サイバーリンク、FaceMe(R)がiBetaのなりすまし防止テストで100%の検出率を達成したことを発表

サイバーリンク株式会社

From: PR TIMES

2021-11-24 18:48



 台湾 台北(2021年11月24日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、AI顔認証ソリューションFaceMe(R)の顔認証を行う際に写真、ディスプレイ表示などによる、なりすましを検知する機能が、iBetaの業界標準PAD(プレゼンテーション攻撃検出)テストでTRR(写真、動画によるなりすましを正しく検知する割合)100%を達成したことを発表しました。FaceMe(R)は、テストで使用されたすべての写真と動画からなりすまし攻撃を検出したことになります。iBetaは、テストおよび品質保証を実施する国際的に認められた独立第三者機関です。

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 iBetaの業界標準PAD(プレゼンテーション攻撃検出)テストに合格したことで、FaceMe(R)はISO(国際標準化機構)のISO-IEC 30107-3に準拠したことになります。iBetaは、生体認証テストのためにNIST(米国国立標準技術研究所)のNVLAP(試験所認定プログラム)によって認定された、世界でも数少ない機関の1つです。iBetaは、ISO-IEC 30107-3に従ってAndroidデバイスとiOSデバイスの両方でFaceMe(R)のレベル1テストを実施しました。プレゼンテーション攻撃(PA)ではFaceMe(R)のなりすまし防止技術を突破することはできず、攻撃プレゼンテーション分類エラー率(APCER)は0%でした。

 サイバーリンクが積み重ねてきた実績に加え、iBetaによる認定を取得したことは、FaceMe(R)の信頼性と、なりすまし攻撃を受けた場合でも正確に個人認証を行うことのできる能力を改めて証明するものです。また、ISOに準拠したことにより、FaceMe(R)による顔認証ログイン、アクセスコントロールを搭載したモバイルデバイスのユーザーは、デバイスに保存されている個人データや、オンライン情報へのアクセスが安全に保護されているという安心感を得ることができます。

 サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしています。「なりすまし攻撃の防止は、フィンテックやアクセス制御など、強固な個人情報保護が不可欠な分野で顔認証技術を採用するためにきわめて重要であり、かつ最も困難な課題の1つです。FaceMe(R)の精度はNISTやその他の独立機関によって一貫して高い評価を受けていますが、iBetaのプレゼンテーション攻撃検出テストでの認定を取得したことで、なりすまし攻撃による不正アクセスを防止できる信頼性が改めて実証されたことを光栄に思います。」

 FaceMe(R)は、ハイエンドワークステーションからAI/IoTデバイスで使用される低消費電力チップセットまで、幅広いハードウェア構成で実行できるように最適化された、今日の市場で最も汎用性、適応性に優れた製品です。FaceMe(R)は、セキュリティ、アクセス制御、公共サービス、フィンテック、スマートリテール、スマートホームなど、さまざまな用途に展開できる、高速で信頼度の高い、正確で柔軟な顔認証技術を、ソリューション構築者とシステムインテグレーター向けに提供しています。

CyberLink FaceMe(R) iBeta Presentation Attack Detection レポート:

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【FaceMe(R) について】

AI顔認証SDK「FaceMe(R)」とは

ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe(R) は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認識エンジンです。

また、IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、

幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。

AI顔認証エンジンFaceMe(R)の特長

■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現

本人識別率99.7%の認証精度だけでなく、認証速度0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。

■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPadなど市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現

FaceMe(R)は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向けIoTデバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。

FaceMe(R) の製品情報はこちら:   (リンク »)

「2021年における顔認証の展望」、「エッジデバイスによる顔認証」など顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:

(リンク »)

FaceMe(R) YouTube チャンネルはこちら:

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■サイバーリンク株式会社について

1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔認証技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください:  (リンク »)

■本ニュースリリースについて

本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。


ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。

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