改正個人情報保護法対応の匿名化・仮名化機能を含む、 DX推進・データ活用基盤のための新ソリューションとして「インサイトデータガバナー」を発表

株式会社インサイトテクノロジー

From: PR TIMES

2022-04-05 14:47

データベースの技術者集団インサイトテクノロジーが、企業に眠っているカオスなデータを「いつでも」「誰でも」「安全に」活用できるトータルソリューションとして提供開始

株式会社インサイトテクノロジー(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長 CEO:森田 俊哉、以下:インサイトテクノロジー)は、DX推進・データ活用基盤のための新ソリューション「インサイトデータガバナー(Insight Data Governor)」を提供開始することを発表しました。





背景


多くの企業がDX実現によるデータ活用の高度化を目指しているものの、業務システムに日々データが蓄積していても分析などに使われておらずただ溜まっている、そのデータが一元管理されておらず整理もされていない、いわゆる「データが眠っていてカオスな状態」になっているため、データからより良い知見を得ることができない状態に陥っています。

また、2022年4月に施行された改正個人情報保護法により、安全管理のために講じた措置の公表等の義務化、一定の個人データが漏洩等した場合における報告等の義務化、違反時のペナルティの強化などが行われたため、企業において個人情報を適切に管理する必要性が益々高まりました。

インサイトテクノロジーは、日本初のOracle ACE Directorが創業したデータベースに関連するナレッジと技術力を追求しているデータベースの専門家集団であり、四半世紀に渡りデータセキュリティやデータ活用のための製品を数多く開発してきました。

これらを束ね、お客さまにさらなる価値を提供するための新製品や新機能をも備えたトータルソリューションであるインサイトデータガバナーは、より多くのお客さまにデータを「いつでも」「誰でも」「安全に」活用できるためのデータ活用基盤のソリューションを提供し、お客さまのDX実現を後押しします。

また、改正個人情報保護法において、企業で個人情報を様々な分析に活用できるようにすることを目的として創設された「仮名加工情報」を、インサイトデータガバナーにより作成することも可能となります。インサイトデータガバナーは、改正個人情報保護法に則して個人情報を適切に管理することに資するものとなっています。


ソリューションの名称・コンセプト

インサイトテクノロジーの社名の由来でありミッションでもある、「お客さまがデータからインサイト(本質を導き出すための洞察)を得る」ためには、「いつでも」「誰でも」「安全に」データを活用するデータの民主化とともに、全体統治(ガバナンス)が必要となります。

インサイトデータガバナーは、お客さまがデータを活用できるためのあらゆる仕組みを整えます。それによってお客さまがデータの民主化を推進し、より良いインサイトを得られるようにしたい、そのような存在となる想いと決意を込めて、ソリューションの名称を「インサイトデータガバナー(Insight Data Governor)」と名付けました。


ソリューションロゴ

ロゴ全体で「データ」の「D」を、水色の図形で「ガバナンス」の「G」を表現しています。また、黒色の図形は様々なデータがレイヤーとなって存在していることも表現しています。インサイトデータガバナーソリューションでお客さまのデータにガバナンスを効かせることをイメージしてデザインしました。

また、各機能のロゴはソリューションのロゴの一部を使い、インサイトデータガバナーの一機能であることがわかるものとなっています。
[画像: (リンク ») ]




コンセプトムービー

インサイトデータガバナーが目指す世界観を表現しています。
以下より是非ご視聴ください。


[動画: (リンク ») ]




ソリューション概要

インサイトデータガバナーは、法令遵守に向けたデータ統制を可能にします。また、データの特徴や属性を自動的に解析し、データのビジネス的な意味合いや、隠れた属性、隠れた結びつきを含めて可視化します。

【搭載機能概要】
1. Catalog
マルチデータベース、マルチデータストア(csv形式やフリーテキスト形式など非構造化データを含む)のデータをすべてカタログとして一覧化・可視化できます。

2. Metadata Management
各種メタデータを自動的に解析し、データのビジネス的な意味合いや、隠れた属性、隠れた結びつきを含めて可視化します。また、メタデータ同士の関連性も可視化し、データ分析時のより良い判断やマスターデータ作成の効率化を図ります。

3. Audit
Auditは、データストアのアクセスログから不正な操作を即座に発見でき、データアクセスの監査を実現します。システムへの負荷をかけることなく、不正行為の抑止や早期発見、情報流出時の経路発見、被害状況の早期把握が可能となります。Auditは、従来のPISOの機能を含みます。
・PISO: (リンク »)

4. Masking
Maskingは、データに含まれる個人情報等の機密情報を自動抽出し、日本語に最適化された豊富なマスキングアルゴリズムで、高速で個人情報の匿名化・仮名化や機密情報の秘匿化を行うツールです。本番同等で安全なデータを簡単に作成できるため、個人情報漏洩などのセキュリティリスクを防ぎつつシステム開発工数・コストの削減ができます。Maskingは、従来のInsight Data Maskingの機能を含みます。
・Insight Data Masking: (リンク »)

5. Migration
Migrationは、データベース製品の変更やバージョンアップに際し、事前にSQLの互換性を評価するツールです。現行のデータベースで実行されているSQLを収集し、新環境のデータベースでSQLの互換性や性能・クエリ結果の整合性を自動でテストすることができます。これにより、新環境で利用できるSQLと改修すべきSQLが判別でき、アプリケーションへの影響や改修コストを明確にできます。エンジニアは膨大な単純作業から解放され、より価値の高い業務に集中することができます。Migrationは、従来のInsight Database Testingの機能を含みます。
・Insight Database Testing: (リンク »)


提供スケジュール

2022年7月にインサイトデータガバナーV1 β版の提供を開始します。現在、β版のテストプログラムを企業数限定で提供しています。ご興味のある方は下記までご連絡をお願いいたします。

株式会社インサイトテクノロジー
マーケティング本部
担当: 双木、堀口
TEL: 03-5475-1450
E-mail:insight-mktg@insight-tec.co.jp

V1 正式版の提供は2022年10月を予定しています。


インサイトテクノロジーについて

インサイトテクノロジーは、1995年の創業以来、企業におけるデータの価値を最大化するために何が必要かを常に考え、データベースの専門家集団として、必要な製品やサービスを提供し続けてきました。

しかし、データを貯めることと、そこから情報を得ること自体はお客さまの課題解決に直接つながるものではありません。「インサイト」(本質を導き出すための洞察)こそが、お客さまの経営に価値をもたらすと確信しています。

社名の通り、データを活用しお客さまが求める本質を得られるように、「データ × AI」から得たインサイトによって、新しく豊かな社会を創造できるように、ソフトウェア、ハードウェア、サービスなど特定の分野や形態に捕らわれず、お客さまや社会が必要とされるものを提供しています。

また、インサイトテクノロジーが主催するデータ技術者向けカンファレンス「db tech showcase」には、世界中からデータ技術のエキスパートが講師として登壇し、毎年1,000名規模のエンジニアが参加しています。

・株式会社インサイトテクノロジー: (リンク »)
・db tech showcase : (リンク »)

※記載されている企業名、商品名、サービス名は、株式会社インサイトテクノロジーならびに各社の商標または登録商標です。


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社インサイトテクノロジー
マーケティング本部
担当: 双木、堀口
TEL: 03-5475-1450
E-mail:insight-mktg@insight-tec.co.jp

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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