アドビ、デザイン思考を取り入れた大学カリキュラムを専修大学と共同開発

アドビ株式会社

From: PR TIMES

2022-04-01 19:20

人文・社会科学系学部では国内初、Adobe XDを使用した実践型コラボレーション講義

アドビ株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:神谷 知信、以下 アドビ)は、専修大学(住所:東京都千代田区、学長:佐々木重人)と提携し、デザイン思考を取り入れて社会課題の解決のためのビジネスプランを作成するカリキュラムを共同で開発、同大学経営学部3~4年次生を対象に2022年度前期より開講します。



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専修大学経営学部では、ビジネスにおける課題を解決するための様々な専門知識の修得、およびそれを活用する力を養成しています。中でもビジネスデザイン学科では新しいビジネス、新しい製品/サービスを創造し、それらを通じて新しい顧客や市場を創造するために、学んだ知識を実践的に活用する力を学ぶ授業が行われています。

2022年度前期に開講する「ビジネスデザイン特講(SB)」は、社会課題解決のためのビジネスプラン策定、およびその作成のためのデザイン思考(または様々な思考法)を体験することを目指し、アドビと専修大学経営学部の見山謙一郎特任教授でカリキュラムを開発しました。欧州で活動するデザイナーで研究者でもある井上史郎氏とも連携し、SDGsとデザイン思考の視点から、学生がバングラデシュの社会課題解決のためのビジネスプランをグループワークで作成します。グループワークにはアドビのWeb/モバイルアプリのデザインやプロトタイピングを行うソフトウェア「Adobe XD」を使用し、ビジネスプランの策定を進めます。また、講義で作成されたビジネスプランは、JETROバングラデシュ事務所長に実際に提案し、現地目線からのフィードバックを受ける予定です。

実社会のビジネスの最前線で利用されているプロトタイピングツールである「Adobe XD」を学習に活用することは、資料作成において人に伝わりやすいビジュアルデザインを意識するきっかけとなるだけなく、思考経路を可視化し、相互フィードバックを行って改善を繰り返すことが可能となります。それは、最終的なアウトプットの質を高めるとともに、学生のクリエイティブ・コンフィデンス※1を高めることが期待されます。

アドビが人文・社会科学系大学と提携してビジネスデザインのカリキュラムを共同開発し、そのグループワークで「Adobe XD」が使用されるのは国内で初めてです。

※1自分が創造的であるという自信、IDEO創業者D. Kellyが提唱する概念で創造性を発揮するために必要とされる

■専修大学経営学部 講義「ビジネスデザイン特講(SB)」概要
【開講日程】2022年4月13日(水)~7月20日(水) 毎週水曜5時限 16:35~18:05
【場所】専修大学生田キャンパス
【募集人数】経営学部3~4年次生 最大30名程度
【担当教員】専修大学経営学部 特任教授 見山 謙一郎氏
【登壇外部講師】デザイナー/デザイン研究者 井上史郎氏
【使用ソフト】Adobe XD

■担当教員プロフィール
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専修大学経営学部 特任教授 見山 謙一郎(みやま けんいちろう)氏
2018年より専修大学経営学部 特任教授。2005年立教大学大学院ビジネスデザイン研究科ビジネスデザイン専攻修士課程修了 修士(経営学)。専門は国際ビジネス研究(開発途上国)、技術戦略論、SDGs、起業家教育。Field Design NetworX CEOのほか、次世代人財塾・適十塾 塾長、環境省中央環境審議会(循環型社会部会)委員、認定NPO法人メドゥサン・デュ・モンド ジャポン(世界の医療団)理事などをつとめる。



■担当講師
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デザイナー/デザイン研究者 井上 史郎 (いのうえ しろう)氏
デザイン研究博士(ノーザンブリア大学)。主な専門領域はデザイナーの創造性の強化、効果的なデザイン・プロセス一般の研究・開発。ヨーロッパの大学と共同研究、論文執筆、講義を行っている。また、フリーランスのビジュアル・コミュニケーション・デザイナーとして、オランダを拠点に活動。
(SHIROINOUEDESIGN.COM [英語])


■使用ソフト「Adobe XD」について
Webサイト、モバイルアプリ、音声インタラクション、タッチスクリーンのためのデザインとプロトタイプの作成に必要なすべてが揃っており、アイデアからエクスペリエンスまでを作成できるアプリです。
ライセンスプラン: 教育機関向けCreative Cloudライセンス、または学生・教職員個人版ライセンスでAdobe XDの利用が可能です。
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■専修大学 経営学部 特任教授 見山 謙一郎氏は、次のように述べています。
「今春開講する『ビジネスデザイン特講』では、社会課題解決型のビジネスプラン構想に向けて、Adobe XDを活用したリサーチ手法やアイデア生成のための演習も行います。学生にはこの機会に、チームで協働しながら積極的に情報を探索し、アイデアを生み出し、それを批判的に考察し、その一連のプロセスを可視化し、共有するといった、将来にも役立つ思考法を身につけてもらいたいと思っています。こうした未来志向かつ実践型の演習講義は、学生のクリエイティブ・コンフィデンスの醸成につながるものと確信しています。」


■アドビ マーケティング本部長 (Document Cloud & エデュケーションマーケティング)小池晴子は、次のように述べています。
「このたび専修大学の見山謙一郎特任教授と協働し、Adobe XDを活用した実践的なビジネスデザインの講義を開講できることを喜ばしく思います。Adobe XDは、プロトタイプをデザインすることに留まらず、自分のアイデアを形にしてロジカルに人に伝えることができるツールです。今回、JETROのご協力や欧州で活躍するデザイナーのお力添えもいただきながら学修できる機会は学生さんたちにとってとても貴重な体験となることと考えます。アドビは今後も教育分野で様々な実践的学びの機会をつくる支援をして参ります。」


■専修大学について
<住所:東京都千代田区、学長:佐々木重人>
専修大学は、日本初の私立専門学校として、明治13年(1880年)相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、駒井重格の4人により創立され、これまで社会に輩出した卒業生は31万余人になります。
専修大学経営学部は日本の大学では5番目となる1962年に創設され、2022年に60周年を迎えます。「理論と実践の融合」という理念を掲げ時代をリードしてきました。また、2019年4月には経営学科と新設のビジネスデザイン学科の2学科体制とし、2023年3月卒業生には新学科設立以降初の卒業生を輩出します。同学部では、現代社会で求められている新しいビジネスや組織をデザイン(創造)する力を養うことで、さまざまな社会課題や経営課題を解決し、世の中をけん引する人材の育成を目指しています。


■「アドビ」について
アドビは、「世界を動かすデジタル体験を」をミッションとして、3つのクラウドソリューションで、優れた顧客体験を提供できるよう企業・個人のお客様を支援しています。Creative Cloud( (リンク ») )は、写真、デザイン、ビデオ、Webサイト、UI/UXデザインなどのための20以上の デスクトップアプリやモバイルアプリ、サービスを提供しています。Document Cloud( (リンク ») )では、デジタル文書の作成、編集、共有、スキャン、署名が簡単にでき、デバイスに関わらず文書のやり取りと共同作業が安全に行えます。Experience Cloud( (リンク ») )は、コンテンツ管理、パーソナライゼーション、データ分析、コマースに対し、顧客ロイヤルティおよび企業の長期的な成功を推進する優れた顧客体験の提供を支援しています。これら製品、サービスの多くで、アドビの人工知能(AI)と機械学習のプラットフォームであるAdobe Sensei( (リンク ») )を活用しています。

アドビ株式会社は米Adobe Inc.の日本法人です。日本市場においては、人々の創造性を解放するデジタルトランスフォーメーションを推進するため、「心、おどる、デジタル」というビジョンのもと、心にひびく、社会がつながる、幸せなデジタル社会の実現を目指します。

アドビに関する詳細な情報は、webサイト( (リンク ») )をご覧ください。
アドビが教育機関向けに提供するサービスやサポートについては(または「取り組みについては」)、 こちらのぺージ( (リンク ») )をご覧ください。

(C) 2022 Adobe Inc. All rights reserved. Adobe and the Adobe logo are either registered trademarks or trademarks of Adobe in the United States and/or other countries. All other trademarks are the property of their respective owners.

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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