の名刺交換機会が減少し、50.0%の人が営業機会の損失に困るなど、営業活動上に困難が生じている。
・オンライン名刺サービス活用者はコロナ禍でも85.9%が名刺交換機会を維持または増加し、70.9%が新たに名刺情報を蓄積・管理できている。
・社内での情報共有や人物情報の見える化のほか、約3分の1に当たる35.9%の人がサステナビリティへの配慮にもメリットを感じオンライン名刺サービスを活用している。一方、非活用者の35.9%が、会社から利用促進されていないという理由で活用していない。

■調査の背景
Sansanは、「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションに掲げ、ビジネスシーンでの出会いを後押ししています。新型コロナウイルス感染症の拡大によりビジネス上の出会いの減少が懸念される中、2020年6月には法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」においてオンライン名刺機能の提供開始を発表しました(※2)。現在は6000社超が導入し、オンラインでの出会いの機会をサポートしています。また、名刺アプリ「Eight」においても、オンライン名刺のQRコード付きバーチャル背景の提供を開始し、オンライン会議や商談においてスムーズな名刺交換ができるようになりました(※3)。

今回、現在も続くコロナ禍により、リモートワークの推奨や接触機会の減少が求められる状況の中で、ビジネスシーンにおいてどのような出会いの変化や課題があったのかを調査しました。ビジネスでの出会いの象徴である「名刺交換」に焦点を当て、特に名刺交換機会が多い営業職を対象にオンライン名刺活用者と非活用者の状況を比較しています。

■調査結果の概要

ポイント1.
・コロナ禍で38.6%の人が紙の名刺交換機会が減少し、50.0%の人が営業機会の損失に困るなど、営業活動上に困難が生じている。

コロナ禍で38.6%の人が紙の名刺交換機会が減少したと回答しました。また1カ月当たりの紙の名刺の平均交換回数が6回以上と回答した人は、コロナ禍前は半数以上の55.4%を占めていたのに対し、コロナ禍では34.4%に減少しました。さらに、平均交換回数が0回と回答した人はコロナ禍前が10.5%で、コロナ禍では19.3%と2倍近くに上昇しました。
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紙の名刺交換機会の減少により困ったことを聞いたところ、「相手の名前や役職、決裁権限者などが分からない(51.8%)」、「営業機会の損失(50.0%)」、「人脈構築が困難(34.1%)」という回答が多いことから、コロナ禍で対面での商談機会が減少するのにあわせて名刺交換機会も減少し、それに伴い営業活動に影響がおよんでいることが分かりました。
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ポイント2.
・オンライン名刺サービス活用者はコロナ禍でも85.9%が名刺交換機会を維持または増加し、70.9%が新たに名刺情報を蓄積・管理できている。

オンライン名刺サービス活用者は、コロナ禍で最初の緊急事態宣言が出された時期を含む2020年6月までに活用を開始した人が64.5%と最も多い結果となりました。働き方や商談スタイルの変化にいち早く対応し、オンライン名刺サービスという新たな手法を取り入れていたことが分かりました。
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コロナ禍で紙の名刺交換機会が減少する一方で、オンライン名刺サービスを活用することにより名刺交換の機会が「変わらない(71.4%)」もしくは「増えた(14.5%)」と回答した人が合計85.9%いました。


さらに、コロナ禍で新たに名刺情報を蓄積・管理できている人は、オンライン名刺サービスの非活用者が44.1%なのに対し、活用者は70.9%であることが分かりました。紙の名刺交換機会減少に伴い新規の名刺情報の蓄積・管理が難しくなる中、オンライン名刺サービス活用者は、コロナ禍でも交換機会を維持または増加し、多くの人がコロナ禍前と変わらず名刺情報を蓄積・管理できていることが明らかになりました。


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ポイント3.
・社内での情報共有や人物情報の見える化のほか、約3分の1に当たる35.9%の人がサステナビリティへの配慮にもメリットを感じオンライン名刺サービスを活用している。
・一方、非活用者の35.9%が、会社から利用促進されていないという理由で活用していない。

オンライン名刺サービス活用者は、およそ半数の人が「相手の情報を社内で共有しやすい(48.2%)」、「相手の役職含む正確な情報入手など、人物情報の見える化(46.8%)」などを利点としてあげ、情報管理・共有の観点からオンライン名刺サービスを活用していることが分かりました。

また、3人に1人以上が「ペーパレスでサステナビリティに配慮している(35.9%)」ことを利点と捉えており、サステナビリティなどSDGsの観点から活用している人が一定数いることもうかがえます。

一方で、非活用者の活用しない理由は、「会社から特に利用を促されていない(35.9%)」が最も多く、オンライン名刺サービスは会社から促されないと活用しづらいという事情も明らかになりました。
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■調査概要
調査名:コロナ禍での名刺交換に関する調査
調査方法:オンライン上でのアンケート調査
調査地域:全国
調査対象:営業職として働く会社員440名(オンライン名刺サービスの活用者220名・非活用者220名)
調査期間:2021年8月6日~2021年8月9日
調査企画:Sansan株式会社
補足:本調査結果において、比率は小数点以下第2位を四捨五入しているため、必ずしも合計した数字が100%にならない場合があります。

※1:本調査における「オンライン名刺サービス」の定義は「デジタル上で名刺を管理・交換(URLやQR経由)できるサービス」です。
※2:Sansan株式会社「『オンライン名刺』機能の提供を開始」(2020年6月発表)
(リンク »)
※3:Sansan株式会社「名刺アプリEight、QR名刺交換でオンライン会議をサポート」(2020年5月発表)
(リンク »)

*QRコードは、株式会社デンソーウェーブの登録商標です。

(以上)

■Sansanについて
名刺管理から、営業を強くする「Sansan」
Sansanは、法人向けクラウド名刺管理サービスです。名刺をスキャナーやスマートフォンアプリで読み取るだけで、独自のオペレーションシステムによって名刺情報を正確にデータ化します。高度なAI技術により、企業内の人脈の管理・共有を可能にするほか、社内の連携を促進する機能や顧客データを統合・リッチ化する機能も備えた、営業を強くする「ビジネスプラットフォーム」です。また、オンラインでの名刺交換を可能にする「オンライン名刺」機能により、多様化するビジネスの出会いによって生じる課題を解決します。

■名刺アプリ「Eight」
Eightは、名刺を起点とした国内最大のビジネスネットワークです。ユーザーは、名刺を正確にデータ化して、スマートフォンアプリで管理することができます。また、登録したユーザー間で情報発信ができる「フィード」、チャットのようにコミュニケーションが取れる「メッセージ」、名刺だけでは伝えることができない経歴やスキルを伝える「プロフィール」といった機能を持ち、ビジネスのためのSNSとして、280万人を超えるユーザーに利用されています。そのほか、Eightからアクセスできる名刺でつながるビジネスイベントメディア「Eight ONAIR」では、Eightのネットワークを活用して、ユーザーのイベントとの出会いを後押ししています。

■Sansan株式会社 会社概要
「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、ビジネスにおける出会いを後押ししています。主なサービスとして、クラウド名刺管理サービス「Sansan」や名刺アプリ「Eight」、クラウド請求書受領サービス「Bill One」を国内外で提供しています。

設立:2007年6月11日
URL: (リンク »)
所在地:150-0001 東京都渋谷区神宮前5-52-2 青山オーバルビル13F
資本金:63億12百万円(2021年5月31日時点)
事業内容:働き方を変えるDXサービス(クラウド名刺管理サービス等)の企画・開発・販売
Sansan  (リンク »)
Eight  (リンク »)
Bill One  (リンク »)

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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