サイバーリンク、Good Finance社のeKYC認証にAI顔認証エンジンFaceMe(R)を統合安全で迅速、スムーズなサービスを実現

サイバーリンク株式会社

From: PR TIMES

2022-06-23 18:48

台湾 台北(2022年6月23日)CyberLink Corp.(5203.TW)(本社:台湾新北市、以下 サイバーリンク)AI と顔認証技術のパイオニアであるサイバーリンクは、Good Finance証券株式会社(旧Ta Ching証券株式会社)と提携し、同社のアプリケーションにFaceMe(R) AI顔認証エンジンを統合したことを発表しました。これにより、口座開設時のeKYC(Electronic Know Your Customer)による本人確認プロセスの大幅な改善が実現しました。新規顧客はスマートフォンのカメラを使用して本人確認を行うことができ、またリモートで書類への署名を行うことで、店舗窓口に足を運ぶことなく口座を開設することができます。これによって、顧客の来店の手間を省くだけでなく非接触を実現し、担当者が本人確認を行う際のヒューマンエラーのリスクを大きく減らすことが可能となりました。 



[画像: (リンク ») ]


Good Finance証券株式会社(旧Ta Ching証券株式会社)は1988年に設立され、証券、投資顧問、引受、先物、信用取引など幅広いサービスを提供しています。近年、Good Finance社はテクノロジー企業としても発展を続けており、Good Financeアプリケーションはその代表例で、顧客はeKYCによる認証を活用してスマートフォン上で口座を開設し、必要な時にいつでも財務状況や投資状況を確認することができます。

~スムーズなユーザー体験 – アプリケーションによる本人確認手続き~

利便性の高い非接触型の金融サービスを実現するために、Good Finance社はサイバーリンクのFaceMe(R) AI顔認証エンジンを口座開設プロセスに統合しました。従来、顧客は口座開設のために店舗窓口へ行き、担当者による本人確認手続きを行う必要がありました。この手続きは時間がかかるうえ、人の目で確認を行うことから、潜在的なヒューマンエラーのリスクが存在していました。

~FaceMe(R)のIDカード認証と生体認証技術によるeKYC認証プロセスの強化~

FaceMe(R)テクノロジーによって、顧客はカメラで写真を撮影し、アプリから書類をアップロードするだけで、スマートフォン上でeKYC(Electronic Know Your Customer)による本人確認プロセスを完了することができます。FaceMeはAI技術を使用して、身分証明書の写真とカメラの前の申請者が同一人物であることを確認します。さらに、FaceMeは生体認証技術によるなりすまし防止機能もサポートしており、カメラの前にいる人物が本物かどうかを検知して、写真やビデオを使用したなりすまし詐欺を防ぐことができます。このため、顧客は店舗窓口で時間をかけて手続きを行うことなく、リモートで本人確認を完了し、迅速に口座を開設することができるようになりました。

Good Finance社のプロダクトマネージャーであるDaniel氏は以下のようにコメントしています。「サイバーリンク社は台湾の金融市場に適した一連のeKYCソリューションを提供しています。これによって、コンプライアンスだけではなく、世界トップクラスの顔認証精度と、非常に優れたユーザー体験が提供されています。私たちは厳正な評価のうえ、サイバーリンク社との提携を選択しました。この決定によって、さらに優れたユーザー体験を提供し、また社内での運用効率を向上させることができました。サイバーリンク社のサポートと努力に感謝します。」

FaceMeを統合したeKYCサービスによって、サービス開始からわずか数か月で、300人近くの顧客がオンラインで口座を開設しています。

サイバーリンク最高経営責任者(CEO)ジャウ・ホァン博士(Dr. Jau Huang)は以下のようにコメントしています。「銀行、保険、セキュリティ業界における金融テクノロジーの開発において、eKYCは今最も注目されているトピックであり、AI顔認証はeKYCのための最も理想的な非接触型のソリューションです。Good Finance社がFaceMeを採用しアプリに統合したことを光栄に思います。」

FaceMe(R)の世界最高ランクの精度により、eKYC認証の際のセキュリティを確保するだけでなく、すべての人に便利でスムーズな金融サービスを提供することができます。

FaceMeは最大99.7%の精度を誇り、さらに安全ななりすまし防止機能を備え、エッジデバイス(スマートフォン、タブレット)または銀行の内部サーバーに展開することができます。また、クロスプラットフォームに最適化されており、金融業界におけるさまざまなアプリケーションやサービスを提供する開発者に最適です。


FaceMe(R) Fintechの製品情報はこちら: jp.cyberlink.com/faceme/solution/Fintech_eKYC

【FaceMe(R) について】

AI顔認識SDK「FaceMe(R)」とは

ディープニューラルネットワーク AI 技術を使用した FaceMe(R) は、高速な認識速度(0.2秒以下)と高い認識精度(本人識別率 99.7%)、角度のついた顔でも認識する広い認識範囲を実現するリアルタイムAI顔認識エンジンです。また、IoT用エッジデバイスからクラウドまで様々な環境に幅広く対応していることで、幅広いユーザーの要求に柔軟に対応できます。

AI顔認証エンジンFaceMe(R)の特長

■歩行中人物の顔を認証する「ウォークスルー認証」を実現

本人識別率99.7%の認証精度だけでなく、認証速度0.2秒以下、認証角度左右60度、上下50度と認証速度、認証角度においても世界トップクラスの性能を誇ります。これにより歩行したまま認証する「ウォークスルー認証」が可能になります。

■産業用デバイスやクラウドだけでなく、iPadなど市販のデバイスやIoTデバイスでも高速動作を実現

FaceMe(R)は産業用PCやワークステーションなどの高性能デバイスだけでなく、マシンスペックが高いとはいえない市販のタブレットやスマートフォン、組み込み向けIoTデバイス等でも十分実用可能な性能を発揮するよう作られています。顔認証システムの導入に高額な専用端末を必要としません。

FaceMe(R) の製品情報はこちら:   (リンク »)

顔認証のさまざまなソリューションを紹介するマーケットインサイトはこちら:

「顔認証によるスマートバンキングの強化」、
「スマホ決済・銀行口座も顔認証でかんたん開設! eKYC技術でスマホはネット時代の身分証明になる?」など
(リンク »)

FaceMe(R) YouTube チャンネルはこちら:
(リンク »)


■サイバーリンク株式会社について

1996年に設立。台湾に本社を置くマルチメディアソフトウェアと AI 顔識別技術の世界的リーダーです。デジタルコンテンツの創作、マルチメディアコンテンツの再生、AI 顔認証エンジンなどの多岐にわたるソリューションの開発を行っており、マルチメディアからスマートリテールなどのニーズに応えています。 コンシューマー向け映像・写真編集ソフトウェア製品は、欧米をはじめ世界各国で、プロの映像制作者から一般クリエイターまで数億のユーザーを獲得しています。

日本法人であるサイバーリンク株式会社は、1998年に設立。日本のマーケットに向け、マルチメディア関連ソフトウェアの開発・販売を手がけ、主力人気商品の動画再生ソフト「PowerDVD」、ビデオ編集ソフト「PowerDirector」などは多くのユーザーに支持されています。

映像の品質に大きく影響するコーデックを中心とした多数の特許を持ち、最先端の技術への対応や使いやすさを追求した製品を開発することを目指し、この技術力をもとにして、新たに顔認証システム「FaceMe(R)」を開発。セキュリティシステム、個人認識・個人認証に最適なソリューションを提供することを通して、新しい「暮らし方」を創造しています。

サイバーリンク株式会社についての詳細は公式HPをご覧ください:  (リンク »)

■本ニュースリリースについて

本ニュースリリースに記載されている内容および製品情報については、市場動向、社会状況、経営方針の変更等により将来的に変わる可能性があります。本ニュースリリースに記載されている記載内容に関する永続的な整合性をサイバーリンク株式会社が保証するものではありません。

ここに記載されたすべての会社名と製品名は認識目的でのみ使用され、それぞれの所有者の財産です。

Copyright 2022 CyberLink Corp. 無断複写・複製・転載を禁ず。

プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
本プレスリリースは発表元企業よりご投稿いただいた情報を掲載しております。
お問い合わせにつきましては発表元企業までお願いいたします。

【企業の皆様へ】企業情報を掲載・登録するには?

御社の企業情報・プレスリリース・イベント情報・製品情報などを登録するには、企業情報センターサービスへのお申し込みをいただく必要がございます。詳しくは以下のページをご覧ください。

ホワイトペーパー

新着

ランキング

  1. セキュリティ

    「デジタル・フォレンジック」から始まるセキュリティ災禍論--活用したいIT業界の防災マニュアル

  2. 運用管理

    「無線LANがつながらない」という問い合わせにAIで対応、トラブル解決の切り札とは

  3. 運用管理

    Oracle DatabaseのAzure移行時におけるポイント、移行前に確認しておきたい障害対策

  4. 運用管理

    Google Chrome ブラウザ がセキュリティを強化、ゼロトラスト移行で高まるブラウザの重要性

  5. ビジネスアプリケーション

    技術進化でさらに発展するデータサイエンス/アナリティクス、最新の6大トレンドを解説

ZDNET Japan クイックポール

注目している大規模言語モデル(LLM)を教えてください

NEWSLETTERS

エンタープライズ・コンピューティングの最前線を配信

ZDNET Japanは、CIOとITマネージャーを対象に、ビジネス課題の解決とITを活用した新たな価値創造を支援します。
ITビジネス全般については、CNET Japanをご覧ください。

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]