テラドローン株式会社(本社:東京都渋谷区、代表:徳重 徹、以下 テラドローン)は、世界初(※1)となる「UTドローン(超音波検査が可能なドローン)」を用いた船舶点検方法が国際的な認定登録機関および船級協会(DNV)から認証を受けた事を報告いたします。
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■「UTドローン」の概要
ドローンとして初めての技術であるタンクなどの表面を壊さず板厚点検が可能な超音波探傷機能を搭載した自社製の「UTドローン」は、接触触媒(カプラント)ディスペンサーが搭載されており、飛行中でも探触子にカプラントの供給が可能であるため、効率的に検査を進めることができます。また、3つの高精度カメラが搭載されており、飛行中のドローンからの映像、またUTグラフを地上から即時的に確認することも可能です。
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■船舶点検での活用
これまでオイルタンクやボイラーなどの法定点検として活用されてきた「UTドローン」ですが、今回の認定により大型船舶の点検への活用も拡大してまいります。
従来の大型船舶などのホールド内における高所点検は、高所作業車や足場を設置して点検していました。今回の認証を受けて、当社が国内外で展開している「UTドローン」を活用することで安全性を高める事ができるだけではなく、従来ドックに入渠して行っていた点検業務を入渠することなく点検ができます。その結果、点検時や入港コスト、工数も10分の1に削減することが可能です。
■今後について
これまで老朽化が進んでいるタンク定期点検において「UTドローン」を活用し、今後需要が高まるインフラ整備・修繕にかかる点検作業の安全性の向上やコストカットを実現させるためオランダを始め日本など5か国に展開してきました。テラドローンは、今後も「UTドローン」を活用した非破壊検査の普及、そして点検業務の安全性と効率性の向上に貢献してまいります。
■ドローン点検の様子はこちらからご覧いただけます。
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(※1)Linkedin,Luiz Noronha,Head Of Section,Principal Surveyor,DNV
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(※2)特表2021-519726
■Terra Drone株式会社
2016年に創業。東京に本社を置き、全国に拠点を構え、海外においても欧州・東南アジアを中心に、ドローンや空飛ぶクルマ等のエアモビリティにおける事業横断的な開発及びソリューションを提供している。世界的なドローン市場調査機関のDrone Industry Insightsによる「ドローンサービス企業 世界ランキング2020」(※3)において、世界1位に選ばれ、2022年3月にシリーズBの資金調達を行い、累計95.1億円の資金調達を実施しました。
ドローンや空飛ぶクルマの社会実装において基盤となる、エアモビリティの運航管理分野では、世界で国家レベル含む導入数No.1であるUnifly(ユニフライ) の筆頭株主となり、世界8か国に亘る「空の運航管理プラットフォーム」を構築。三井物産株式会社、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)、朝日航洋株式会社、JR西日本イノベーションズらと共同で、大阪府の公募である「エアモビリティ統合運航管理プラットフォーム事業」に2年連続で採択されています。(運航管理に関する特許:6675537)
ドローン点検分野では従来価格と作業時間を約10分の1に削減する、自社製非破壊検査ドローン「UTドローン」の展開が加速し、石油メジャーであるシェルの欧州最大規模の製油所における点検や、世界最大手総合化学メーカーBASF、国内はINPEX等とのドローン点検の実証実験を実施。
測量分野では大手ゼネコン・建設コンサルからの案件を中心に、世界でもトップクラスとなる2,000件以上のドローン測量/点検実績がある。現在、従来価格の約3分の1を切る国内導入実績No.1の「Terra Lidar (特許:6445206, 特許6445207)」の新型モデル「Terra Lidar One」を発売。
(※3)DRONE INDUSTYRY INSIGHTS, “Drone Service Providers Ranking 2020” : (リンク »)
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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