スノーボーダーに向けて、乳がんのセルフチェックを促すバスルームカードを無料配布 Burton 乳がん啓発活動を展開

バートンジャパン合同会社

From: PR TIMES

2022-10-11 17:30

Burton.com #Winter2023Burton



 Burtonは、ピンクリボン月間である10月に、スノーボーダーに向けて乳がんのセルフチェック等を啓発する活動を展開いたします。

 日本における女性のがん罹患数の中で、乳がんは最も高い22%*1を占めており、年代別でみても、乳がんの罹患率は30歳台後半から増加し始め、40歳台後半から60歳台後半でピークになる*2、非常に身近ながんと言えます。一方で、診断から5年後の相対生存率が90%以上*2と他のがんと比べると高く、早期発見・早期治療が大切であるとも言われています。自分で見つけることも可能なため、日常生活におけるセルフチェックや定期検診が非常に重要であると同時に、罹患後の人生が長いがんでもあるため、QOL(=Quality Of Life)の向上も重要視されています。
*1:公益財団法人がん研究振興財団「がんの統計2022」
*2:国立研究開発法人国立がん研究センター がん情報サービス

 Burtonでは、このピンクリボン月間において、ご自宅の浴室でのブレスト・アウェアネス(乳房を意識する生活習慣)を促すオリジナルのバスルームカードを、認定NPO法人 J.POSHの監修のもと制作。 10月11日(火)より、札幌、原宿、大阪、長野のBurton Flagship Storeにおいて商品をご購入いただいたお客様に無料配布する他、Burton.com にてご購入いただいた方にも、商品と合わせてお届けいたします。各ストア内では、Burtonのグローバルチームライダーであり、乳がんに罹患・克服したのち、現在でもプロスノーボーダーとしての活動を続けるキミー・ファサニ(Kimmy Fasani)をキービジュアルとしたディスプレイを展開。そして、キミーのシグネチャー・プロダクトである最新の[ak]コレクションを、 10 月27日(木)よりストアおよび Burton.com にて本格的販売開始。売り上げの一部を、キミーが設立したベンチェトラ・ファサニ基金(BFF)への寄付や乳がんの啓蒙活動に使用していきます。
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なぜそのアスリートは、乳がんと戦いながらもプロ活動を続けるのか?

 Burtonのグローバルチームライダーであるキミー・ファサニ(Kimmy Fasani)( (リンク ») )は、1984年4月25日生まれの38歳。2人の男の子の母親であり、プロスキーヤーの夫を持つ彼女は、女性プロスノーボーダーのパイオニアとして、数々の常識を覆してきました。

 カリフォルニア州マンモスレイクをホームタウンとして活動を展開するキミーは、これまで数多くのスノーボードフィルムを残し、そのライディングスタイルを世界に発信してきたトップアスリートです。同時に、子育てとプロスノーボーダーとしての活動の両立を実現したことでも、開拓者として語られる所以です。キミーの決意を後押しするために、Burtonもプロ契約内容を変更。妊娠中の契約ライダーをサポートする、以下のような新たなルールが設けられました。
Burtonは、妊娠を病状とは見なしません。
Burtonは、妊娠や出産を理由に、基本報酬の一時的支払い停止や減額をすることはしません(24週間: 6ヶ月)。
Burtonは、ライダーが妊娠した場合、契約上の義務における合理的配慮について話し合いをします。
Burtonは、妊娠や出産を理由に契約解除することはしません。
Burtonは、授乳期間中の移動に必要な付添人の航空券、または同等の費用を負担します。
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 妊娠中も雪山で活動を続け、子供が生まれてからも遠く海外へファミリーでトリップするなど、その影響力は計り知れないキミー。そんな彼女がセルフチェックで自らの乳房に違和感を感じたのは、2021年11月のこと。

-以下、キミーのブログより抜粋

以前から右の乳房が大きかったのですが、2人目を出産した直後、乳管が詰まったことがあったのです。7ヶ月前、右の乳房に繊維状のしこりができていました。授乳による乳房の変化はよくあることで、そのしこりも組織の一部だと考えていましたし、乳がんの検査で教えられてきたものとは別物だと思っていました。Boarding for Brest Cancer(乳がん撲滅のためのスノーボーダーによる団体)のアンバサダーとしても活動していたので、あのしこりは例外として疑いもしませんでした。ただ、日常的にセルフチェックをしているので、今回のしこりは7ヶ月前のものとは違うとわかったのです。

マンモグラフィーと超音波検査を受け、その後の健康診断の結果、医師は炎症性乳がん(IBC)の可能性が高いと言いました。乳房が少し赤くなって肥大していたこと、目立つ塊があったこと、リンパ節が腫れていたこと、そして乳房の皮膚がオレンジの皮のようにくぼんでいたこと、IBCと診断されるには十分な判断材料が揃っていました。次の日には複数の生検を受け、病理検査の結果、ステージ3のIBCだと診断されました。

たったの3日間で、私の人生は180°変ってしまいました。食べる物に気を遣い、ヘルシーでアクティブな38歳の女性。だけど、がんにとってはそんなこと関係なし。その後、6回の化学療法をはじめ、乳房切除手術や30回の放射線照射など、想像を絶するような治療計画が立てられました。

私にとって、山は幸せの場所です。でも治療を進めるため、先シーズンはスノーボードと向き合う時間もエネルギーもありませんでした。そして、少しずつ絶望感が襲ってきたのです。

自分を見失い、希望を失いかけていたキミー。そんな彼女の心のケアのために家族や仲間が用意してくれたのは、山でのスノーボードの時間でした。


雪山でも日常生活でも、しっかりと自分と向き合うことを

 2022年3月、化学療法を終えたキミーは、カナダのバルドフェイスへのトリップへ出発。そこで待っていたのは、ダニー・デービスやケリー・クラーク、アンナ・ガッサー、ゾーイ・サドウスキー・シノット、マーク・マクモリス、そして平野歩夢といったBurtonのチームメイトたち。ブリティッシュコロンビアの静かな森のなかで、これまでと同じように、雪山の中で自由に解き放たれたキミー。トリップを終えたときには、残りの治療をやり切るためのエネルギーに満ちあふれていたと彼女は話します。

乳がんと診断されてからの10ヶ月は、本当にあっという間でした。今思えば、あの日のセルフチェックが私の命を救ってくれたのです。そして、バルドフェイスへのトリップは、自然との触れ合いこそが最高の治療であることを証明してくれました。現段階での治療は全て終了し、家族やBurton、自然から受けるサポートに心から感謝しています。この経験を活かすべく、自然と共に病と闘う人たちのため、ベンチェトラ・ファサニ基金(BFF)を立ち上げることにしました。

もし今あなたが乳がんと闘っている、もしくは何かしらの治療が必要な状況であれば、外に出て自然と触れ合ってみてください。体や心にとって、自然以上の良薬はありません。雪山でも日常生活でも、自分自身としっかり向き合うことも忘れないでください。

自らにとって幸せの場所である山とスノーボードにパワーを預かり、これからも活動を続けていくキミー。自分自身と向き合うことの重要性を、彼女らしいスタイルで、これからも表現し続けていくことでしょう。
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[ak] Kimmy Fasani コレクション


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 妊娠しても、子供が生まれても、そしてがんを患っても、プロのスノーボーダーとして第一線で表現し続けるキミー。そんな彼女とのコラボレーションによってデザインされた、最高峰のプロダクトが10月27日より本格的に販売開始。売り上げの一部を、ベンチェトラ・ファサニ基金(BFF)への寄付や乳がんの啓蒙活動に使用していきます。

▼アイテムはこちら( (リンク ») )

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ウィメンズ [ak] キミー GORE-TEX 3L ストレッチジャケット
¥ 64,000 (税込 ¥ 70,400)
サイズ:XS, S, M, L, XL

ディープパウダーやバックカントリーを攻める日にぴったりの1着です。
3レイヤーのシェルデザインは、風雪をシャットアウトするだけでなく、ストレッチの効いた素材に柔らかい起毛裏地を組み合わせることで、馴染みやすく自然な感触に仕上がっています。ピットジップやジップアウト式のスノースカートなど、バックカントリー対応のディテールが満載。ライディング中もスキントラック中も、快適でドライな着心地を約束します。


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ウィメンズ [ak] キミー GORE-TEX 3L ストレッチビブパンツ
¥ 64,000 (税込 ¥ 70,400)
サイズ:XS, S, M, L, XL

ライトウェイトで透湿性と伸縮性に優れたGORE-TEX素材のビブパンツ。動きやすさは抜群で、ディープコンディションのバックカントリーでも快適に過ごせます。
超軽量&高透湿なストレッチGORE-TEX 3レイヤー素材を使用し、全ての縫い目にはGORE-SEAM(R)テープ加工が施されています。さらに、ハイキングやスプリットボーディング、スノーモービル、ライディングなど、様々なのシーンにおける動作性を最大限に引き出す立体裁断も採用。必要な小物はすべて胸ポケットアレーにすっきり収納。さらに、ビーコンクリップとメディアポケット付き。
サスペンダーシステムにはドロップシート構造を採用しています。


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ウィメンズ [ak] キミー GORE-TEX 2L アノラックジャケット
¥ 45,000 (税込 ¥ 49,500)
サイズ:XS, S, M, L, XL

悪天候でも安心の一着。快適なレイヤリングを追求した二重シェル素材を使用し、ストームにも耐えるシェルを実現。変わりやすい天候に対応するために、耐水ジップや脇のベントなどの細かいディテールが大きな違いを生み出します。
ビブパンツの胸ポケットに手が届きやすい長めのジップを採用。キミー ビブパンツと合わせれば、キミー・ファサニとのコラボレーションでデザインしたキットが完成します。

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ウィメンズ [ak] キミー GORE-TEX 2L ビブパンツ
¥ 50,000 (税込 ¥ 55,000)
サイズ:XXS, XS, S, M, L, XL, XXL

スノーボーダーのリスペクトを集めるバックカントリーライダーたちのアイデアを詰め込んだビブパンツ。厳しい天候でも快適に過ごせるバックカントリー仕様のディテールを備えています。
アクセシビリティを損なうことなく、雪をシャットアウト。洗面所のないバックカントリーでも用を足せるジップアウトシートをはじめ、キミー・ファサニの要望に合わせた機能を装備。
ライディング中だけでなくトレイル中も快適で、視認性が高く、ドライな着心地が持続します。


 Burtonの活動の全ては、ブランドが掲げる「パーパス」に基づいています。山をフィールドとして楽しむスノーボードのブランドとして、「人」、「地球」、そして「スノーボード」のためにできることは何か?を常に追求し、行動に移しています。今シーズン展開されているプロダクトの一つ一つにも、それらの想いが込められています。


Burtonのパーパスについて

私たちが目指す未来は明確です。
関わる全ての人々にポジティブな影響を与えること。
環境への負荷を最小限に抑えること。
そして、思いっきりスノーボードを楽しむことです。

人々のために
人々を尊重するということは、公正な賃金を支払い、責任ある調達を徹底し、誰もが歓迎されるコミュニティを築くことです。

地球のために
環境への負荷を最小限にする。そのために必要なことは、CO2の排出量を削減し、地球や人々にとって安全で、かつ長く使えるプロダクトを作ることです。

スノーボードのために
私たちの使命は、スノーボードの未来を守り、誰もがライディングを楽しめる世の中にすることです。

2025ゴール
クライメートポジティブに向かって

私たちは、2025年までのクライメートポジティブ達成を目指します。
そのために、SBT(Science Based Targets) に沿ってカーボンフットプリントを削減し、
その排出量を相殺するための投資を行い、そして気候変動を引き起こす構造レベルでの変革を提唱します。

BurtonはBコーポレーション認証企業

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「B Corporation(Bコーポレーション)」= 「B Corp(Bコープ)」とは、米国の非営利団体
B Labがおこなっている、社会や環境に配慮した公益性の高い企業に対する国際的な認証制度。
Burtonは、スノーボードカンパニーとして初めて、2019年に認証を取得しました。



Burtonについて

ジェイク・バートン・カーペンター( (リンク ») )は、1977年にアメリカ・バーモント州のガレージでスノーボード作りを始め、Burton Snowboardsを設立。以後、生涯をスノーボードに捧げました。Burtonは、創業時より画期的なプロダクトライン、リゾートに対する草の根的努力、そしてトップレベルのチームライダーにより、スノーボードを裏山での遊び道具から、ワールドクラスのスポーツへと成長させることにおいて、極めて重要な役割を果たしてきました。現在は、スノーボードギアとアウトドアに関連する業界トップのプロダクトをデザイン、製造しています。アウトドア/ウィンタースポーツ業界のサステイナビリティ・リーダーとして、スノーボードの企業として世界で初めてB-Corp認証を取得しました。Burtonはドナ・カーペンターにより所有されているプライベートカンパニーで、アメリカ・バーモント州バーリントンに本社、オーストリア、日本、オーストラリア、カナダ、中国にオフィスを置いています。詳しくはwww.burton.comをご覧ください。

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