東京(2022年10月5日発) -セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーであるKnowBe4社(本社:米国フロリダ州タンパベイ、創立者兼CEO:Stu Sjouwerman (ストゥ・シャワーマン))は、サイバーセキュリティの人的防御層に焦点を当てたセキュリティスタートアップ企業を発掘するために同社のジョイントベンチャー部門として、KnowBe4 Venturesを設立しました。
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今回の発表は、このベンチャーファンドプログラムの門戸を日本市場にも適用するためのものです。既存の大手サイバーセキュリティ・ベンチャーファンドであるElephantとTen Eleven Venturesの2社が、このプログラムを参加し、KnowBe4と協業します。
米Verizon社の2022年度版Verizonデータ侵害調査報告「Verizon 2022 Data Breach Investigations Report (DBIR)は、データ侵害の82%は人的要素が関与しているにもかかわらず、この分野に費やされるサイバーセキュリティ予算は3%未満にとどまっているとサイバーセキュリティ予算の問題点を指摘しています。このサイバーセキュリティ支出の食い違いは、人的防御分野のビジネス成長の可能性を示すものであり、KnowBe4 Venturesが人的防御層を強化・支援する革新的なスタートアップ企業へ投資する理由です。
KnowBe4のCEOであるStu Sjouwermanは、KnowBe4 Venturesファンドの立ち上げについて次のようにコメントしています。
「業種や企業規模を問わず、すべての企業や組織がサイバー攻撃と苦闘しています。この攻撃の大半は「人」を標的しています。KnowBe4 Venturesファンドの立ち上げの際に、重要視したことは、人的防御層の重要度を加速させ、セキュリティカルチャーの向上につなげることに挑むスタートアップ企業の起業家を支援することです。」
KnowBe4 Venturesファンドは、バランスシートに計上されないオフバランスシートで投資し、シードラウンドの資金提供からシリーズBまで資金提供をサポートするアーリーステージ投資に焦点を当てます。
KnowBe4 Venturesは、以下のようなスタートアップ企業に投資します。
サイバーセキュリティの人的防御対策に取り組んでいる、またはKnowBe4の製品とインテグレーション実績を持つスタートアップ企業
積極的な資金調達を行っており、リードインベスターが特定されているスタートアップ企業
製品が市場に投入されていて、初期の顧客引き合いを有しているスタートアップ企業
裏付けされた明確な財務戦略、事業単位あたりの採算性を示すユニットエコノミクスでの健全性を有することに加えて長期的な成長ポテンシャルが見込めるスタートアップ企業
KnowBe4 Venturesの現時点での投資先企業としては、Adlumin、LUMU Technologies、EasyDMARCなどが含まれています。
KnowBe4 Venturesについてさらに知りたい方は、 www.knowbe4.com/knowbe4-ventures(英文)をアクセスしてください。または、KnowBe4 Japanまで、メール(Info@knowbe4.jp)または電話(03-4586-4540)でお問い合わせください。
<KnowBe4について>
KnowBe4 (NASDAQ:KNBE) は、セキュリティ意識向上トレーニングとフィッシングシミュレーション・分析を組み合わせた世界最大の統合型プラットフォームのプロバイダーです。KnowBe4は、IT/データセキュリティ・エキスパートであるStu Sjouwerman(ストゥ・シャワーマン)によって2010 年8 月に米国フロリダ州タンパベイで設立され、セキュリティの「人的要素:ヒューマンエラーの克服」にフォーカスして、ランサムウェア、CEO攻撃/詐欺、ビジネスメール詐欺(BEC)を始めとする巧妙化するソーシャルエンジニアリング手口などの社員ひとり一人のセキュリティに対する認識を高めることで、「人」を狙うセキュリティ脅威から個人、組織、団体を防御することを支援しています。世界で最も著名なサイバーセキュリティ・スペシャリストであるKevin Mitnick(ケビン・ミトニック)がCHO(Chief Hacking Officer)を務めています。同氏のハッカーの視点に立った知見をベースにKnowBe4のトレーニングプログラムは組み立てられています。2022年7月現在、5万2千社を超える企業や団体がKnowBe4を採用して、防御の最終ラインとして「人」による防御壁を構築しています。KnowBe4についてさらに知りたい方は、www.knowbe4.jp をアクセスしてください。
プレスリリース提供:PR TIMES (リンク »)
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